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Ｍ－１４ 説得
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リュウは続ける。
「それは俺の意思も勿論対象になるんだろ？ そうしたら考えろ。適材適所だ。どっちが体張るのが得意だ？ どっちの反応が早い？ 客観的に見ろ。さっき矢に先に気付いたのは誰だ？」
「リュウ……ね」
リュウは更に重ねる。
「そうだろう？ だったら答えは出る筈だ」
リュウの言っている事は正しい。ようやくそう思えた。
「ここはリュウが先に行く」
「そうだ」
子供を褒めるかの様に、私の頭を撫でた。
「だから俺に万が一の事があったら後処理をするのが愛の役目だ。その意味は分かってるよな？」
私は鼻で笑う。
「全部いただいちゃうわよ」
「それは俺の意思も勿論対象になるんだろ？ そうしたら考えろ。適材適所だ。どっちが体張るのが得意だ？ どっちの反応が早い？ 客観的に見ろ。さっき矢に先に気付いたのは誰だ？」
「リュウ……ね」
リュウは更に重ねる。
「そうだろう？ だったら答えは出る筈だ」
リュウの言っている事は正しい。ようやくそう思えた。
「ここはリュウが先に行く」
「そうだ」
子供を褒めるかの様に、私の頭を撫でた。
「だから俺に万が一の事があったら後処理をするのが愛の役目だ。その意味は分かってるよな？」
私は鼻で笑う。
「全部いただいちゃうわよ」
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