791 / 1,479
課税方法を変える感じです!Ⅱ
しおりを挟む
ジョージアから話を振られたテクト、ユービス、ビルがそれぞれの思いを話してくれる。
「アンナリーゼ様から、この話を聞いたとき、すでに反対はしています。領地が貧しく、食うや食わずの我々が、どうやってそんなお金を稼げるようになるのか、一定の税金の方が、家計は痛まないのではないかと」
「確かにあのときは、ビックリしましたね?税金って、高いわね?と言い始めたとき、それが当たり前だった私にしては、驚きを隠せませんでした」
「あぁ、あのときですね?しかし、私たちは今の高い税金より少し高く納めないといけないので、代わりはないんですけどね」
三人が顔を見合わせ、笑いため息をつきこちらを見た。
「それで、税金をより多く納めることになる三人は、何故この課税方法を許可したんだ?」
「そうですね……約束事があって、それをアンナリーゼ様が守ってくれているからでしょう。領地の様子を見ながら、領民のみなの準備が整うまで、セバス様を始め、ここにいる方々が手伝ってくれたことで私たちは納得したのです。貴族というのは、理不尽なものtいうのが私たち平民の認識です。ジョージア様にいうのは憚れますが、おじい様は、自身の娯楽のために領民へどれほど負担を求められたか……お父様も努力はしてくれましたが……アンナリーゼ様ほど、この領地を想ってくださる方はいません。貴族のいない領地では、納税の全ては領民が賄っていますから」
「貴族が領地に住んでいても、領民ではあるが……確かに、その場合は、貴族からたくさんの納税をしてもらうことになっている。領地の中で別に収入を得るような仕事をしている者たちが多いからな……」
ジョージアが考えるように唸った。領地の管理簿を読んでいればわかることも多い。
「昔は、アンバー領にも貴族はいたのだがな……」
「領地自体が廃ってしまっては、貴族も住まないですよ」
「……確かに」
「最近は貴族も住みたいと申し出がありましたよ」
イチアがとてもいい顔で笑っている。金づるのように思われているのか、その貴族が少しだけ可哀想に思えてくる。
「ただし、アンナリーゼ様の審査を通るような人物でなければ住めませんし、領地の中で、貴族が手を出せる産業が何もないので、納税をしてもらうにしても、金目になるものがないのでと断っているところではあります」
「そうなのか……それは、どうすればいい?」
「例えば、ナタリー様は、アンバー領が苦しいときから関わっていましたので、アンナリーゼ様からドレス全般に加え、ハニーアンバー店の一部に提案することが出来ます。領地ですでにご自身が収入を得ていますので、納税もできいいのですが、他の貴族は、私たち平民を雇ってどうこうするものになりますから、今の体制では難しいですね」
イチアの的確な説明は、みなが頷けた。ちなみに、ナタリーは、カラマス子爵領の領主一族であるので、納税義務は本来ないのだが……イチアに計算されているらしい。一部、別荘扱いという名目で納税をしてくれているとか。その関係で、ウィルやセバスも同じく納めてくれているとか。領地での恩恵が大きいからと、三人とも何も言わずに気前いい。
「私はいずれ、ここに屋敷を構えたいと思っています。いつまでもアンナリーゼ様のお側にいたいですから!」
「ナタリーは、屋敷を建てたとしても、今使っている部屋を手放すつもりはなさそうだよね?」
「当たり前です!私が帰る場所は……」
ナタリーの色っぽい視線がこちらに向くので、微笑む。
「アンナリーゼ様のお側だけですから!」
「再婚はしないのかい?」
「再婚だなんて!絶対しません!アンナリーゼ様の側にずっといますよ!もちろん、いいですよね?」
「えぇ、それは、私も心強いから。でも、未来は誰にもわからないから、絶対は言わないで?」
わかりましたとナタリーはいうが、きっと、わかっていないような気がする。ナタリーの気持ちはとても嬉しいけど、応えられない。それでもと言ってくれるナタリーには甘えっぱなしだ。
「貴族が領地に住むことが無理だということは、わかった。今後は、そのあたりも考えてくれると思っていてもいいのかな?」
「そうですね、儲けだけを考えるのではなく、アンナリーゼ様とともに、領地を盛り立ててくれるような方には声をかけたいと思っています」
「よろしく頼む。それで、三商人が、その課税方法を変えてもいいとなった話を聞きたい」
