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第20章~トーナメント・第三死合い~

第19話*

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 何か嫌な予感がする……と冷や汗をかいたのも束の間、兄が引き締まった双丘をぱっくり割って、奥に潜んでいる窄まりを指先で軽く刺激してきた。

「あっ……!」

 外部からの刺激に触発され、我慢できずに中に注がれた精液を少し漏らしてしまう。

 さすがにヤバいと思い、下肢に力を入れて蕾を閉じようとしたのだが、兄は容赦なく指先を突っ込んで中を掻き回してきた。

 とろりとした体液が次から次へと溢れ出し、太ももを伝ってだらだら床に滴り落ちる。

「あ、あぁ……兄上ぇ……」
「ふふ、いっぱい出てくるなぁ……。自分で出しておいて何だけど、すっごくいやらしく見える」
「っ、そ……ゆこと、言わないで……!」
「はは、ごめんごめん。でも悪い意味じゃないんだよ? 真面目なお前がこういう姿を晒すからこそ、余計に興奮するの。このギャップがたまらなくいいんだよ。わかる?」
「わ……わかんな……」
「そう? まあわからなくてもいいや。お前のエロさを堪能できるのは私だけの特権だもんね」

 上機嫌にそんなことを言う兄。

 兄にとっては、アクセルがこうして乱れていた方が嬉しいのか。普段は絶対やらない粗相をして、恥ずかしい姿を曝け出した方がいいのか。

 兄が喜んでくれるならやぶさかではないけれど、それでもあえて乱れるのはやっぱり恥ずかしい……。

「っ……」

 そんなことを考えていたら、兄が指での刺激をやめてシャワーヘッドを掴んだ。
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