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第3章~新たなる試練~
第86話*
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「うっ、ん……ひあっ!」
必死に内部の快感に耐えていたら、硬く凝った乳首を強く捻り上げられ、アクセルは思わず悲鳴を上げた。
指で攻めるだけでは飽き足らず、兄は両手でアクセルを抱き起こすと、自分の太ももに乗せて、下から突き上げながら口で突起を弄び始めた。
「あっ、あっ……兄上、そこはいいから……っ」
「そう? でも触って欲しそうな色してるし」
「んっ、ん……ああ、そこだめ……!」
「ふふ、乳首でもちゃんと感じてるみたいだね。ここの刺激はあまり教えて来なかったけど、やっぱりお前には受けの素質があるんだな」
「あ……っ、く……うう、あぁん!」
快感に大きく仰け反り、後ろ向きに倒れそうになって慌てて兄にしがみつく。兄の舌に腫れ上がった部分を転がされ、時折軽く歯を立てられ、もう片方の乳首は指の腹で撫でられたり押し潰されたりと刺激を与えられる。
その間ずっと身体を揺すぶられ、肉襞のいいところを硬いもので擦られ続けていた。
上と下を同時に攻められては、快感に弱いアクセルはひとたまりもない。
「ひ、い……兄上だめだ……! 俺また……!」
「イっちゃいそう?」
泣きながらこくこく頷いたら、兄が悪戯っぽく微笑んだ。
「でもお前はさっき軽くイってるしなぁ……。気持ちよくなってくれるのは嬉しいんだけど、お前ばかり何度もイくのは公平じゃないよね」
「で、でも兄上……あ、うっ……」
「そう言えば、この間はちょっと我慢することを覚えたでしょ? せっかくだから、今回は自分で我慢してみない?」
「えっ……?」
どういう意味かわからず、アクセルは目を丸くして兄を見た。すると兄はアクセルの中心に手を伸ばし、膨張した根本を強く握ってきた。
必死に内部の快感に耐えていたら、硬く凝った乳首を強く捻り上げられ、アクセルは思わず悲鳴を上げた。
指で攻めるだけでは飽き足らず、兄は両手でアクセルを抱き起こすと、自分の太ももに乗せて、下から突き上げながら口で突起を弄び始めた。
「あっ、あっ……兄上、そこはいいから……っ」
「そう? でも触って欲しそうな色してるし」
「んっ、ん……ああ、そこだめ……!」
「ふふ、乳首でもちゃんと感じてるみたいだね。ここの刺激はあまり教えて来なかったけど、やっぱりお前には受けの素質があるんだな」
「あ……っ、く……うう、あぁん!」
快感に大きく仰け反り、後ろ向きに倒れそうになって慌てて兄にしがみつく。兄の舌に腫れ上がった部分を転がされ、時折軽く歯を立てられ、もう片方の乳首は指の腹で撫でられたり押し潰されたりと刺激を与えられる。
その間ずっと身体を揺すぶられ、肉襞のいいところを硬いもので擦られ続けていた。
上と下を同時に攻められては、快感に弱いアクセルはひとたまりもない。
「ひ、い……兄上だめだ……! 俺また……!」
「イっちゃいそう?」
泣きながらこくこく頷いたら、兄が悪戯っぽく微笑んだ。
「でもお前はさっき軽くイってるしなぁ……。気持ちよくなってくれるのは嬉しいんだけど、お前ばかり何度もイくのは公平じゃないよね」
「で、でも兄上……あ、うっ……」
「そう言えば、この間はちょっと我慢することを覚えたでしょ? せっかくだから、今回は自分で我慢してみない?」
「えっ……?」
どういう意味かわからず、アクセルは目を丸くして兄を見た。すると兄はアクセルの中心に手を伸ばし、膨張した根本を強く握ってきた。
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