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外伝1勇者登場

傍観者と仲間達 前編

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ここは、魔界の海の島の拠点兼別荘地にあるログハウス。

隠居組は、相変わらず温泉にはいり、
俺シュンは、エール片手に外で焼き鳥と焼きそばを作っている。
リンとアークは、ウッドデッキの上にある椅子とベンチに座りながら雑談をしている。

「大魔王、シリルのやついつ帰ってくるんだ?」ってアーク。
大魔王が温泉に浸かりながら、「我もしらん。 魔界時間で半年って約束だ。 もうそろそろのはずだがな。 ジョシュアに捕まってるんだろ」って言っている。
俺が笑いながら「シリルも邪神に懐かれすぎだよな。 ジョシュアが、邪神界から当面離れられないからって、シリルと遊ぶために邪神界に森は作るわ、魔物はなつわ、湖まで作ったらしいな。」っていった。

「嫌がるシリルに、あいつが土下座してたのも笑えたな」っていっているのは元竜王。
「あー、シリルが遊びにこないと、ジョシュアが仕事しないっていってるってな」ってリン。

「まぁ、そのうち戻ってくるか。」といいながらエールを飲むアーク。
「だな。 メシ出来たぞ」という俺の言葉で、各自皿とフォークを持ち集まり、シリルを除く皆で堪能するのだった。

それから食べ終わるかいなか、魔界に次元の歪みの振動が響く。
皆が止まり。
「北東だな。 魔界だけっぽいな。 そこまで大きくなさそうだ 俺、元竜王でいくか」って俺だ。
「我は四天王の所へいく」って大魔王。 シリル不在の今、大魔王が緊急時の魔界の指揮しないとな。
「俺とリンは、ここで待機しておく。 なんかあれば連絡してくれ」ってアーク。


俺がタバコに火をつけながら一服。
「たくよ、魔界の位置変えたし、シリルいねぇーってのに何なんだよな」といいながら、元竜王と共に次元修復へいく。
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