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規模が……
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コットンを伴い、警備隊の訓練場から出ていくと、スピアがついてきた。
「どうかして?」
「いえ、先程のお話ですが……あの、どうしてですか?」
「どうしてって、どういうこと?」
「その、なんの取柄もない僕に、何故、あのような……」
自信なさげに俯くスピア。私は、名を呼び上を向かせる。私より小さな青年の目は、戸惑いでいっぱいだった。
「逆に、何故、私があなたを選んだかは考えないの?」
「……僕を選んだ?」
「そう。私は、あの中で、唯一、あなただけを選んだ。腕自慢のあの青年でもなく、同等の副隊長であるあの青年でもなく、スピアを選んだ理由」
「……そんなもの、あるのですか?」
「なければ、選ばないでしょ?」
「……わかりません。そこにちょうどいたからでしょうか?」
「たったそれだけなら、私は誰も選ばない。あなたを選んだ理由。それを明日までに考えておいて。隊長は、私にスピアを取り上げられて悔しいでしょうけどね」
「強くもありませんし、才能もありません」
「答えをいうつもりはないわ。明日、あなたから、選んだ理由だと思うことを私に伝えて。今晩じっくり、自身と向き合えばいいわ!急ぐから」
そういって、レナンテに飛び乗った。スピアと話しているうちに、アデルが必死に連れてきてくれたようだ。
ご機嫌の悪いレナンテに引きずられるように来たアデルが顔を顰めている。
「アンナリーゼ様、これからどちらに行かれるのですか?」
「時間を考えると、タンザのところね。隊長のいるところを知っているなら、それでもいいのだけど……」
「……隊長なら、タンザのところへ行っているはずです。この前の人攫いの件で独自に動いていると聞いていますから」
「頼れる部下がいないということ?」
「頼れる上司もいないということです」
「……私の責任ね。早急に手を打たないと、アンバー領の変わりに、コーコナが金の餌食になりそうだわ!」
「えっ?ここでもですか?」
「言ったじゃない!私の捕まえた準男爵は、息のかかったものだって。まぁ、表向きは、関わりのないように、間に何人も人が挟まっているでしょうけどね!」
「それなら、それを辿れば、何とでもなるんじゃ?」
「いったでしょ?何人もって。追い詰めると、間に入った人が、殺されてしまう」
「……殺されて?近衛にいる間、殺人事件なんて、ほとんどなかったように思いますが……」
「地方で殺せば、わからないわよ。警備隊を抱き込んだり、あとは、事故に見せかけて殺したり、自殺に偽装したり……。そう考えると、結構な案件があったこと、思い浮かぶんじゃないかしら?」
アデルは馬上で唸り始める。身に覚えのあるような話だったらしく、あれかっ!と声をだした。
「何か思い浮かんだ?」
「えぇ、確か、自殺と片付けられた案件がありました。現場からも遺体からも、自殺とは考えにくいものだったのに、誰かが自殺だって言い始め、周りもそれで賛同をして……結局、そういうことになった件がありました。そういうこと、だったのですね?」
「そうね。覚えておくといいわ。首を突っ込まない方がいい案件と、突っ込まないといけない案件があること、後ろに誰がいるのか……ということ。
我が公爵家はお金がないからね……金で抱き込むことはできないし、それは、もう金がやったあとだから、たいした貴族は残っていない。それよりかは、裏切れない方法で、どんどん陣営に取り込んでいくしかないのよ。たとえば、食糧庫としてのアンバー領なんて、おもしろいと思うのよね」
「……食で国を握るのですか?」
「悪くないと思うわよ。お金を握れるといいけど……結局のところ、食べないと死ぬから。金の領地も蓄えがあるからどうってことはないでしょうけど……公国全体を見れば、その年、食べるものしか賄えないわ。物資があるのとないのとでは、力関係も変わるわ。金の陣営が、どこまで他領の領民にまでいい顔をするかは知らないけど……他国から食糧は買うことができる。でも、それをわざわざ、他領へ渡すとは思えないし……って、悪いことを考えてはいるの」
