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4章:俺たちの世界

ジョシュア、最後の日

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ジョシュアが邪神界に帰る日が翌日となった、最後の日。
ジョシュアにどうしたいと聞いたところ、俺の秘密の隠れ家にいきたいという事で、湖に小舟をうかべて、釣りをしている。 釣りもジョシュアがしたいっていうからしてるんだぞ。

「ジョシュアは、女を知りたくて下界にきたんだぞ。 最後はお気に入りの子と会わなくていいのかだぞ」と餌のない釣り糸をたらしながら聞くた。
「うん、彼女とは昨夜セックスしまくったんだ。 お別れもしたからいいんだ」
する事はしたって事かだぞ。
「だったら、みんなで会うでもよかったんじゃないかだぞ」
「シリルは、1人でいるか、複数でいるかのどっちかだ。俺がわがままいわないと2人で一緒にいないからだ」って言われたぞ。
「お、つれた」といいながら「そういや、誰か1人と一緒にいる事ってなかったぞ。」って俺。 
「だからだ」といって「おおー、初めてつれた」と魚を見せるジョシュアだ。


その後は、2人で森の間引きをしたり、外で、釣った魚を調理して、食べたりと、まったりな時間を過ごすのだった。

夜になり、ジョシュアが眠そうだ。
「ジョシュア、もうねるんだぞ」
「一緒にねよう」って言われて即答で「おれ、嫌だぞ」って言ってやった。
「おねがいだ。 いっしょに寝たいんだ」と嘆願するジョシュア。
「抱き着いてくっるんじゃないんだぞ」
「うん、わかった」ってなんか嬉しそうだぞ。 もう、俺どうでもよくなってきたぞ。
「俺、女でさえ一緒にねたことないぞ」と項垂れて、「おれの黒歴史だぞ」ってぼそっといっておいた。
そんな俺の愚痴なんて聞いてないジョシュアだぞ。
「着替えてから部屋にくるんだぞ」というと、「うん、すぐいくぞ」って言って、俺のツリーハウスのゲストルームにむかうジョシュアだ。

俺も俺の部屋で寝間着に着替えて、布団の中に入って、読書をし始めるのだった。

◇◇◇
俺が読書し始めて数十分経過。
「うん、自分の部屋でねたのかだぞ」と独り言をいいながら、読書を続けると、ドアが開くのだった。 
俺は本をよみながら「ジョシュア、寝たんじゃないのかだぞ」というと、「ジョシュアには寝てもらった」って女性の声だぞ。

どういう事だぞ。
「お前だれだぞ」って俺は本閉じながら聞いた。
「我はジャーサ、元邪神だ。 警戒しないでほしい」といって、ベットに座るのだった。
ジャーサと名乗った女性は、漆黒の長い髪に、瞳の色は山吹色で、身長はジョシュアと同じで178CMでスタイルはよく容姿も絶世の美女でだれもが見惚れる容姿だった。 

俺、俺は特にきにしないぞ。
「元邪神がなんで現れるんだぞ。 てか、邪神は代々男だとジョシュアがいっていたぞ」
「我の記憶は封じこめられているから、記憶としてうけつがない。 女の邪神は我だけで、100年ぐらいしか邪神としてもいなかったしな。 他の神も我の存在はしらない。」
「で、なんで俺の前に現れるんだぞ。」
「我をみても、恐れぬし、見惚れないのだな」と言われたぞ。
「それはないぞ。 殺気をはなたれれば、殺すだけだぞ」って言っておいたぞ。 といっても俺じゃ、邪神は殺せないんだぞ。 なんせ、俺には神力がないからだぞ。
「そうきたか。 だからだ。 ジョシュアが暴走した時に、眠りから覚めてな。 お主をみていた。 死ぬかもしれぬのに、楽しそうだった。」
「楽しかったのは楽しかったぞ。 で、それがなんだぞ」
「簡単だ。我はお主に惚れた。 我を抱いてほしい」というのだった。

なんで、そうなんるんだぞ。
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