29 / 62
3章:異世界の学園
入学初日が終わって
しおりを挟む
学園から食堂の中庭に転移したシリルとジョシュア。
「ただいまなのだぞ」っていつも通りシリルの声だ。
俺シュンとリン、ベリアルが配膳をしてあって、すでに昼食の用意ができていた。
シリルとジョシュアは魔術で私服に着替え、部屋に荷物をおき、全員そろって昼食を食べる。
「ジョシュア様、入学式はいかがでした?」ってベリアルだ。
「あれは眠いんだ。 ねたんだ」
「あー、あれは寝るもんだ」っていう俺に、リンも「ああ、寝る」と同意する。
「自己紹介ってやつ楽しみにしてたのに、なかったんだ。」ってジョシュアの奴は残念そうだ。
「あれは、すげぇー面倒なんだよ。 ないっていい事だ」って俺。 本当、周りはうざいし面倒だ。
「ああ、いちいち反応されると厄介だ」というリン。 そうそうって顔してシリルも頷いている。
「そうだったのか。 でも、自己紹介なかったから、前に座ってたやつに声かけたんだ」ってジョシュアの奴、嬉しそうに言っている。 よく声かけたな。
「シリル、よく、おめぇーがジョシュアをおいて帰ってこなかったな」
「帰りたかったぞ、ジョシュアが服つかんではなさなかったぞ」ってシリルのやつ不貞腐れてる。 そういう事か。
「だってだ。 声かけて、無視されたら嫌だったからなんだ。 シリルぐらいだ、おれが声をかけて無視するの。 だからつかんだんだ」
「ジョシュア、シリルは興味ないことは聞いてぇねーんだよ。」って俺
「シュンもだ」ってリンに突っ込まれた。 リンもじゃねぇーか。 俺やシリルよりはまだましか。
「それで、無視されたんですか?」と話題を戻すベリアルだ。
「なんか、すごく驚かれたけど、ちょっと話したんだ。 確か、女の子が2人で、ヘナとララっていう名前で、男がえーとルカスっていう名前なんだ」
「名前をおぼえてるのかだぞ。」ってシリルが驚いてる。
「シリルは覚えてないのか?」
「うん、興味ないから覚えてないぞ」
「な、ジョシュア、シリルはこうだから、あんま無視されても気にすんな」って俺が言っておく。
「最近は、ジョシュアが声をかけてきたら反応するようにしているぞ。 その後がしつこいからだぞ」ってシリル。
へぇ~、シリルが珍しいな。
「しつこいって、どうなるんだ?」って俺が聞いたら、
「反応しないと、ジョシュアのやつ、抱き着いてくるんだぞ。 嫌だぞ。 避けても、反応するまで抱き着こうとするんだぞ」
「一回、シリルにだきついたんだ。 そしたら、ほっぺたがやわらくてきもちいんだ。 だから、シリルが無視すると抱き着くようにしたんだ」ってジョシュアだ。
「ジョシュア、あんまりシリルに抱きつこうとすんな。 魔族達もすぐ抱き着こうとするから、シリルさけるんだ」って俺がいうと、
リンも「ああ、でも魔族はわきまえてるから、シリルが1度さけると抱き着くのを諦める。 ジョシュアも気をつけろ。 そのうちにシリルがきれて暴走する」
「どうなるんだ?」ってジョシュアの奴が不思議そうな顔している。
「全魔力解放して暴れるか、または、誰もこない場所に逃げるな」って俺がいうと、リンが遠い目をしながら「逃げる時まだいい。暴れると、どっかの大陸が消えるな。」といいう。確かに。
「ああ、あんときは、大陸消える前に半島だけで終わったな」って俺。
そうそう、シリルがマジ切れして暴れた事があって、魔界の半島が一個消えた。
四天王に、緊急で呼び出されて俺らが止めにはいったんだったな。 なんて思い出してたよ。
「シリルの師匠は、昔、八つ当たりで山二個と半島けしたがな」ってリン。 それ、思い出したくないからやめてくれ。
「うーん、世界が消えないだけまだいいが、この世界はまだ壊れたらこまるんだ。 気をつけるよ」というジョシュアだ。