「……食べ物をとなると、苦しいですね。作物の育つ領地であれば、1年くらいなら大丈夫でしょうけど……コーコナは、食糧に向かない土ですからね。他の領地でも、他領からの輸入に頼っているところが多い領地は、少なくないですからね」
「これから、結ぶ契約書の中に、穀物や食品に関して、いろいろと制約なんかを組み込んでいくつもりよ。他領ですもの。制裁は必要だし、一人でも多くの貴族をアンバー公爵家の味方につけるためには、人望だけではうまくいかない。利害関係があってこそ、初めてうまくいくこともあるから、そういう領地には、そうやって近づくしかないのよね」
アデルとコットンが渋い顔をしている。話が大きすぎてわからないのか、人として……という部分でひいたのかはわからなかったが、こういった話を聞けるものだとは思っていなかったらしい。
「それって……大丈夫なのですか?裏切られたり……」
「裏切られたときの制裁よね。手放しに他領のために何でもできるなんて奉仕の心なんて、私は最初から持ち合わせていないわ!アンバー領だって、私費を費やしてってみんなに言われているけど、取り戻せると踏んでいるから、いくらでも出せる。今年で、3割ほどは、返してもらっているわ!もちろん、領地の蓄えもしながらだから、一気にお金を返してもらうようなことは、していないもの」
「領主って、いろいろ考えているのですね?」
「これが普通じゃないかしら?大きな商店を種を植えるところから始めて、売るところまでを一手に動かしているって考えてみて?ハニーアンバー店そのものだと思うわ!領民は、領地の担い手ですもの。そこにお金を出すことに、なんの躊躇いが必要?」
「……そうなのですか?」
「普通は、そう思いませんけどね……」
「コットンは、農家さんに対して誠実に接しているでしょ?それと一緒よ?」
ニコリと笑えば、引きつっている二人。規模が……というコットンは、よくよくわかっているのだろう。
「どうかして?」
「いえ、先程のお話ですが……あの、どうしてですか?」
「どうしてって、どういうこと?」
「その、なんの取柄もない僕に、何故、あのような……」
自信なさげに俯くスピア。私は、名を呼び上を向かせる。私より小さな青年の目は、戸惑いでいっぱいだった。
「逆に、何故、私があなたを選んだかは考えないの?」
「……僕を選んだ?」
「そう。私は、あの中で、唯一、あなただけを選んだ。腕自慢のあの青年でもなく、同等の副隊長であるあの青年でもなく、スピアを選んだ理由」
「……そんなもの、あるのですか?」
「なければ、選ばないでしょ?」
「……わかりません。そこにちょうどいたからでしょうか?」
「たったそれだけなら、私は誰も選ばない。あなたを選んだ理由。それを明日までに考えておいて。隊長は、私にスピアを取り上げられて悔しいでしょうけどね」
「強くもありませんし、才能もありません」
「答えをいうつもりはないわ。明日、あなたから、選んだ理由だと思うことを私に伝えて。今晩じっくり、自身と向き合えばいいわ!急ぐから」
そういって、レナンテに飛び乗った。スピアと話しているうちに、アデルが必死に連れてきてくれたようだ。
ご機嫌の悪いレナンテに引きずられるように来たアデルが顔を顰めている。
「アンナリーゼ様、これからどちらに行かれるのですか?」
「時間を考えると、タンザのところね。隊長のいるところを知っているなら、それでもいいのだけど……」
「……隊長なら、タンザのところへ行っているはずです。この前の人攫いの件で独自に動いていると聞いていますから」
「頼れる部下がいないということ?」
「頼れる上司もいないということです」
「……私の責任ね。早急に手を打たないと、アンバー領の変わりに、コーコナが金の餌食になりそうだわ!」
「えっ?ここでもですか?」
