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降りて来た
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第9話 降りて来た
ブォーン!
若者『中古だけど…買ってよかったな…これで待ち合わせにも、何とか間に合う…』
若者『何事も最初の印象が大事だからな…』
若者『もう少し速度を上げるか』
ブォォーン!
先生『はーい!皆さん横断歩道は、左右しっかりと車が来てないか確認してから…手を挙げて渡りましょうね』
はーい
ブォーン!
若者『やばいな…間に合うか…』
?『イケナイ…チイサナイノチ…ナクナルヨカン』
若者『あっ…俺だ。もうすぐ着くから…』
先生『千代ちゃん!危ない!』
ガシャーン!!!
ガシッ!!
若者『えっ…俺…車を運転して居て…えっ?』
若者『軍人の人?それもデカい…2メートルは超えてる?』
ゴーレム『オマエハ…イノチヲナンダトオモッテイル?』
心優しき剛腕の怪物
「ゴーレム」
能力「変形」
若者『すいませんでしたー!もう致しません!』
若者『お許しをー!!』
先生『ありがとうございます!子供達の命が救われました!』
千代『おじちゃんありがとう』
ゴーレム『コレデ…ダイジョウブ…ケガハナイカ…』
ゴーレム『オジョウサンタチ…』
「子供視点」
ズーン…
「やっぱり怖い」
先生『本当にありがとうございました。』
先生『それではー!』
ゴーレム『マタ…キラワレタ』
?『此処が…人間の居る世界…日々何かの為に向き合い…助け合う人間達の世界ですか…』
四天使(してんし)上級天使
イグニス
イグニス『あの人が気に入る訳です』
?『それよりもわたくしは、あちらのスイーツと言うものに興味がありますのでコレで…』
四天使 上級天使
オルメス
イグニス『えっ?我等の使命は?』
オルメス『そんな物…「はな」から興味ありませんので…』
イグニス『えっ?「上司」…置いてく…』
?『此処が!下の世界かー!良い場所だね!』
四天使 上級天使
テルミス
?『そんなに気を高めてたら…またスピアスさんに怒られますよ…』
四天使 上級天使
ラークス
テルミス『だってあの人…面白くないし…怒っても怖くないし…』
テルミス『どっちかと言うと…下の世界に落っこちた。あの人の方が面白いし!』
神様『ヘックション!』
瑠華『どうしました?神様さん…風邪引いたのですか?』
神様『うん…そうかも…』
瑠華『神様さんって風邪引くんですね』
神様(この姿のままになってから…キッパリ…力の大半を失ってしまった。)
神様(ドラゴンにもマウント取られるし…何故あいつらは、人間の姿になっても元の力を維持できるんだ?)
イグニス『此処に居ましたか…さん』
神様『!』
瑠華『?』
イグニス『人間の方もご一緒なのですね…初めまして天使です。』
イグニス『人間の方は、こう言う時…「名刺」と言う物で自らの身分を知らせるのでしたよね…』
イグニス『それでは私は、直接貴女様の頭の中に、情報を知らせますね…それの方が効率が良いので…』
神様(何だ…初対面の筈なのに何故か誰か…分かる気がする…)
神様『ん…瑠華…』
ポカーン…
瑠華『え?』
イグニス『伝わりましたか?これが…私の身分と言う物です。』
瑠華『全然!分かりません!どなたですか?』
「頭の中に直接流しても!伝わらない!?かつてこのような…人間が居たでしょうか!」
イグニス(本来なら…直接頭の中に流されれば…疑問こそ抱きますが…天のお召し物として聞き入れる筈です…)
イグニス(やはり…これが現在の「文明人」なのですね…随分…今の人々は、「偉大な存在」を忘れた物ですね…)
神様(…)
神様『思い出した…』
イグニス『やっと思い出してくれましたか…』
神様『でっ…お前が此処に居るってことは…「アイツら」も一緒に居るってことだよな』
神様『上級天使イグニス』
瑠華(上級?)
神様『上級天使ってのは…上の世界で暇する「力」を持つ天使のことだ』
瑠華『私の思考が読まれている!?』
神様『顔に出てるぞ…』
神様『お前が居るなら他のラークス…オルメス…テルミスの「三馬鹿」は、どうした?一緒じゃないのか?』
イグニス『あの3人なら…各々が他の場所できっと迷惑を掛けているだろうね…私ではまとめられないので困っているよ…』
神様『天使長であるお方も大変なんだな…』
イグニス『まあ…ラークスとオルメスは大人しい方かな…問題はテルミスだね…』
イグニス『それにしても…』
イグニス『良い人に巡り合いましたね…』
瑠華『ありがとう』
イグニス『流石は…「ファルス」さんと仲良くなっただけはありますね…』
イグニス『これは大物の予感が致します。』
神様『ファルス?誰だそれ』
神様『!』
ファルス(そうだ…俺はファルスだ。何故忘れていた…)
瑠華『ファルス?神様さんの本当の名前?』
ブォーン!
