【白銀の黒帝：13】魔道国家の留学生

2章：潜入編

食堂に到着した

迷宮都市の俺の拠点、『ボブの食堂』についた俺たち。
各自部屋に、荷物って対してないが、久しぶりの各自の部屋を確認した。
ギールは初めての部屋に荷物を置きにいったようだ。

その後は、食堂に集合。　今、リンの淹れてくれたコーヒーで一息中。
もちろん、俺はタバコに火をつけて一服もしてる。

「今回は急だかんなぁー。　何百年ぶりかもわかんねぇーし、とりあえず来たって感じだな」って俺。　報告聞いてすぐ来たからな。
「だぞ。　んで、これでおれ4度目だぞ、学園いくの。　でも今回はしかたないんだぞ」ってちょっと不貞腐れてるけど、納得してるようだ。
「しょーがねぇーだろ、おめぇーが一番適任者なんだしな」
「シュンさんも、たまには一緒に行こうなのだぞ」
すんげぇー嫌。
「シリル、シュンは女嫌いだ」ってリン。　そう、俺はリン以外の女はみんな、臭いと感じるから、女のいる所にもいたくないし、行きたくもない。　なぜ、リンが平気かって、なぜかリンは俺にとっては無臭だからだ。
「そうだったぞ。　んじゃぁ、リンさん行こうなのだぞ」ってシリルが、リンにせがんでる。
そう来たか。
「われはカフェをやる」って速攻断るリン。　まぁ、リンも学園には飽き飽きしてるしな。
「魔王様、あきらめてください。　任務ですよ。」ってギールがなだめてる。
「わかってるぞ。　ただ、1人は嫌だっただけだぞ。　もう、行けばいいんだぞ」ってちょっと不貞腐れてるシリル。　ギールは擬態で見た目年齢25歳ぐらいだし、もういい大人だ。　それに、ギールはカフェの店員っている役割があるからな。

「とりあえず、明日以降のことな。　まさか、魔導国家がこんなに変わってるとは思ってなかったしよ、迷宮都市もかわってぇーけど、俺らはとりあえず食堂しながら情報収集で、シリルは学園はいって、傍観な。　明日は、ギールは、学園入学に関しての情報収集で、俺とリンは商会だろ、んで、シリルは、ギルドに行って本カードに切り替えだな。　って、俺たちも同行するけどな」って告げた俺。

さっきも言ったが、報告聞いてから、すぐに人間社会に来たから今回は詳細な情報収集ができてない。
そんな俺の言葉に、みな頷いて同意した。


その日の夕食は、シリルの機嫌をなおすというよりも、シリルのリクエストで、ハンバーグになった。
その後は、俺とシリルは軽く模擬戦して、あとは遊技場で遊んだ。