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2章:魔大陸編

いったい俺に何が起きたんだ

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俺が目覚めたら、知らない天井だった。
とりあえず、私服に着替えて外に出るとシリルさんがいた。 なぜに? あー、あんときそういえばシリルさん見たきがする。

「起きたかだぞ? 3日間も寝てたんだぞ」ってシリルさん。
「肉、用意したぞ」って、うん、凄い良いにおいしてたから気づいてた。
「すんげぇー腹へった」って俺、さっそく肉ほおばりながら、シリルさんにエールもらい黙々と食べてる。
なんで、こんなに腹減ってんだろ。 そうか3日間も寝てたんだったな。

「ふぅ~、やっと空腹がおさまってきた。 それで、なんでシリルさんがいるんだ?」
そしてたら、シリルさんにハリセンしばからた。 痛いって。
「ギースが、ダンジョンで倒れたんだぞ。 んで、魔力爆発しそうだから、俺が連れ出してやったんだぞ。」って言われた。
「ああ、そうそう、やっと勝ったって思ってよ、そしたら苦しくなんたんだよ。」
「異常に魔力量ふえてんなぁー」って俺、自分の魔力量みたら有り得ないくらい増えてる。

「制御が全部解除したのもあって、増えたみたいだぞ」ってシリルさん。 そういう事か。

「食後の運動だぞ」ってシリルさんに言われて、模擬戦をはじめる。 40分後、倒れてる俺。
「はぁー、やっぱつえぇー。 俺、少しは強くなったとおもったけど」といいつつ、自分で回復した。
「シリルさん、 もう一回」っていったら、「おう、いいぞ」ってシリルさんが相手してくれた。

ちなみに、シリルさんは武器も身体強化も使ってない。 こっちは全力だけど、まったく歯が立たない。 知ってるけど、まだこんなに実力差があるのか。

それから、数日は、俺はシリルと模擬戦したり、巣窟の森と盆地の間引きをするのだった。 
「まぁ、魔力も馴染んだみたいだぞ。 もう帰っても大丈夫だぞ」ってシリルさんだ。 そうか、俺の魔力がなじむまで付き合ってくれたのか。
「魔力制御の腕輪だぞ。 かなり強めのだ、つけておくといいぞ」ってシリルさんから幾つかもらった。
「ありがとう」って言ってさっそくはめた。

「元気でだぞ」ってシリルさん、さくって次元ゲート開いていってしまった。
さすがだよなって、おもいつつも、俺は西の街へ転移した。
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