若者『中古だけど…買ってよかったな…これで待ち合わせにも、何とか間に合う…』
若者『何事も最初の印象が大事だからな…』
若者『もう少し速度を上げるか』
ブォォーン!
先生『はーい!皆さん横断歩道は、左右しっかりと車が来てないか確認してから…手を挙げて渡りましょうね』
はーい
ブォーン!
若者『やばいな…間に合うか…』
?『イケナイ…チイサナイノチ…ナクナルヨカン』
若者『あっ…俺だ。もうすぐ着くから…』
先生『千代ちゃん!危ない!』
ガシャーン!!!
ガシッ!!
若者『えっ…俺…車を運転して居て…えっ?』
若者『軍人の人?それもデカい…2メートルは超えてる?』
ゴーレム『オマエハ…イノチヲナンダトオモッテイル?』
心優しき剛腕の怪物
「ゴーレム」
能力「変形」
若者『すいませんでしたー!もう致しません!』
若者『お許しをー!!』
先生『ありがとうございます!子供達の命が救われました!』
千代『おじちゃんありがとう』
ゴーレム『コレデ…ダイジョウブ…ケガハナイカ…』
ゴーレム『オジョウサンタチ…』
「子供視点」
ズーン…
「やっぱり怖い」
先生『本当にありがとうございました。』
先生『それではー!』
ゴーレム『マタ…キラワレタ』
?『此処が…人間の居る世界…日々何かの為に向き合い…助け合う人間達の世界ですか…』
四天使(してんし)上級天使
イグニス
イグニス『あの人が気に入る訳です』
?『それよりもわたくしは、あちらのスイーツと言うものに興味がありますのでコレで…』
四天使 上級天使
オルメス
イグニス『えっ?我等の使命は?』
オルメス『そんな物…「はな」から興味ありませんので…』
イグニス『えっ?「上司」…置いてく…』
?『此処が!下の世界かー!良い場所だね!』
四天使 上級天使
テルミス
?『そんなに気を高めてたら…またスピアスさんに怒られますよ…』
四天使 上級天使
ラークス
テルミス『だってあの人…面白くないし…怒っても怖くないし…』
テルミス『どっちかと言うと…下の世界に落っこちた。あの人の方が面白いし!』
神様『ヘックション!』
瑠華『どうしました?神様さん…風邪引いたのですか?』
神様『うん…そうかも…』
瑠華『神様さんって風邪引くんですね』
神様(この姿のままになってから…キッパリ…力の大半を失ってしまった。)
神様(ドラゴンにもマウント取られるし…何故あいつらは、人間の姿になっても元の力を維持できるんだ?)
イグニス『此処に居ましたか…さん』
神様『!』
瑠華『?』
イグニス『人間の方もご一緒なのですね…初めまして天使です。』
イグニス『人間の方は、こう言う時…「名刺」と言う物で自らの身分を知らせるのでしたよね…』
イグニス『それでは私は、直接貴女様の頭の中に、情報を知らせますね…それの方が効率が良いので…』
神様(何だ…初対面の筈なのに何故か誰か…分かる気がする…)
神様『ん…瑠華…』
ポカーン…
瑠華『え?』
イグニス『伝わりましたか?これが…私の身分と言う物です。』
瑠華『全然!分かりません!どなたですか?』
「頭の中に直接流しても!伝わらない!?かつてこのような…人間が居たでしょうか!」
イグニス(本来なら…直接頭の中に流されれば…疑問こそ抱きますが…天のお召し物として聞き入れる筈です…)
イグニス(やはり…これが現在の「文明人」なのですね…随分…今の人々は、「偉大な存在」を忘れた物ですね…)
神様(…)
神様『思い出した…』
イグニス『やっと思い出してくれましたか…』
神様『でっ…お前が此処に居るってことは…「アイツら」も一緒に居るってことだよな』
神様『上級天使イグニス』
瑠華(上級?)
神様『上級天使ってのは…上の世界で暇する「力」を持つ天使のことだ』
瑠華『私の思考が読まれている!?』
神様『顔に出てるぞ…』
神様『お前が居るなら他のラークス…オルメス…テルミスの「三馬鹿」は、どうした?一緒じゃないのか?』
イグニス『あの3人なら…各々が他の場所できっと迷惑を掛けているだろうね…私ではまとめられないので困っているよ…』
神様『天使長であるお方も大変なんだな…』
イグニス『まあ…ラークスとオルメスは大人しい方かな…問題はテルミスだね…』
イグニス『それにしても…』
イグニス『良い人に巡り合いましたね…』
瑠華『ありがとう』
イグニス『流石は…「ファルス」さんと仲良くなっただけはありますね…』
イグニス『これは大物の予感が致します。』
神様『ファルス?誰だそれ』
神様『!』
ファルス(そうだ…俺はファルスだ。何故忘れていた…)
瑠華『ファルス?神様さんの本当の名前?』
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