2,073 / 2,666
第20章~トーナメント・第三死合い~
第19話*
しおりを挟む
何か嫌な予感がする……と冷や汗をかいたのも束の間、兄が引き締まった双丘をぱっくり割って、奥に潜んでいる窄まりを指先で軽く刺激してきた。
「あっ……!」
外部からの刺激に触発され、我慢できずに中に注がれた精液を少し漏らしてしまう。
さすがにヤバいと思い、下肢に力を入れて蕾を閉じようとしたのだが、兄は容赦なく指先を突っ込んで中を掻き回してきた。
とろりとした体液が次から次へと溢れ出し、太ももを伝ってだらだら床に滴り落ちる。
「あ、あぁ……兄上ぇ……」
「ふふ、いっぱい出てくるなぁ……。自分で出しておいて何だけど、すっごくいやらしく見える」
「っ、そ……ゆこと、言わないで……!」
「はは、ごめんごめん。でも悪い意味じゃないんだよ? 真面目なお前がこういう姿を晒すからこそ、余計に興奮するの。このギャップがたまらなくいいんだよ。わかる?」
「わ……わかんな……」
「そう? まあわからなくてもいいや。お前のエロさを堪能できるのは私だけの特権だもんね」
上機嫌にそんなことを言う兄。
兄にとっては、アクセルがこうして乱れていた方が嬉しいのか。普段は絶対やらない粗相をして、恥ずかしい姿を曝け出した方がいいのか。
兄が喜んでくれるならやぶさかではないけれど、それでもあえて乱れるのはやっぱり恥ずかしい……。
「っ……」
そんなことを考えていたら、兄が指での刺激をやめてシャワーヘッドを掴んだ。
「あっ……!」
外部からの刺激に触発され、我慢できずに中に注がれた精液を少し漏らしてしまう。
さすがにヤバいと思い、下肢に力を入れて蕾を閉じようとしたのだが、兄は容赦なく指先を突っ込んで中を掻き回してきた。
とろりとした体液が次から次へと溢れ出し、太ももを伝ってだらだら床に滴り落ちる。
「あ、あぁ……兄上ぇ……」
「ふふ、いっぱい出てくるなぁ……。自分で出しておいて何だけど、すっごくいやらしく見える」
「っ、そ……ゆこと、言わないで……!」
「はは、ごめんごめん。でも悪い意味じゃないんだよ? 真面目なお前がこういう姿を晒すからこそ、余計に興奮するの。このギャップがたまらなくいいんだよ。わかる?」
「わ……わかんな……」
「そう? まあわからなくてもいいや。お前のエロさを堪能できるのは私だけの特権だもんね」
上機嫌にそんなことを言う兄。
兄にとっては、アクセルがこうして乱れていた方が嬉しいのか。普段は絶対やらない粗相をして、恥ずかしい姿を曝け出した方がいいのか。
兄が喜んでくれるならやぶさかではないけれど、それでもあえて乱れるのはやっぱり恥ずかしい……。
「っ……」
そんなことを考えていたら、兄が指での刺激をやめてシャワーヘッドを掴んだ。
0
お気に入りに追加
828
あなたにおすすめの小説
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
完結済。騎士エリオット視点を含め全10話(エリオット視点2話と主人公視点8話構成)
エロなし。騎士×妖精
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
いいねありがとうございます!励みになります。
Only yours
うわああああ
BL
彼氏と別れさせた男が、元彼と付き合わずに自分に構ってくる。
ひねくれ王子様型綺麗系美青年×未練たらたら平凡
pixivにも投稿した全年齢です。
女性がでしゃばる
受けが攻めを嫌悪している
受けの性格や口がちょっとどころかまあまあ悪い
等の地雷があります。
感想をいただけると投稿が早くなります。
運命を変えるために良い子を目指したら、ハイスペ従者に溺愛されました
十夜 篁
BL
初めて会った家族や使用人に『バケモノ』として扱われ、傷ついたユーリ(5歳)は、階段から落ちたことがきっかけで神様に出会った。
そして、神様から教えてもらった未来はとんでもないものだった…。
「えぇ!僕、16歳で死んじゃうの!?
しかも、死ぬまでずっと1人ぼっちだなんて…」
ユーリは神様からもらったチートスキルを活かして未来を変えることを決意!
