棘を編む繭

|鳴島シイカは、高校二年生。
小さい頃から人との触れ合いが苦手だが、自分でもその理由が分からない。
シイカはある日、登校途中に寄った町で|御格子《みごうし》クツナという和服姿の青年と出会う。
彼はケガを負った小鳥の傷を「繭使い」によって治した。
そして、常人には見えないはずの繭使いを見ることのできるシイカに、クツナはある誘いを持ちかける。
クツナと共に繭使いとして働くことになったシイカだが、彼女には同時に、不可解な影が忍び寄ってきていた。

彼らを導く運命は、過去から連なり、やがて、今へと至る。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,211 位 / 192,211件 青春 7,028 位 / 7,028件

あなたにおすすめの小説

私の日常

アルパカ
青春
私、玉置 優奈って言う名前です! 大阪の近くの県に住んでるから、時々方言交じるけど、そこは許してな! さて、このお話は、私、優奈の日常生活のおはなしですっ! ぜったい読んでな!

サッカーに注げた僕らの青春

千音 兎輝
青春
中学一年の終わりにサッカー部に入部した伊織 輝は恵まれたセンス(?)でいきなりレギュラー入り。しかしこのサッカー部は変態や奇人ばかり。本当に都大会まで行けるのか!?

バレンタインにやらかしてしまった僕は今、目の前が真っ白です…。

青春
昔から女の子が苦手な〈僕〉は、あろうことかクラスで一番圧があって目立つ女子〈須藤さん〉がバレンタインのために手作りしたクッキーを粉々にしてしまった。 謝っても許してもらえない。そう思ったのだが、須藤さんは「それなら、あんたがチョコを作り直して」と言ってきて……。

HAPPY CROWBAR

冨山乙女♪
青春
椎名純、17歳。 流れる雲の様にただ、日々を過ごしていた怠惰な少年は、ある日写真部部長に「半年間のうちに、フォトコンテストで3回入賞しろ」と無理難題を突きつけられる。

ほのぼの高校11HR-24HR

深町珠
青春
1977年、田舎の高校であった出来事を基にしたお話です。オートバイと、音楽、オーディオ、友達、恋愛、楽しい、優しい時間でした。 主人公は貧乏人高校生。 バイト先や、学校でいろんな人と触れ合いながら、生きていきます。 けど、昭和なので のどかでした。 オートバイ、恋愛、バンド。いろいろです。

気まぐれの遼 二年A組

hakusuya
青春
他人とかかわることに煩わしさを感じる遼は、ボッチの学園生活を選んだ。趣味は読書と人間観察。しかし学園屈指の美貌をもつ遼を周囲は放っておかない。中には双子の妹に取り入るきっかけにしようとする輩もいて、遼はシスコンムーブを発動させる。これは気まぐれを起こしたときだけ他人とかかわるボッチ美少年の日常を描いた物語。完結するかは未定。

姉の小さな手

風城国子智
青春
現代を舞台にした掌編小説。 大学生の徹は、社会人の姉の小さな手に想いを寄せる。 ※セルバンテス掲載済。

最期の夏、始める為の終わり

片山瑛二朗
青春
この物語は終わる物語。 少年が青年になり、もう一度立ち上がる。 その前に一度膝を屈する物語。 世代ナンバーワン投手と呼ばれた千葉新。 彼の高校最後の夏、彼にいったい何があったのか、なぜ彼はプロ野球選手としての 将来を嘱望されながら舞台から消えたのか。 この物語が終わる時、もう一度物語の歯車は動き出す。 もう一度言おう、これは終わりの物語、そしてこの物語の続きは ――――再び立ち上がる物語だ。 本作品は「半身転生」の前日譚に当たります。 小説家になろう、カクヨムで掲載しておりますがこの後アルファポリスでも掲載開始いたします。 そちらの方も是非合わせてお読みください。

処理中です...