滅多に、シリルがキレる事はないが、しょうもない理由で暴走させられると、結局、止めに行くのは俺だから勘弁してほしい。
「お、シュンさん、ここの魔術書、もう読んだかだぞ?」ってシリル。
たくよ、お前の会話してたのに、途中からスルーかよ。 まぁ、そういうやつだけどな。
「半分以上はよんであんぞ。 お前もよむか?」
「授業中に読むから貸してほしいのだぞ」って言われて、俺が次元ボックスから30冊ほどだし「つかわねぇーけど、知っとくといいぞ」といって渡すのであった。
「授業中に読むってどういう事だ?」ってジョシュアだ。
「授業を聞けばわかる」ってリン。 確かにその通りだな。
「うん、わかったんだ」
◇◇◇
その後は、俺は、シリル、ジョシュアと夕食の準備まで模擬戦してた。
シリルは、その後は部屋で読書をして過ごし、ジョシュアは授業を楽しみにベットでゴロゴロしているのであった。
その日の夜、俺とリンはセックスした後、
「シリルが、珍しいな。」ってリンが言ってきた。
「あー、男に抱き着かれるとはな。 それに、ジョシュアの面倒よくみてぇんだ、あいつ」って俺がタバコに火をつけて一服。 シリルが抱き着かれるって、さすが邪神だな。
「いや、ジョシュアがシリルになついてないか?」ってリン。
「確かにな。 シリルの言う事は素直に聞くしな。 そういや、ジョシュアにしたら、部下以外で一緒にいんのシリルだもんな。 シリル、巻き込んでよかったな。」って俺はニヤリ笑った。
「シリルがいれば、シュンも楽しいからつれてきたんだろ」ってリンに突っ込まれた。
「あたりめぇーだ。 シリル、おもしれーもん」といってタバコの火を消して、またリンとセックスし始めた。
シリルには悪いが、俺とリンだけだったらジョシュアを速攻、邪神界に連れ帰っていたな。
学園とか行きたくないし、いくら自由にしてやりたいといっても、付き合いきれないからな。
「ただいまなのだぞ」っていつも通りシリルの声だ。
俺シュンとリン、ベリアルが配膳をしてあって、すでに昼食の用意ができていた。
シリルとジョシュアは魔術で私服に着替え、部屋に荷物をおき、全員そろって昼食を食べる。
「ジョシュア様、入学式はいかがでした?」ってベリアルだ。
「あれは眠いんだ。 ねたんだ」
「あー、あれは寝るもんだ」っていう俺に、リンも「ああ、寝る」と同意する。
「自己紹介ってやつ楽しみにしてたのに、なかったんだ。」ってジョシュアの奴は残念そうだ。
「あれは、すげぇー面倒なんだよ。 ないっていい事だ」って俺。 本当、周りはうざいし面倒だ。
「ああ、いちいち反応されると厄介だ」というリン。 そうそうって顔してシリルも頷いている。
「そうだったのか。 でも、自己紹介なかったから、前に座ってたやつに声かけたんだ」ってジョシュアの奴、嬉しそうに言っている。 よく声かけたな。
「シリル、よく、おめぇーがジョシュアをおいて帰ってこなかったな」
「帰りたかったぞ、ジョシュアが服つかんではなさなかったぞ」ってシリルのやつ不貞腐れてる。 そういう事か。
「だってだ。 声かけて、無視されたら嫌だったからなんだ。 シリルぐらいだ、おれが声をかけて無視するの。 だからつかんだんだ」
「ジョシュア、シリルは興味ないことは聞いてぇねーんだよ。」って俺
「シュンもだ」ってリンに突っ込まれた。 リンもじゃねぇーか。 俺やシリルよりはまだましか。
「それで、無視されたんですか?」と話題を戻すベリアルだ。
「なんか、すごく驚かれたけど、ちょっと話したんだ。 確か、女の子が2人で、ヘナとララっていう名前で、男がえーとルカスっていう名前なんだ」
「名前をおぼえてるのかだぞ。」ってシリルが驚いてる。
「シリルは覚えてないのか?」
「うん、興味ないから覚えてないぞ」