「いい子になってみんなに愛してもらえるように頑張ります!」
まずユーリは、1番近くにいてくれる従者のアルバートと仲良くなろうとするが…?
「ユーリ様を害する者は、すべて私が排除しましょう」
「うぇ!?は、排除はしなくていいよ!!」
健気に頑張るご主人様に、ハイスペ従者の溺愛が急成長中!?
そんなユーリの周りにはいつの間にか人が集まり…。
《これは、1人ぼっちになった少年が、温かい居場所を見つけ、運命を変えるまでの物語》
2度もあなたには付き合えません
cyaru
恋愛
1度目の人生。
デヴュタントで「君を見初めた」と言った夫ヴァルスの言葉は嘘だった。
ヴァルスは思いを口にすることも出来ない恋をしていた。相手は王太子妃フロリア。
フロリアは隣国から嫁いで来たからか、自由気まま。当然その所業は貴族だけでなく民衆からも反感を買っていた。
ヴァルスがオデットに婚約、そして結婚を申し込んだのはフロリアの所業をオデットが惑わせたとして罪を着せるためだった。
ヴァルスの思惑通りに貴族や民衆の敵意はオデットに向けられ遂にオデットは処刑をされてしまう。
処刑場でオデットはヴァルスがこんな最期の時まで自分ではなくフロリアだけを愛し気に見つめている事に「もう一度生まれ変われたなら」と叶わぬ願いを胸に抱く。
そして、目が覚めると見慣れた光景がオデットの目に入ってきた。
ヴァルスが結婚を前提とした婚約を申し込んでくる切欠となるデヴュタントの日に時間が巻き戻っていたのだった。
「2度もあなたには付き合えない」
デヴュタントをドタキャンしようと目論むオデットだが衣装も用意していて参加は不可避。
あの手この手で前回とは違う行動をしているのに何故かヴァルスに目を付けられてしまった。
※章で分けていますが序章は1回目の人生です。
※タグの①は1回目の人生、②は2回目の人生です
※初日公開分の1回目の人生は苛つきます。
★↑例の如く恐ろしく、それはもう省略しまくってます。
★11月2日投稿開始、完結は11月4日です。
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
地味でブスな私が異世界で聖女になった件
腹ペコ
恋愛
どこからどう見ても、地味女子高校生の東雲悠理は、正真正銘の栗ぼっちである。
突然、三年六組の生徒全員でクラス召喚された挙句、職業がまさかの聖女。
地味でブスな自分が聖女とか……何かの間違いだと思います。
嫌なので、空気になろうと思っている矢先、キラキラ王子様に何故か目をつけられました……
※なろうでも重複掲載します。一応なろうで書いていた連載小説をモチーフとしておりますが、かなり設定が変更されています。ただキャラクターの名前はそのままです。
レベル0の最強剣士~レベルが上がらないスキルを持つ俺、裏ダンジョンに捨てられたが、裏技を発見し気が付いたら世界最強になっていた。
つくも
ファンタジー
【レベル0】――これはソル・ユグドラシルが15歳の時に得たスキルである。
このスキルがあるおかげでソルのレベルは最低基準のレベル0から一切の上昇をしなかったのである。ソルは生まれつき強くなる事ができない運命にあった。対して義理の弟は驚異的な速度で剣技が向上する当たりスキル【久遠の剣聖】を得る事となる。
その結果、ソルは役立たずの無能として実家を追放されてしまう。なんとソルは表向きは存在していない危険なダンジョン——裏ダンジョンに捨てられてしまうのであった。絶体絶命の状況下でありながら、そこでソルは気づいてしまったのだ。このレベル0という外れスキルを利用した裏技に。
その裏技とはレベルアップ時のスキルポイントを利用したものであった。経験値は取得できないがスキルポイントだけは取得できる。
レベルが上がらない事により高効率でスキルポイントを稼ぎ、スキルポイントをステータスに変換する『ステータス変換』というスキルを取得し、ステータスを高効率で上げていく。
レベルが上昇しない事を逆手に取った成長方法でソルは加速度的に強くなり、裏ダンジョンを攻略してしまう。
しかしソルは攻略した裏ダンジョンが生還不可能な極悪難易度なものだと知らず、自身が世界最強になっている事にすら気づいていなかった。
これは追放されたレベル0の無能剣士が無自覚に無双する英雄譚である。
※他サイトでも公開中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる