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第4章~更なる力を求めて~
第15話(フレイン視点)
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まあ、やることもなくて暇だったからちょうどよかった。フレインは早速ユーベルの案内で屋敷の庭に赴いた。
「わー、フレインだ。いらっしゃーい!」
「な、言ったろ? 今ヒマしてるはずだから絶対来るってよ」
「ええ、フレインは無趣味ですからねぇ。弟くんがいないと手持ち無沙汰になって仕方ないんでしょう」
「きみたち、何かいろいろ失礼なこと言ってない? まあいいけど」
フレインは苦笑しながら席に着いた。
テーブルにはユーベルが厳選した紅茶とおしゃれな焼き菓子、サンドイッチ等が置いてあった。砂糖代わりのハチミツも用意されていた。山に直接採りに行ったのだろうか。機会があれば、ハチミツ採集に再チャレンジしたいところだ。
「ねえねえ聞いたよ。今アクセル、洞窟で修行中なんだって?」
ミューがクッキーを頬張りながら話しかけてくる。フレインは微笑みながら答えた。
「そうだよ。終わった頃に迎えに行くつもりさ」
「ふーん、そうなんだ? 洞窟、楽しいからすぐ終わっちゃうよねー。今入ったところなら、夜には出てきちゃうんじゃない?」
「ははは……そんなに早く出て来られるのはミューだけじゃないかな……」
ミューの言うことは参考にならないので、軽く聞き流す。
「わー、フレインだ。いらっしゃーい!」
「な、言ったろ? 今ヒマしてるはずだから絶対来るってよ」
「ええ、フレインは無趣味ですからねぇ。弟くんがいないと手持ち無沙汰になって仕方ないんでしょう」
「きみたち、何かいろいろ失礼なこと言ってない? まあいいけど」
フレインは苦笑しながら席に着いた。
テーブルにはユーベルが厳選した紅茶とおしゃれな焼き菓子、サンドイッチ等が置いてあった。砂糖代わりのハチミツも用意されていた。山に直接採りに行ったのだろうか。機会があれば、ハチミツ採集に再チャレンジしたいところだ。
「ねえねえ聞いたよ。今アクセル、洞窟で修行中なんだって?」
ミューがクッキーを頬張りながら話しかけてくる。フレインは微笑みながら答えた。
「そうだよ。終わった頃に迎えに行くつもりさ」
「ふーん、そうなんだ? 洞窟、楽しいからすぐ終わっちゃうよねー。今入ったところなら、夜には出てきちゃうんじゃない?」
「ははは……そんなに早く出て来られるのはミューだけじゃないかな……」
ミューの言うことは参考にならないので、軽く聞き流す。
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