「それでは、私から」
ビルが説明してくれるようだ。実をいうとビルとこの話をすることが1番多く、領民へ話をするときにどうするのがいいのかと相談をしているのがビルであった。セバスとイチアが中心に法を整えてはいるが、まずは領民への浸透が大事なので、ビルを中心に領民への周知を考えている。
「アンナリーゼ様からの提案後、何度も話し合いをしました。アンナリーゼ様は、他にもたくさんすることがあるので、基本的には報告だけになっていますが、領民のことを1番に考えてくださっていることはわかっています。アンバー領に住む領民として、提案させていただいたことを了承していただきました。領地が読み書き計算ができる人がたくさん整うまでは、このままの納税方法とすること。納税するために申告書書くのですが、その作成方法を領民へ周知すること。また、申告書を誤魔化すようなことがあれば、厳しい罰則をもうけること。最初の3年で納税に関する検証を行い、領民にとっても領地にとっても不利になっていないかの確認をすることです」
「えらく、領民よりな感じだね?アンナは、それでいいと?」
「えぇ、特に問題はありません。新しいことをするのです。今後の貴族も含め、フレイゼン領を倣い、可能な限り今の税収を落とすことなく潤わせてみせますよ?」
「アンナの私財はもう、投入はしない?」
「それは、わかりません。領地の金庫が空っぽどころか、今、借金していることになっているので……でも、私の私財は、いずれ、アンジェラやネイトに渡すものになりますから、きちんと領地のお金も私のお金も正常に戻してみせます!ここにいるみながいれば、私たちは国1番の領地を目指すことができますよ!例え、邪魔がはいったとしても!」
にっこり笑いかける。搾取しようものなら……数十倍、数百倍にかけ、返してもらう用意は常にしていると笑いかけておくのである。
「アンナリーゼ様から、この話を聞いたとき、すでに反対はしています。領地が貧しく、食うや食わずの我々が、どうやってそんなお金を稼げるようになるのか、一定の税金の方が、家計は痛まないのではないかと」
「確かにあのときは、ビックリしましたね?税金って、高いわね?と言い始めたとき、それが当たり前だった私にしては、驚きを隠せませんでした」
「あぁ、あのときですね?しかし、私たちは今の高い税金より少し高く納めないといけないので、代わりはないんですけどね」
三人が顔を見合わせ、笑いため息をつきこちらを見た。
「それで、税金をより多く納めることになる三人は、何故この課税方法を許可したんだ?」
「そうですね……約束事があって、それをアンナリーゼ様が守ってくれているからでしょう。領地の様子を見ながら、領民のみなの準備が整うまで、セバス様を始め、ここにいる方々が手伝ってくれたことで私たちは納得したのです。貴族というのは、理不尽なものtいうのが私たち平民の認識です。ジョージア様にいうのは憚れますが、おじい様は、自身の娯楽のために領民へどれほど負担を求められたか……お父様も努力はしてくれましたが……アンナリーゼ様ほど、この領地を想ってくださる方はいません。貴族のいない領地では、納税の全ては領民が賄っていますから」
「貴族が領地に住んでいても、領民ではあるが……確かに、その場合は、貴族からたくさんの納税をしてもらうことになっている。領地の中で別に収入を得るような仕事をしている者たちが多いからな……」
ジョージアが考えるように唸った。領地の管理簿を読んでいればわかることも多い。
「昔は、アンバー領にも貴族はいたのだがな……」
「領地自体が廃ってしまっては、貴族も住まないですよ」
「……確かに」
「最近は貴族も住みたいと申し出がありましたよ」
イチアがとてもいい顔で笑っている。金づるのように思われているのか、その貴族が少しだけ可哀想に思えてくる。
「ただし、アンナリーゼ様の審査を通るような人物でなければ住めませんし、領地の中で、貴族が手を出せる産業が何もないので、納税をしてもらうにしても、金目になるものがないのでと断っているところではあります」
「そうなのか……それは、どうすればいい?」
「例えば、ナタリー様は、アンバー領が苦しいときから関わっていましたので、アンナリーゼ様からドレス全般に加え、ハニーアンバー店の一部に提案することが出来ます。領地ですでにご自身が収入を得ていますので、納税もできいいのですが、他の貴族は、私たち平民を雇ってどうこうするものになりますから、今の体制では難しいですね」
