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1章:出会い編
またきた客人
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翌日の昼間にまた現れるイレーナ、エドとダン。
俺は、まだ睡眠中だった。 ラデクからの念話で叩き起こされ、家からあくびしながら、「ラデク、俺、まだ寝たいんだけど」と外へ出てくる俺に、イレーナが「ケイ、いつまで寝てるのよ!」とカナキリ声をだす。
俺が耳をふさぎながら「うるさいな。」というと、イレーナが「ケイ、いつまで寝てるのよ。 もう昼よ!」とさらに大声をあげる。
俺は、うるさい女だし、面倒くせぇーとおもいつつも、「はいはい、どうもすみませんでした」と言っておくのである。 すると、イレーナは落ち着き「いきましょう」といって俺の腕を掴んで4人ででかけるのであった。
ラデクが「ケイ、気をつけてね。」といって送りだす。 ったく、なにが交流なんだか。
念話では別の会話をしている。
ケイ:「またうるさい女がきた。 嫌なんだけど」
ラデク:「いつもいうけどケイは人間だけど、魔族的思想が強いみたいだね。 この年齢の少女は、本心と逆のことをいったり、あーやって強気になるんですよ。」
ケイ:「意味わからないんだけど。 今の状況どうすればいいんだ?」
ラデク:「謝っておけばいいんですよ」
ケイ:「あ、静かになった。 でもさ、なんでこの女腕掴むんだよ。 俺、嫌いなんだけど」
ラデク:「振り払うと、またうるさくなるので我慢して、なされるがままです。」
ケイ:「それで、適当な所で例の言葉言えばいいんだよね」
ラデク:「はい、その通り。 力加減とか魔術は禁止ですよ」
ケイ:「了解」
◇◇◇
腕を引っ張られて歩いている俺が「なぁ、いつまで俺の腕つかんでるの。 学園都市だったらもう迷子にはならないんだけど」というと、イレーナが顔真っ赤にしながら「あ、ごめん」といって腕をはなしてくれた。
ようやくだ。
その後は、イレーナとエドが先を歩き、ダンと俺があとを追うの形だ。
「面倒なのに付き合わせて悪いな。」ってダン。
「ならさ、頻度減らしてくれるといいんだけど。 なんで、そんなに俺の事に構うんだ?」
「ほら、ケイって記憶喪失だろ。 心配なんだろ。」
「そりゃ記憶はないけど、別にあんま気にしてないんだよなぁ。」
「でもこの前、お前、頭痛で倒れたじゃん。 それもあんだ」
「それってさ、お前らが無理に思い出さそうからってラデクも言ってたよ。それに、それ以降倒れてねぇーし。 もう、心配しなくていいよ。」
「そう、そこ。 イレーナってよ、なんか勝手に反省してな、あの後、泣きだすわでよ。 無理させたとかいって、また倒れたらとかいい出したんだ。 そんなんで、頻繁にお前の所にいくんだよ。」
「うーん、俺ってそんなに貧弱なのかねぇー」
「俺より、身体の線は細いよな」って言われた。 確かに見た目はな。
でも魔力量とか考えても俺のほうが異常に多い。 ラデクにも秘密だけど、俺のしている指輪は魔力量まで制御されてる。 なんで、俺そこまでしたんだろうな。 あんま考えると頭痛おこすから深く考えるのは、今、やめた。
「それで、今日はどこにいくんだ?」って聞いたら、「しらねぇー」っていうダン。
結局昼食がまだな4人は学園内にあるカフェテリアで昼食をとり、その後は、俺以外が後期授業で必要な教材の購入の買い物につきあい夕方には3人と別れるのであった。
俺の教材やらなにやらは全てラデクが用意してくれてるらしい。
俺は、まだ睡眠中だった。 ラデクからの念話で叩き起こされ、家からあくびしながら、「ラデク、俺、まだ寝たいんだけど」と外へ出てくる俺に、イレーナが「ケイ、いつまで寝てるのよ!」とカナキリ声をだす。
俺が耳をふさぎながら「うるさいな。」というと、イレーナが「ケイ、いつまで寝てるのよ。 もう昼よ!」とさらに大声をあげる。
俺は、うるさい女だし、面倒くせぇーとおもいつつも、「はいはい、どうもすみませんでした」と言っておくのである。 すると、イレーナは落ち着き「いきましょう」といって俺の腕を掴んで4人ででかけるのであった。
ラデクが「ケイ、気をつけてね。」といって送りだす。 ったく、なにが交流なんだか。
念話では別の会話をしている。
ケイ:「またうるさい女がきた。 嫌なんだけど」
ラデク:「いつもいうけどケイは人間だけど、魔族的思想が強いみたいだね。 この年齢の少女は、本心と逆のことをいったり、あーやって強気になるんですよ。」
ケイ:「意味わからないんだけど。 今の状況どうすればいいんだ?」
ラデク:「謝っておけばいいんですよ」
ケイ:「あ、静かになった。 でもさ、なんでこの女腕掴むんだよ。 俺、嫌いなんだけど」
ラデク:「振り払うと、またうるさくなるので我慢して、なされるがままです。」
ケイ:「それで、適当な所で例の言葉言えばいいんだよね」
ラデク:「はい、その通り。 力加減とか魔術は禁止ですよ」
ケイ:「了解」
◇◇◇
腕を引っ張られて歩いている俺が「なぁ、いつまで俺の腕つかんでるの。 学園都市だったらもう迷子にはならないんだけど」というと、イレーナが顔真っ赤にしながら「あ、ごめん」といって腕をはなしてくれた。
ようやくだ。
その後は、イレーナとエドが先を歩き、ダンと俺があとを追うの形だ。
「面倒なのに付き合わせて悪いな。」ってダン。
「ならさ、頻度減らしてくれるといいんだけど。 なんで、そんなに俺の事に構うんだ?」
「ほら、ケイって記憶喪失だろ。 心配なんだろ。」
「そりゃ記憶はないけど、別にあんま気にしてないんだよなぁ。」
「でもこの前、お前、頭痛で倒れたじゃん。 それもあんだ」
「それってさ、お前らが無理に思い出さそうからってラデクも言ってたよ。それに、それ以降倒れてねぇーし。 もう、心配しなくていいよ。」
「そう、そこ。 イレーナってよ、なんか勝手に反省してな、あの後、泣きだすわでよ。 無理させたとかいって、また倒れたらとかいい出したんだ。 そんなんで、頻繁にお前の所にいくんだよ。」
「うーん、俺ってそんなに貧弱なのかねぇー」
「俺より、身体の線は細いよな」って言われた。 確かに見た目はな。
でも魔力量とか考えても俺のほうが異常に多い。 ラデクにも秘密だけど、俺のしている指輪は魔力量まで制御されてる。 なんで、俺そこまでしたんだろうな。 あんま考えると頭痛おこすから深く考えるのは、今、やめた。
「それで、今日はどこにいくんだ?」って聞いたら、「しらねぇー」っていうダン。
結局昼食がまだな4人は学園内にあるカフェテリアで昼食をとり、その後は、俺以外が後期授業で必要な教材の購入の買い物につきあい夕方には3人と別れるのであった。
俺の教材やらなにやらは全てラデクが用意してくれてるらしい。
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