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第3章~新たなる試練~

第231話*(リバ注意)

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 硬い肉幹を扱き、裏筋を指で圧迫した後、濡れた鈴口をぐりぐり刺激し、両の袋も揉み解す。自分の手のひらでドクンと欲望が脈打ち、快楽の証が滲み出てすべりがよくなってきた。

 我慢しきれなくなったのか、兄が首を振って唇を離し、眉間にシワを寄せて訴えてくる。

「っ……もうだめ、出ちゃう……!」
「わかった、ならもう少し……」
「あ……んんッ!」

 追い込みをかけるべく、もう一度唇を塞いで刺激を与える。濃厚なキスをしながら男根を強く扱いてやったら、兄はくぐもった悲鳴を漏らした。

 太ももが震え、舌使いがおぼつかなくなり、しがみついてくる手がすべり落ちそうになる。限界が近いのがよくわかる。

「ん、んっ……んん……ッ!」

 とうとう大きく身体を痙攣させ、兄ががくんと顎を跳ね上げた。はずみで唇が離れてしまった。欲望に触れていた手に熱い粘液がかかり、下着の中がべとべとに汚れてしまう。

「っ、っ……ああ……」

 息も整わないまま、兄はこちらの首筋に腕を回して、脱力したように抱きついてきた。

 力が抜けて立っていられなくなったのかと思いきや、さも幸せそうに微笑んでこんなことを言い出す。

「ああ、最高……。お前に刺激されると気持ちよくて溶けちゃいそう……」
「……! 兄上……」
「ねえ、もっと触って……? 外だけじゃなく、身体の中まで……」

 と、自らズボンと下着を床に落とし、シャツ一枚になる兄。そして濡れた目でこちらを見つめてきた。
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