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第23章~間幕・透ノ国へ~
第53話*
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「っ……は、あ……っ」
「ああ、いいね……。待ちきれなくて花弁がちゅうちゅう吸い付いてくるの、ホント好き。縛られて虐められてるのに何だかんだ悦んでくれるとか……可愛くてしょうがないよ」
「あっ、あっ……! はああぁんッ!」
ずぶぶ……と根本まで挿入され、ガツン、と腹の底を突き上げられる。
その衝撃で溜め込んでいた熱が一気に拭き出してしまい、夥しい量の白濁が下腹部に散った。
精液を出し尽くしてもまだ絶頂感は収まらず、結局我慢しきれなくて潮まで噴き上げてしまう。水っぽい体液が胸元まで飛んで、周りのシーツがびしょびしょに汚れた。
「っ、っ……」
ようやく訪れた解放感にがくがく震える。恥ずかしさもあったが、それ以上に気持ちよすぎて身体の痙攣が止まらなかった。
粗相をした自覚はあったものの、今はそんなことを気にしている余裕はなく、頭が快感一色に支配されてしまっている。
「すごいな……挿れただけで潮まで噴いちゃった。私が言うのも何だけど、よくここまで開発できたものだよ」
兄が満足げにこちらを見下ろしてきた。
愛おしそうに頬を撫で、半開きの唇に軽くキスを落としてくる。
「ホントに嬉しい……私のやることなすこと全てに反応してくれて、敏感に応えてくれる……。私にとっては理想の存在だ……愛してるよ、アクセル」
「っ……ふあぁっ!」
兄が緩やかに腰を動かし始めた。
激しく突いてくるのではなく、こちらが失神しない程度にちょうどいい快感を与えてくれる。敏感な襞をゆっくり擦られる度に、ぞわわっと全身に甘い痺れが走った。
「ああ、いいね……。待ちきれなくて花弁がちゅうちゅう吸い付いてくるの、ホント好き。縛られて虐められてるのに何だかんだ悦んでくれるとか……可愛くてしょうがないよ」
「あっ、あっ……! はああぁんッ!」
ずぶぶ……と根本まで挿入され、ガツン、と腹の底を突き上げられる。
その衝撃で溜め込んでいた熱が一気に拭き出してしまい、夥しい量の白濁が下腹部に散った。
精液を出し尽くしてもまだ絶頂感は収まらず、結局我慢しきれなくて潮まで噴き上げてしまう。水っぽい体液が胸元まで飛んで、周りのシーツがびしょびしょに汚れた。
「っ、っ……」
ようやく訪れた解放感にがくがく震える。恥ずかしさもあったが、それ以上に気持ちよすぎて身体の痙攣が止まらなかった。
粗相をした自覚はあったものの、今はそんなことを気にしている余裕はなく、頭が快感一色に支配されてしまっている。
「すごいな……挿れただけで潮まで噴いちゃった。私が言うのも何だけど、よくここまで開発できたものだよ」
兄が満足げにこちらを見下ろしてきた。
愛おしそうに頬を撫で、半開きの唇に軽くキスを落としてくる。
「ホントに嬉しい……私のやることなすこと全てに反応してくれて、敏感に応えてくれる……。私にとっては理想の存在だ……愛してるよ、アクセル」
「っ……ふあぁっ!」
兄が緩やかに腰を動かし始めた。
激しく突いてくるのではなく、こちらが失神しない程度にちょうどいい快感を与えてくれる。敏感な襞をゆっくり擦られる度に、ぞわわっと全身に甘い痺れが走った。
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