「言ったじゃない!私の捕まえた準男爵は、息のかかったものだって。まぁ、表向きは、関わりのないように、間に何人も人が挟まっているでしょうけどね!」
「それなら、それを辿れば、何とでもなるんじゃ?」
「いったでしょ?何人もって。追い詰めると、間に入った人が、殺されてしまう」
「……殺されて?近衛にいる間、殺人事件なんて、ほとんどなかったように思いますが……」
「地方で殺せば、わからないわよ。警備隊を抱き込んだり、あとは、事故に見せかけて殺したり、自殺に偽装したり……。そう考えると、結構な案件があったこと、思い浮かぶんじゃないかしら?」
アデルは馬上で唸り始める。身に覚えのあるような話だったらしく、あれかっ!と声をだした。
「何か思い浮かんだ?」
「えぇ、確か、自殺と片付けられた案件がありました。現場からも遺体からも、自殺とは考えにくいものだったのに、誰かが自殺だって言い始め、周りもそれで賛同をして……結局、そういうことになった件がありました。そういうこと、だったのですね?」
「そうね。覚えておくといいわ。首を突っ込まない方がいい案件と、突っ込まないといけない案件があること、後ろに誰がいるのか……ということ。
我が公爵家はお金がないからね……金で抱き込むことはできないし、それは、もう金がやったあとだから、たいした貴族は残っていない。それよりかは、裏切れない方法で、どんどん陣営に取り込んでいくしかないのよ。たとえば、食糧庫としてのアンバー領なんて、おもしろいと思うのよね」
「……食で国を握るのですか?」
「悪くないと思うわよ。お金を握れるといいけど……結局のところ、食べないと死ぬから。金の領地も蓄えがあるからどうってことはないでしょうけど……公国全体を見れば、その年、食べるものしか賄えないわ。物資があるのとないのとでは、力関係も変わるわ。金の陣営が、どこまで他領の領民にまでいい顔をするかは知らないけど……他国から食糧は買うことができる。でも、それをわざわざ、他領へ渡すとは思えないし……って、悪いことを考えてはいるの」
「……食べ物をとなると、苦しいですね。作物の育つ領地であれば、1年くらいなら大丈夫でしょうけど……コーコナは、食糧に向かない土ですからね。他の領地でも、他領からの輸入に頼っているところが多い領地は、少なくないですからね」
「これから、結ぶ契約書の中に、穀物や食品に関して、いろいろと制約なんかを組み込んでいくつもりよ。他領ですもの。制裁は必要だし、一人でも多くの貴族をアンバー公爵家の味方につけるためには、人望だけではうまくいかない。利害関係があってこそ、初めてうまくいくこともあるから、そういう領地には、そうやって近づくしかないのよね」
アデルとコットンが渋い顔をしている。話が大きすぎてわからないのか、人として……という部分でひいたのかはわからなかったが、こういった話を聞けるものだとは思っていなかったらしい。
「それって……大丈夫なのですか?裏切られたり……」
「裏切られたときの制裁よね。手放しに他領のために何でもできるなんて奉仕の心なんて、私は最初から持ち合わせていないわ!アンバー領だって、私費を費やしてってみんなに言われているけど、取り戻せると踏んでいるから、いくらでも出せる。今年で、3割ほどは、返してもらっているわ!もちろん、領地の蓄えもしながらだから、一気にお金を返してもらうようなことは、していないもの」
「領主って、いろいろ考えているのですね?」
「これが普通じゃないかしら?大きな商店を種を植えるところから始めて、売るところまでを一手に動かしているって考えてみて?ハニーアンバー店そのものだと思うわ!領民は、領地の担い手ですもの。そこにお金を出すことに、なんの躊躇いが必要?」
「……そうなのですか?」
「普通は、そう思いませんけどね……」
「コットンは、農家さんに対して誠実に接しているでしょ?それと一緒よ?」
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