【白銀の黒帝：18】嗜虐の魔王

2章：嗜虐の魔王編

嗜虐の魔王降臨

それは突然と起こる。　天災、災害が突然とにたようなものだ。

ここは、海洋国家の王宮。　
その日突如として、王宮の警報が響きわたる。

護衛兵士達と共に国王に事態を知らせに来た兵士。
「男性と女性2名が、異形のオーク100体と牛頭で身体は人型が50体ほど、突如王宮に現れ襲撃しています。」
「オークについては騎士団と魔法部隊が交戦していたのですが、拘束され女性はオークの餌食に。　男性は。。」と言葉をつまらせる。
「国王、今すぐ退避を」という近衛兵に、「王妃、王女それに王子は？」ときく国王。
「今頃、既に、退避しておられるかと」という近衛兵だ。

国王が隠し通路を移動しながら、現状の報告を聞いている。
「そうか、民の避難状況は？」
「それが、まったく状況が」という近衛兵。

すると、目の前に、長めショートで黒髪に容姿は端麗で切れ長の瞳に瞳の色は赤く、身長は195cmのスタイルが良い男性で黒のパンツに胸元の開いたシャツをきている。　女性のほうは、長いストレート黒髪で妖艶でセックスアピールのある体型で、服装は胸元のあいたタイトの黒のスカート丈が異常に短く今でも下着がみえそうで、素足で黒のピンヒールをはいている。

「王様、どこに行くのかな？」と男が笑みを浮かべながらいう。
「貴様！」と近衛兵たちが剣を抜いてむかっていくが、突如出現したイバラで拘束されるのだった。
1人拘束から逃れている国王。
「君たち、邪魔だからおとなしくしてね」って男が言う。
女性が、拘束している騎士たちに近づきながら各自の顔を指でなぞってさわってる。
「ねぇ、魔王様、この世界の人間って結構いい男多いのよね」って甘い声でささやいている。
「リューチェ、いつもいっているよね。　楽しみは最後にとっておくものだってね。」って、魔王と呼ばれた男がリューチェの腰に手を廻していう。
「あん。もう、それだけで濡れちゃいますわ」と場違いな発言のリューチェだ。

「魔王だと！　貴様らはいったい何ものじゃ」と威厳を保ったままいう国王だ。
「そう、私は嗜虐の魔王といいます。　以後お見知りおきを」
「嗜虐の魔王が、わが国に何用だ？」
「王様に、交渉しにきたんですよ」
「交渉？」
「そう、交渉です。　一緒に謁見の間に」とリューチェが国王を拘束しながら謁見の間につく嗜虐の魔王。