1,583 / 2,669
第14章~新しいバトル~
第70話*
しおりを挟む
自分のことで精一杯で全然気づかなかったが、兄ですら我慢しきれないほどの快感があったのか。
お互い挿入しただけでイってしまうとかとんでもない淫乱兄弟だが、同じ感覚を同じタイミングで共有できたと思えば、それも嬉しいことなのかもしれない。
やっとこうやって兄と繋がることができたわけだし……。
「はっ、あっ……はう……ん」
「ああ、気持ちいい……。お前の中、挿ってるだけでくらくらしてくる……。火傷しそうなくらい熱く溶けてて、襞がきゅうきゅう締め付けてくるんだ……。奥のイボイボもキツく絡んできて、先っぽがいい感じに刺激される……。ホントに、動かなくても全部持って行かれそうだよ……」
兄が悦に入った感想を述べる。声には色っぽさが混じっており、目元もほんのりと紅潮していた。誇張でも何でもなく、本当に快感を味わっているのがよくわかる。
「ねえ、お前はどう? せっかくだから教えて……?」
額にキスされ、アクセルは濡れた目で兄を見上げた。
汗がぽたりと頬に落ちてきて、そんな刺激にすらもぞくっと鳥肌が立つ。
――どう、なんて……聞くまでもないじゃないか……。
気持ちいいに決まっている。愛する兄と繋がることができて、今はすごく幸せだ。
大事なところを縛ってきたり、意地悪されることもあるけれど、そんなプレイも兄がやってくれるなら悦びに変わる。
お互い挿入しただけでイってしまうとかとんでもない淫乱兄弟だが、同じ感覚を同じタイミングで共有できたと思えば、それも嬉しいことなのかもしれない。
やっとこうやって兄と繋がることができたわけだし……。
「はっ、あっ……はう……ん」
「ああ、気持ちいい……。お前の中、挿ってるだけでくらくらしてくる……。火傷しそうなくらい熱く溶けてて、襞がきゅうきゅう締め付けてくるんだ……。奥のイボイボもキツく絡んできて、先っぽがいい感じに刺激される……。ホントに、動かなくても全部持って行かれそうだよ……」
兄が悦に入った感想を述べる。声には色っぽさが混じっており、目元もほんのりと紅潮していた。誇張でも何でもなく、本当に快感を味わっているのがよくわかる。
「ねえ、お前はどう? せっかくだから教えて……?」
額にキスされ、アクセルは濡れた目で兄を見上げた。
汗がぽたりと頬に落ちてきて、そんな刺激にすらもぞくっと鳥肌が立つ。
――どう、なんて……聞くまでもないじゃないか……。
気持ちいいに決まっている。愛する兄と繋がることができて、今はすごく幸せだ。
大事なところを縛ってきたり、意地悪されることもあるけれど、そんなプレイも兄がやってくれるなら悦びに変わる。
0
お気に入りに追加
829
あなたにおすすめの小説
侯爵令息セドリックの憂鬱な日
めちゅう
BL
第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける———
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。
ヤンデレ化していた幼稚園ぶりの友人に食べられました
ミルク珈琲
BL
幼稚園の頃ずっと後ろを着いてきて、泣き虫だった男の子がいた。
「優ちゃんは絶対に僕のものにする♡」
ストーリーを分かりやすくするために少しだけ変更させて頂きましたm(_ _)m
・洸sideも投稿させて頂く予定です
童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった
なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。
ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる