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一章

転生初日!

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 目蓋が重い…、

 「旦那様、男の子ですよ!」

 「うむ、泣かないが大丈夫なのか?」

 俺は目を開け声の方を見ようとするが首が動かない
 手を上げようとしても思うように上がらない
 
 「あー、うー」

 まともに話すことも出来ない

 「声が出たぞマリア!」

 顔の前に、綺麗な顔立ちの男性が現れた!

 「ルディアス!お前のパパだぞ、わかるか?」

 「貴方、生まれたばかりですよ。」

 「そうでよ旦那様」


 周りでいろんな声がするが、首が動かないのでパパしか見えないので
 パパを鑑定!
 チートと言ったら、やはり鑑定でしょ?
 自分のステータス確認してないけど、持ってるよな?
 お!鑑定持ってるみたいだな。


 アールハイド・フォン・マティウス 32才 男性 (公爵家 当主)

 Lv52


 HP        1200/1200
 MP         800/800

 筋力         240 
 耐久         180
 俊敏         150
 魔力         120

 魔法
 火魔法        Lv5
 土魔法        Lv5
 生活魔法       Lv3

 スキル
 剣術         Lv5
 武術         Lv4
 身体強化       Lv4
 気配察知       Lv4
 体力回復       Lv2


 加護
 オズヌの加護

 レベル52なんだから、かなり強いんだよなきっと!

 よし次ステータス!

 お!出た。


 ルディアス・フォン・マティウス 0才 男性 (公爵家 次男)

 Lv1


 HP          10/10
 MP           5/5

 筋力           2
 耐久           2
 俊敏           2
 魔力           3

 魔法
 全属性魔法      LvMAX
 回復魔法       LvMAX
 空間魔法       LvMAX
 生活魔法       LvMAX
 付与魔法       LvMAX      
 
 スキル
 鑑定         LvMAX
 剣術         LvMAX
 武術         LvMAX
 身体強化       LvMAX
 気配察知       LVMAX
 気配遮断       LvMAX
   魔力察知       LVMAX 
 体力回復       LvMAX
 魔力回復       LvMAX
 無詠唱        LvMAX
 調教         LvMAX
 隠蔽         LvMAX
 鍛冶         LvMAX
 調合         LvMAX  
 アイテム製造     LvMAX
 異常耐性       LvMAX   

 叡智

 加護
 オズヌの加護

 ん、小説で書いてた変身スキルは、なかったかあ~!
 で叡智って、なんだ?こんなスキル小説で書いてないぞ。

 よし鑑定LvMAXなら、わかるだろう! 鑑定!!

 叡智(えいち)この世界での知識全て。

 おおーなんか凄そうだけど使い方は…、なぜだか使い方がわっかった!

 頭の中で、叡智に呼びかけるだけでいいみたいだな
 よし叡智いろいろ教えてくれ!
 
 「畏まりました。」
 
 んー、何聞こうかな?そうだな、1番簡単な魔法を教えてくれ!

 「生活魔法のライトです、体内の魔力を放出するようにライトと唱えるだけです。」

 よし、体内の魔力…これか…放出するようにライト! 

  パッ!よし!うまくいったぜ、次は同時だ!ライト×10!
  ッパ、ッパ、ッパ、4個の光が部屋に現れたと同時に俺は意識を失った。

 「い、今のは、ライトか? 声がしなかったが無詠唱か、誰がやったのだ?」

 「あの~、旦那様!ルディアス坊ちゃまだと思います。」
 
 「いや、しかし生まれたばかりの赤ん坊だぞ?」

 「この部屋に、無詠唱や多重魔法の使い手はおりませんし
  なにより坊ちゃまが魔力枯渇により気絶させております。」

 「う、た確かに、そのようだな、すまんが主席魔術師のファルカンを呼んでくれ」
  

 ……。

 ん、俺どうしたんだ?

 叡智「魔力枯渇により、気絶していました。」

 確かにMP5しかなかったのに、初めての魔法で調子に乗ってしまった!
 魔力枯渇って、命の別状ないのか?

 叡智「成人後の魔力枯渇は、命に関わる可能性もありますが
    15才までの魔力枯渇は、逆に大幅な魔力増加につながります。」


 
 「アールハイド様、坊ちゃまが気がつかれました!
  それでは、先ほどのお約束のように坊ちゃまと二人きりにしていただけますか?」

 「うむ、わかったファルカン!宜しく頼むぞ。」

 「畏まりました。」

 パパさん、その他何名かいたようだが皆出ていったようだ

 「それでは、ルディアス様!貴方は私の言葉がわかりますね?」

 !!!なんで? この人なんなの?

 「声は、出ないようですのでライトで返事をお願いいたします!
  私は、このマティウス公爵家主席魔術師のファルカンと申します
  今日から貴方様の教育をお父上アールハイド様より
  申し付かりました、よろしいですね?
  お返事は、ライトを1度でお願いいたします。」

 …どうしよう?

 これって、ライトで返事した方が良いのかな?
 
 スルーが正解?

 「ルディアス様、聞こえておいでですよね?
  ライトでお返事を!」

 なんで、わかってるの前提で話てるの?正直怖いんだけど
 あ~、どうしよう。


 


 

 
 

 
 


 
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