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第3章~新たなる試練~
第112話*(リバ注意)
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自分が動く度に兄が反応してくれるのが嬉しくて、アクセルは夢中で腰を動かした。好きな人を抱くのがこんなに楽しいものだったとは……。
「はっ……あ、兄上……俺、もう……」
「あ……ああ、そう……。いいよ……中に出して」
全てを察したように背中に腕を回し、ギュッと抱き締めてくる。最初からそうするのが当然とでも言うように、全てを受け入れる覚悟はできているみたいだった。
「兄上……っ」
己の中心がドクンと脈打った。
一際強く腰を打ち付け、兄の唇を塞いだところで膨張していた熱が弾けた。吸い付いてくる襞に誘われるように、自分の遺伝子を兄の腹に注ぎ込んでいく。
「はっ……はあ……」
ポタリと汗が滴り、兄の頬に落ちた。
中出しを受けた兄はどこか恍惚とした表情になり、さも嬉しそうに微笑んできた。
「よしよし……初めてにしては上出来だったよ。ちょっといろいろ早かったけど、頑張ったね」
優しく頭を撫でられ、アクセルはようやく我に返った。獣のようにがっついて兄に欲望を注いでしまったことに、今更ながら羞恥を覚えた。
「あ、兄上……」
慌てて自分自身を引き抜き、ぐったりと兄の横に倒れ込む。
甘えるように兄の胸元に顔を埋め、呟くように言った。
「俺、やるならやっぱり下がいい……」
「ありゃ、本当に? お前は攻めるより攻められる方が好きなのか」
「それもあるけど……。兄上を攻めるには、俺はあまりに未熟すぎると思って……」
「そう?」
小さく頷き、言葉を続ける。
「はっ……あ、兄上……俺、もう……」
「あ……ああ、そう……。いいよ……中に出して」
全てを察したように背中に腕を回し、ギュッと抱き締めてくる。最初からそうするのが当然とでも言うように、全てを受け入れる覚悟はできているみたいだった。
「兄上……っ」
己の中心がドクンと脈打った。
一際強く腰を打ち付け、兄の唇を塞いだところで膨張していた熱が弾けた。吸い付いてくる襞に誘われるように、自分の遺伝子を兄の腹に注ぎ込んでいく。
「はっ……はあ……」
ポタリと汗が滴り、兄の頬に落ちた。
中出しを受けた兄はどこか恍惚とした表情になり、さも嬉しそうに微笑んできた。
「よしよし……初めてにしては上出来だったよ。ちょっといろいろ早かったけど、頑張ったね」
優しく頭を撫でられ、アクセルはようやく我に返った。獣のようにがっついて兄に欲望を注いでしまったことに、今更ながら羞恥を覚えた。
「あ、兄上……」
慌てて自分自身を引き抜き、ぐったりと兄の横に倒れ込む。
甘えるように兄の胸元に顔を埋め、呟くように言った。
「俺、やるならやっぱり下がいい……」
「ありゃ、本当に? お前は攻めるより攻められる方が好きなのか」
「それもあるけど……。兄上を攻めるには、俺はあまりに未熟すぎると思って……」
「そう?」
小さく頷き、言葉を続ける。
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