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3/2 白亜紀
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「私、友達とずっと一緒に鬼ごっこしたかったの」
言ってしまった。子供みたいだからずっと言えなかった。いつも皆の輪の中に入りたかった。だけど、そんな事は必要ないと止められていた。
「お、鬼ごっこ?」
「うん。した事がないの」
「東条さん……俺、やるよ! 鬼をやる!」
吉田くんが目を潤ませながら拳を握り締めた。アトムが頷いた。
「では、白亜紀をステージに重力を軽くした状態で鬼ごっこだな」
「なんかとんでもない設定になってきたな」
「でも面白そうじゃない!」
「最後まで残った人にはご褒美とか!」
「あ、じゃあ最後に残った人が好きな人を指定してほっぺにチューとか!?」
言ってしまった。子供みたいだからずっと言えなかった。いつも皆の輪の中に入りたかった。だけど、そんな事は必要ないと止められていた。
「お、鬼ごっこ?」
「うん。した事がないの」
「東条さん……俺、やるよ! 鬼をやる!」
吉田くんが目を潤ませながら拳を握り締めた。アトムが頷いた。
「では、白亜紀をステージに重力を軽くした状態で鬼ごっこだな」
「なんかとんでもない設定になってきたな」
「でも面白そうじゃない!」
「最後まで残った人にはご褒美とか!」
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