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第26章~狩りの引率~
第14話
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これ、新人に何かあったら全部俺の責任になるのか? こっちだって初めての狩りなのに、勘弁して欲しい。
というか、何で俺の狩りはいつも癖のある人と組まされてばかりなんだ。もう少し常識的な人と組ませて欲しいのだが。
「あー……行っちまったけど。どーすんだ、アレ?」
ブラッドが呆れた顔で尋ねてくる。
「ああいう自由行動が許されるなら、オレも自由にしてていいのか?」
「……それは勘弁してくれ」
これ以上好き勝手動かれてはたまらない。
アクセルは溜息をつきつつ、残った二人に言った。
「……俺は彼らを捜してくる。きみたちはこの周辺を好きに探索していていい。が、念のためにこれを持っていてくれ」
と、緊急用の呼び出し鈴を渡す。兄に三つもらっていたので、ちょうどよかった。
「ピンチの時は、その鈴をどこかに叩きつけて割るんだ。そうすると、離れた仲間にも音色が届く。この辺は比較的安全な場所だから、余程のことがない限りピンチになることはないだろうが……一応山の中だし、気を付けていてくれ」
「お、おう……」
「じゃあ行ってくる」
早速山の奥に踏み込み、ドムたちの捜索を開始する。
とはいえ、広い山の中をただ歩いているだけで二人が見つかるとは思えなかった。今更ながら、ピピを連れてくればよかった……などと後悔した。
――これで二人共見つからなかったらどうなるんだ……?
というか、何で俺の狩りはいつも癖のある人と組まされてばかりなんだ。もう少し常識的な人と組ませて欲しいのだが。
「あー……行っちまったけど。どーすんだ、アレ?」
ブラッドが呆れた顔で尋ねてくる。
「ああいう自由行動が許されるなら、オレも自由にしてていいのか?」
「……それは勘弁してくれ」
これ以上好き勝手動かれてはたまらない。
アクセルは溜息をつきつつ、残った二人に言った。
「……俺は彼らを捜してくる。きみたちはこの周辺を好きに探索していていい。が、念のためにこれを持っていてくれ」
と、緊急用の呼び出し鈴を渡す。兄に三つもらっていたので、ちょうどよかった。
「ピンチの時は、その鈴をどこかに叩きつけて割るんだ。そうすると、離れた仲間にも音色が届く。この辺は比較的安全な場所だから、余程のことがない限りピンチになることはないだろうが……一応山の中だし、気を付けていてくれ」
「お、おう……」
「じゃあ行ってくる」
早速山の奥に踏み込み、ドムたちの捜索を開始する。
とはいえ、広い山の中をただ歩いているだけで二人が見つかるとは思えなかった。今更ながら、ピピを連れてくればよかった……などと後悔した。
――これで二人共見つからなかったらどうなるんだ……?
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