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第20章~トーナメント・第三死合い~

第55話*

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 バックから突かれると、正面からやられるのとはまた違った角度で当たり、めまいがするほどの快感が湧いてくるのだ。

 先程達したせいか身体の中も一層敏感になり、幾度となく絶頂感に襲われて腰ごとがくりと崩れてしまう。

「んうぅぅ……ッ! んう、ふ……く……」
「……ふふ、また軽くイっちゃったかな? 今も昔も、敏感なところは変わってないんだね。私のやること全てに反応してくれて、本当に愉しいし嬉しいよ」
「あッ……! ああ、だめ……また……!」

 びくん、と大きく身体が痙攣し、目の裏にチカチカ火花が飛び散る。

 中の粘膜も身に余る快感に熱く溶け出し、突かれる度にいやらしい水音を立てていた。

 後孔の隙間からとろりと体液が漏れ、それが太ももを伝って滴り落ちていくのがより卑猥に感じる。

「あひ、はひぃ……! ああ、あっ……はあぁん……!」
「ああ、いいなぁ……。熱くて狭くて、とろとろに溶けてて、本当に気持ちいい……。可愛く鳴いてくれるのも最高だ……。若いお前との交わりがこれっきりだと思うと、それはそれで残念な気もする……」
「んんッ……! あ、お……俺は、これっきりで、いい……!」
「まあそうだよね。お前にとっては不便なことが多いし。でも一日非番って決まってる日だったら、また若返ってみるのも悪くないかもよ?」
「そ、それは嫌だ……ああっ!」

 生活に不便なこともそうだが、周りの目を気にしなければいけないのも困り物だ。

 自由に洗濯物を出しに行けないのも難義だし、ポストにすら行けないのでは生活できないだろう。
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