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25 ××てまうやろ?
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気絶させられる前に
声が出せる時に
叫ぶべきだったのは
『駅員さんを呼んで下さい』
とか
イヤ先ず
『助けて下さい』
からの
『通報して下さい』
いやもっと
先輩たちにちゃんと
ちゃんと
『やめて下さい』
そう言えていたら
なのに僕は
それしか浮かばなくて
その名しか心になくて
だから
バカだけど
しょうがなかったんだ
「‥ウト」
(――え?)
「ユウトッ!!」
「‥ッッ!?」
その‥‥声ッ!!
気絶しかけた状態から覚醒する
声のする方に必死に目を向ける
――あ
あぁ!!
信じられない
もしかして幻!?
紫黒色の髪
深紫の瞳
美しい人!
何で君がここに!?
居るはずないのに
何でもいい
ナイト!
ナイト!!
幻でもいい
必死に手を伸ばす
フワリと体が浮く感覚
え 空中浮遊?
なんて思っていたら
優しく抱きとめられて
ナイトの腕の中にいた
「‥っ‥」(本物?)
「大丈夫だ」
「‥っ‥」(本当?)
「大丈夫だよ」
「‥っ‥」(えッ?)
抱きしめられた!
ナイトぉ!
も~~~、
惚れてまうやろ!!!
声が出せる時に
叫ぶべきだったのは
『駅員さんを呼んで下さい』
とか
イヤ先ず
『助けて下さい』
からの
『通報して下さい』
いやもっと
先輩たちにちゃんと
ちゃんと
『やめて下さい』
そう言えていたら
なのに僕は
それしか浮かばなくて
その名しか心になくて
だから
バカだけど
しょうがなかったんだ
「‥ウト」
(――え?)
「ユウトッ!!」
「‥ッッ!?」
その‥‥声ッ!!
気絶しかけた状態から覚醒する
声のする方に必死に目を向ける
――あ
あぁ!!
信じられない
もしかして幻!?
紫黒色の髪
深紫の瞳
美しい人!
何で君がここに!?
居るはずないのに
何でもいい
ナイト!
ナイト!!
幻でもいい
必死に手を伸ばす
フワリと体が浮く感覚
え 空中浮遊?
なんて思っていたら
優しく抱きとめられて
ナイトの腕の中にいた
「‥っ‥」(本物?)
「大丈夫だ」
「‥っ‥」(本当?)
「大丈夫だよ」
「‥っ‥」(えッ?)
抱きしめられた!
ナイトぉ!
も~~~、
惚れてまうやろ!!!
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