「な、ジョシュア、シリルはこうだから、あんま無視されても気にすんな」って俺が言っておく。
「最近は、ジョシュアが声をかけてきたら反応するようにしているぞ。 その後がしつこいからだぞ」ってシリル。
へぇ~、シリルが珍しいな。
「しつこいって、どうなるんだ?」って俺が聞いたら、
「反応しないと、ジョシュアのやつ、抱き着いてくるんだぞ。 嫌だぞ。 避けても、反応するまで抱き着こうとするんだぞ」
「一回、シリルにだきついたんだ。 そしたら、ほっぺたがやわらくてきもちいんだ。 だから、シリルが無視すると抱き着くようにしたんだ」ってジョシュアだ。
「ジョシュア、あんまりシリルに抱きつこうとすんな。 魔族達もすぐ抱き着こうとするから、シリルさけるんだ」って俺がいうと、
リンも「ああ、でも魔族はわきまえてるから、シリルが1度さけると抱き着くのを諦める。 ジョシュアも気をつけろ。 そのうちにシリルがきれて暴走する」
「どうなるんだ?」ってジョシュアの奴が不思議そうな顔している。
「全魔力解放して暴れるか、または、誰もこない場所に逃げるな」って俺がいうと、リンが遠い目をしながら「逃げる時まだいい。暴れると、どっかの大陸が消えるな。」といいう。確かに。
「ああ、あんときは、大陸消える前に半島だけで終わったな」って俺。
そうそう、シリルがマジ切れして暴れた事があって、魔界の半島が一個消えた。
四天王に、緊急で呼び出されて俺らが止めにはいったんだったな。 なんて思い出してたよ。
「シリルの師匠は、昔、八つ当たりで山二個と半島けしたがな」ってリン。 それ、思い出したくないからやめてくれ。
「うーん、世界が消えないだけまだいいが、この世界はまだ壊れたらこまるんだ。 気をつけるよ」というジョシュアだ。
滅多に、シリルがキレる事はないが、しょうもない理由で暴走させられると、結局、止めに行くのは俺だから勘弁してほしい。
「お、シュンさん、ここの魔術書、もう読んだかだぞ?」ってシリル。
たくよ、お前の会話してたのに、途中からスルーかよ。 まぁ、そういうやつだけどな。
「半分以上はよんであんぞ。 お前もよむか?」
「授業中に読むから貸してほしいのだぞ」って言われて、俺が次元ボックスから30冊ほどだし「つかわねぇーけど、知っとくといいぞ」といって渡すのであった。
「授業中に読むってどういう事だ?」ってジョシュアだ。
「授業を聞けばわかる」ってリン。 確かにその通りだな。
「うん、わかったんだ」
◇◇◇
その後は、俺は、シリル、ジョシュアと夕食の準備まで模擬戦してた。
シリルは、その後は部屋で読書をして過ごし、ジョシュアは授業を楽しみにベットでゴロゴロしているのであった。
その日の夜、俺とリンはセックスした後、
「シリルが、珍しいな。」ってリンが言ってきた。
「あー、男に抱き着かれるとはな。 それに、ジョシュアの面倒よくみてぇんだ、あいつ」って俺がタバコに火をつけて一服。 シリルが抱き着かれるって、さすが邪神だな。
「いや、ジョシュアがシリルになついてないか?」ってリン。
「確かにな。 シリルの言う事は素直に聞くしな。 そういや、ジョシュアにしたら、部下以外で一緒にいんのシリルだもんな。 シリル、巻き込んでよかったな。」って俺はニヤリ笑った。
「シリルがいれば、シュンも楽しいからつれてきたんだろ」ってリンに突っ込まれた。
「あたりめぇーだ。 シリル、おもしれーもん」といってタバコの火を消して、またリンとセックスし始めた。
シリルには悪いが、俺とリンだけだったらジョシュアを速攻、邪神界に連れ帰っていたな。
学園とか行きたくないし、いくら自由にしてやりたいといっても、付き合いきれないからな。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる