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第3章~新たなる試練~
第210話*
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「……もういい。俺には時々刺激が強いが、兄上が嬉しいなら好きにしてかまわない。……予告してくれた方が助かるけど」
「そっか。じゃあ今度フェラする時は前もって教えてあげるね」
優しく髪を撫でてくる兄。その約束がどこまで守られるかは疑問だが、アクセルが本気で嫌がれば無理強いすることはない。それだけは確かだ。
兄が自分の下着を脱ぎ、アクセル同様全裸になる。そして改めて脚を抱え直し、膨張した己を直接擦りつけてきた。兄の硬さを感じ、その生々しさに身震いした。
普段はのほほんとしているけれど、こういう時は雄っぽい一面を覗かせる。そのギャップはたまらない興奮材料だった。
大抵のことには無頓着な兄が、自分を抱く時は男らしい興奮を示し、独占欲を滲ませながら執着してくるのだ。のぼせ上がるなという方が無理であろう。
――兄上……。
どこまでも際限なく兄を好きになってしまう自分が、少し恐ろしくもあった。どんな仕打ちをされても、兄を恨むより自分への反省が先に来る。きっと自分はこれから先も、兄を嫌いになることはないのだろう。
例え、この上なくひどい方法で裏切られたとしても……。
「そろそろいいかな?」
兄が窄まりに先端を押し当て、聞いてくる。
熱く濡れた欲望を感じた瞬間、後ろの孔がばくばく痙攣した。
「ああ……もちろん……」
兄の首筋に腕を回したら、兄は嬉しそうに微笑んでくれた。
押し当てられた先端にぐぐっ……と圧力がかかり、ぐぷんと入口がめくれ上がって一番太い部分が中にめり込んでくる。
「うっ……ん、んっ……」
衝撃に呻きながらも、なるべく力を抜いて兄を受け入れる。
「そっか。じゃあ今度フェラする時は前もって教えてあげるね」
優しく髪を撫でてくる兄。その約束がどこまで守られるかは疑問だが、アクセルが本気で嫌がれば無理強いすることはない。それだけは確かだ。
兄が自分の下着を脱ぎ、アクセル同様全裸になる。そして改めて脚を抱え直し、膨張した己を直接擦りつけてきた。兄の硬さを感じ、その生々しさに身震いした。
普段はのほほんとしているけれど、こういう時は雄っぽい一面を覗かせる。そのギャップはたまらない興奮材料だった。
大抵のことには無頓着な兄が、自分を抱く時は男らしい興奮を示し、独占欲を滲ませながら執着してくるのだ。のぼせ上がるなという方が無理であろう。
――兄上……。
どこまでも際限なく兄を好きになってしまう自分が、少し恐ろしくもあった。どんな仕打ちをされても、兄を恨むより自分への反省が先に来る。きっと自分はこれから先も、兄を嫌いになることはないのだろう。
例え、この上なくひどい方法で裏切られたとしても……。
「そろそろいいかな?」
兄が窄まりに先端を押し当て、聞いてくる。
熱く濡れた欲望を感じた瞬間、後ろの孔がばくばく痙攣した。
「ああ……もちろん……」
兄の首筋に腕を回したら、兄は嬉しそうに微笑んでくれた。
押し当てられた先端にぐぐっ……と圧力がかかり、ぐぷんと入口がめくれ上がって一番太い部分が中にめり込んでくる。
「うっ……ん、んっ……」
衝撃に呻きながらも、なるべく力を抜いて兄を受け入れる。
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