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文化祭編

第16話*

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「あぁ、だめ……っ、こんな……」

 必死に身を捩ったものの、背後から市川に抱き締められた上、脚も痺れている状況では逃げることもできない。

 ただぶるぶると太ももを震わせ、与えられる快感に身悶える。

「あ……うあっ!」

 肩で荒っぽい息を吐いていると、閉ざされた入口にいきなり指を突っ込まれた。その衝撃に、溜まっていた涙がどっと頬を伝い落ちる。

「あ、あっ……いやぁ……っ!」
「嫌じゃないだろ? 夏樹、ここ弄られるの大好きだもんな」
「あう、ん……んっ」

 長い指が狭い小径を掻き回していく。柔らかな襞を擦られる度にそこが熱く溶け出していく。湿った粘膜がちゅっ、ちゅっ、と音を立て、ひくんと入口が収縮した。

「あぁ……っ! 先生だめ、そこ……」
「ほら、とろとろになってきた。指に吸い付いてくるよ、これ」
「やっ……そ、なこと……んんっ」
「そんなことあるよ。ちょっと触っただけなのに、もうこんなに柔らかくなってる」
「うあっ……!」

 いきなり三本まとめて指を突き入れられ、夏樹は思わず嬌声を上げた。

 最初はちょっとキツかったが、すぐにその圧迫感にも慣れ、市川の指を勝手に締め付けてしまう。抜き差しされるといかがわしい水音が聞こえてきて、ますます身体が熱くなってしまった。

 同時に胸の突起も指先で弄ばれ、あっという間に限界を迎えてしまった。

「んっ、だめ……先生、もう……」
「……いいぞ、いっぱい出せよ。汚れたら懐紙で拭き取ってやるからさ」
「で、でも……こんなところじゃ……んっ」
「大丈夫だって。お前は何にも気にせず、乱れまくればいいんだ。後始末は全部俺がやっとくから」
「そ、な……あっ!」
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