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第20章~トーナメント・第三死合い~

第118話*

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「ふふ、恥ずかしいんだ? 何度も場数踏んでるのに、相変わらずシャイだねぇ」
「ッ……!」

 ぐりっ、と亀頭を親指で抉られ、びくんと大きく腰が跳ねた。勢いのままイきそうになり、すんでのところでどうにか堪える。

 さすがにこんな早くから達していては体力が保たない。できる限り我慢しなくては。

「ふ、ふ……あっ……!」

 快感を堪えているところに、兄が両手でぱっくり両膝を割ってくる。

 薄毛の生えた股間も、ひくひく震えている後孔も全部丸見えになってしまい、アクセルはかあっと頬を熱くした。

 何度も経験している行為だが、やはり大事な部分を暴かれる恥ずかしさは消えない。

 自分はごく一般的な戦士のつもりなのに、ちょっと兄に触れられただけですぐにはしたなく反応してしまう。それがまた淫乱っぽくて恥ずかしい。

「っ、あ……ちょっ……!」

 兄が己の欲望を取り出し、後孔を押し広げるように擦り付けてきた。それでまたぞわわっ……と全身に鳥肌が立った。

 ざらりとした生々しさと男らしい大きさ、硬さと熱さも相まって、擦られているだけでイきそうになる。

「っ、っ……うぅ……く」
「……ふふ、堪えてる堪えてる。イく寸前のお前の顔、すごく好きだよ。顔を真っ赤にしながら眉を寄せてる表情、ホントに可愛くて色っぽい。ずっと見ていたくなっちゃう」
「ふ、ふ……あ……んんっ」
「でも、イってる時の顔はもっと好きなんだ。だから今日も、最高にエロい顔を見せてね」
「っ!? ま、待って、今挿れたら……!」

 アクセルの制止など聞くはずもなく、兄がズズズ……と腰を進めてくる。
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