上 下
3 / 23
1章:少年期

暗殺されるのか?

しおりを挟む
ここ何日か、食事に微弱だけど毒が混じってた。 
いつかはこんな日がくると思ってたから、準備じゃないけど覚悟していた。 前世で、散々毒盛られたし、王太子になる前に、魅了とか媚薬とか、少量の毒に対しての耐性をつけさせられてるお陰で、現世も幸いそれは引き継がれていて猛毒じゃないかぎり効かないけど弱ったふりだけしとく。

フリッツ、君は敵だね。 もともと敵だと思ってたけど。

その日の夜、俺が食後具合悪いふりして寝たふりだ。
「ようやく、この任から開放されて、明日からはカミル殿下の従者だ」ってフリッツがボソって言ったの聞こえた。

会ったこともない、双子の兄の名前は、アヒムだ。 王子1人と言うのは何かあった時スペアがいる。 その時のために生かされていた。 きっともう1人生まれていて、3歳か5歳になったんだろう。 幼児の死亡率は高い。 5歳の時死ななかったのも偶然だ。 たいした看病もされてない。

悪いけど、フリッツ、俺の身代わりになってもらおう。
フリッツが部屋でて、監視は先に別邸から出ていった。 いつも通りだ。 
その後、フリッツが別邸を離れるところで、「うぐぅ」って言って気絶させて、俺のベットへ寝かせておいた。

気配を隠してたら、3人くらいの大人たちが来て、フリッツをずた袋に入れて抱えていく。 変わりに、俺を模した人形ってか精巧な作りのを寝かしてる。


…うん? 暗殺じゃなくて拉致。。
気づいてないようで、距離を開けて後を追う事にする。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

姫騎士様と二人旅、何も起きないはずもなく……

踊りまんぼう
ファンタジー
主人公であるセイは異世界転生者であるが、地味な生活を送っていた。 そんな中、昔パーティを組んだことのある仲間に誘われてとある依頼に参加したのだが……。 *表題の二人旅は第09話からです (カクヨム、小説家になろうでも公開中です)

【完結】異世界に召喚されて勇者だと思ったのに【改訂版】

七地潮
ファンタジー
インターハイで敗退し、その帰宅途中、 「異世界に行って無双とかしてみたいよ」 などと考えながら帰宅しようとしたところ、トラックに跳ねられ本当に異世界へ召喚される。 勇者か?と思ったのに、魔王になってくれだと? 王様に頼まれ、顕現して間もない子供女神様に泣き落とされ、魔族を統べる魔王になる事に。 残念女神が作った残念世界で、何度も何度も凹みながら、何とかやって行ってる、男子高校生の異世界残念ファンタジー。 ********** この作品は、2018年に小説家になろうさんでアップしたお話を、加筆修正したものです。 それまで二次制作しかした事なかった作者の、初めてのオリジナル作品で、ノリと勢いだけで書き上げた物です。 拙すぎて、辻褄の合わないことや、説明不足が多く、今回沢山修正したり、書き足したりしていますけど、修正しても分かりづらいところや、なんか変、ってところもあるでしょうが、生暖かい目で見逃してやってください。 ご都合主義のゆるふわ設定です。 誤字脱字は気をつけて推敲していますが、出てくると思います。すみません。 毎日0時に一話ずつアップしていきますので、宜しくお願いします。

転生したら、なんか頼られるんですが

猫月 晴
ファンタジー
旧題:転生したら、なんか頼られるんですが。俺は楽しんでいただけですよ? ブラック企業に勤めていた会社員の江崎塁。彼は、帰宅途中交通事故に遭って死亡したことを、謎の白髪の少女に告げられた。 矢継ぎ早に自身が転生することを告げられ、訳の分からないまま気を失う。 次に目を覚ましたのは、知らないはずなのに、どこか見覚えのある高級そうな部屋だった。 なんと江崎塁は、エルティードという名の幼児に転生したのだった。 魔法の使える世界で楽しく、時にはトラブルに巻き込まりして過ごす中、いつしかエルティードは頼られるようになっていく。 ※書籍の続きは聖女編からとなっております。

