願いを叶える公爵令嬢 〜婚約破棄された私が隣国で出会ったのは、夢の中の王子様でした〜
エレアノールは頭を抱えていた。
かわいい弟のように思っていた婚約者は、慕ってくれていたのが嘘のように冷たい。
彼の隣には男爵令嬢が勝ち誇った顔で張りついているし、ついには王命で婚約破棄まで……
しかも、唯一の癒しだった“あの夢”もぱったりと見られなくなってしまった。
失意のなか、逃げるように渡った隣国で、エレアノールは一人の青年と出会う。
「……セル、ヴィオ?」
婚約者の豹変と時を同じくして、夢に現れるようになった謎の青年「セルヴィオ」。
彼がまさか実在の人物だったなんて――これは一体どういうことなの?
*R18シーンは※をつけています
*残酷描写ありの表記があるお話以外でも、暴力・怪我のシーンが出てくることがありますので、苦手な方はご注意ください
*初めての小説執筆&投稿になりますので、何卒!広い心でお読みいただけますようお願いいたします
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