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12/18 一旦撤収
Ｉ-2
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サトシが電源を操作すると、画面が明るく灯る。すると、チャットの画面を開いて文字を入力し始めた。
「サトシ、電話しちゃって？梶原さん、家出ちゃうよ？」
「僕、電話って苦手なんだけど……分かった」
数秒、通話ボタンの前でサトシの指が止まる。恥ずかしいのか躊躇っているようだ。
「私がしようか？」
「い、いや！！大丈夫！」
そう言ってサトシは通話ボタンを押した。サトシからすると初の女子への通話になるのだろう。
プルルと呼び出し音がなり、梶原さんの声がした。
「もしもし？」
「も、もしもし！？」
「ブッ！」
サトシの声が裏返り、私とリュウは一斉に吹き出した。
「サトシ、電話しちゃって？梶原さん、家出ちゃうよ？」
「僕、電話って苦手なんだけど……分かった」
数秒、通話ボタンの前でサトシの指が止まる。恥ずかしいのか躊躇っているようだ。
「私がしようか？」
「い、いや！！大丈夫！」
そう言ってサトシは通話ボタンを押した。サトシからすると初の女子への通話になるのだろう。
プルルと呼び出し音がなり、梶原さんの声がした。
「もしもし？」
「も、もしもし！？」
「ブッ！」
サトシの声が裏返り、私とリュウは一斉に吹き出した。
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