睡眠スキルは最強です! 〜現代日本にモンスター!? 眠らせて一方的に倒し生き延びます!〜

八代奏多
ファンタジー
不眠症に悩んでいた伊藤晴人はいつものように「寝たい」と思っていた。 すると突然、視界にこんな文字が浮かんだ。 〈スキル【睡眠】を習得しました〉 気付いた時にはもう遅く、そのまま眠りについてしまう。 翌朝、大寝坊した彼を待っていたのはこんなものだった。 モンスターが徘徊し、スキルやステータスが存在する日本。 しかし持っているのは睡眠という自分を眠らせるスキルと頼りない包丁だけ。 だが、その睡眠スキルはとんでもなく強力なもので──

世界最強の勇者は伯爵家の三男に転生し、落ちこぼれと疎まれるが、無自覚に無双する

平山和人
ファンタジー
世界最強の勇者と称えられる勇者アベルは、新たな人生を歩むべく今の人生を捨て、伯爵家の三男に転生する。 しかしアベルは忌み子と疎まれており、優秀な双子の兄たちと比べられ、学校や屋敷の人たちからは落ちこぼれと蔑まれる散々な日々を送っていた。 だが、彼らは知らなかったアベルが最強の勇者であり、自分たちとは遥かにレベルが違うから真の実力がわからないことに。 そんなことも知らずにアベルは自覚なく最強の力を振るい、世界中を驚かせるのであった。

おっさん聖女!目指せ夢のスローライフ〜聖女召喚のミスで一緒に来たおっさんが更なるミスで本当の聖女になってしまった

ありあんと
ファンタジー
アラサー社会人、時田時夫は会社からアパートに帰る途中、女子高生が聖女として召喚されるのに巻き込まれて異世界に来てしまった。 そして、女神の更なるミスで、聖女の力は時夫の方に付与された。 そんな事とは知らずに時夫を不要なものと追い出す王室と神殿。 そんな時夫を匿ってくれたのは女神の依代となる美人女神官ルミィであった。 帰りたいと願う時夫に女神がチート能力を授けてくれるというので、色々有耶無耶になりつつ時夫は異世界に残留することに。 活躍したいけど、目立ち過ぎるのは危険だし、でもカリスマとして持て囃されたいし、のんびりと過ごしたいけど、ゆくゆくは日本に帰らないといけない。でも、この世界の人たちと別れたく無い。そんな時夫の冒険譚。 ハッピーエンドの予定。 なろう、カクヨムでも掲載

本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。

なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。 しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。 探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。 だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。 ――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。 Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。 Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。 それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。 失意の内に意識を失った一馬の脳裏に ――チュートリアルが完了しました。 と、いうシステムメッセージが流れる。 それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!

おウ魔王のごくごく平凡なダンジョン作成記 〜だから勇者さま、後生ですから、くれぐれも討伐には来ないで下さい〜

スィグトーネ
ファンタジー
 馬モンスターのチャンスコネクター号は、緊張していた。  すでに就職活動で12連敗している彼にとって、今回の面接は決して失敗は許されない。  なぜ、それほどまでに彼が苦戦しているのかと言えば、最近の魔王たちは、採用人数を大きく絞っているからである。  近年ゴーレムの性能が上がっているため、少ない人員でもダンジョンを管理できてしまう。  魔王たちは、如何に少ない人員でダンジョンを運営するかを自慢しはじめており、巷ではコスパの良いダンジョンが持てはやされている。  だから、チャンスコネクター号も、今回の魔王に不採用と言われてしまうと、モンスター街の有力魔王で頼れる者がいなくなってしまう。  彼は緊張しながら待機していると、魔王の秘書がドアを開け……チャンスコネクターの名を呼んだ。 ※この物語はフィクションです。 ※また、表紙絵や物語の中に登場するイラストは、AIイラストさんで作成したモノを使っています。

処理中です...