イチアの的確な説明は、みなが頷けた。ちなみに、ナタリーは、カラマス子爵領の領主一族であるので、納税義務は本来ないのだが……イチアに計算されているらしい。一部、別荘扱いという名目で納税をしてくれているとか。その関係で、ウィルやセバスも同じく納めてくれているとか。領地での恩恵が大きいからと、三人とも何も言わずに気前いい。
「私はいずれ、ここに屋敷を構えたいと思っています。いつまでもアンナリーゼ様のお側にいたいですから!」
「ナタリーは、屋敷を建てたとしても、今使っている部屋を手放すつもりはなさそうだよね?」
「当たり前です!私が帰る場所は……」
ナタリーの色っぽい視線がこちらに向くので、微笑む。
「アンナリーゼ様のお側だけですから!」
「再婚はしないのかい?」
「再婚だなんて!絶対しません!アンナリーゼ様の側にずっといますよ!もちろん、いいですよね?」
「えぇ、それは、私も心強いから。でも、未来は誰にもわからないから、絶対は言わないで?」
わかりましたとナタリーはいうが、きっと、わかっていないような気がする。ナタリーの気持ちはとても嬉しいけど、応えられない。それでもと言ってくれるナタリーには甘えっぱなしだ。
「貴族が領地に住むことが無理だということは、わかった。今後は、そのあたりも考えてくれると思っていてもいいのかな?」
「そうですね、儲けだけを考えるのではなく、アンナリーゼ様とともに、領地を盛り立ててくれるような方には声をかけたいと思っています」
「よろしく頼む。それで、三商人が、その課税方法を変えてもいいとなった話を聞きたい」
「それでは、私から」
ビルが説明してくれるようだ。実をいうとビルとこの話をすることが1番多く、領民へ話をするときにどうするのがいいのかと相談をしているのがビルであった。セバスとイチアが中心に法を整えてはいるが、まずは領民への浸透が大事なので、ビルを中心に領民への周知を考えている。
「アンナリーゼ様からの提案後、何度も話し合いをしました。アンナリーゼ様は、他にもたくさんすることがあるので、基本的には報告だけになっていますが、領民のことを1番に考えてくださっていることはわかっています。アンバー領に住む領民として、提案させていただいたことを了承していただきました。領地が読み書き計算ができる人がたくさん整うまでは、このままの納税方法とすること。納税するために申告書書くのですが、その作成方法を領民へ周知すること。また、申告書を誤魔化すようなことがあれば、厳しい罰則をもうけること。最初の3年で納税に関する検証を行い、領民にとっても領地にとっても不利になっていないかの確認をすることです」
「えらく、領民よりな感じだね?アンナは、それでいいと?」
「えぇ、特に問題はありません。新しいことをするのです。今後の貴族も含め、フレイゼン領を倣い、可能な限り今の税収を落とすことなく潤わせてみせますよ?」
「アンナの私財はもう、投入はしない?」
「それは、わかりません。領地の金庫が空っぽどころか、今、借金していることになっているので……でも、私の私財は、いずれ、アンジェラやネイトに渡すものになりますから、きちんと領地のお金も私のお金も正常に戻してみせます!ここにいるみながいれば、私たちは国1番の領地を目指すことができますよ!例え、邪魔がはいったとしても!」
にっこり笑いかける。搾取しようものなら……数十倍、数百倍にかけ、返してもらう用意は常にしていると笑いかけておくのである。
0
お気に入りに追加
120
あなたにおすすめの小説
ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む
紫楼
ファンタジー
酔っ払って寝て起きたらなんか手が小さい。びっくりしてベットから落ちて今の自分の情報と前の自分の記憶が一気に脳内を巡ってそのまま気絶した。
私は放置された16歳の少女リーシャに転生?してた。自分の状況を理解してすぐになぜか王様の命令で辺境にお嫁に行くことになったよ!
辺境はイケメンマッチョパラダイス!!だったので天国でした!
食べ物が美味しくない国だったので好き放題食べたい物作らせて貰える環境を与えられて幸せです。
もふもふ?に出会ったけどなんか違う!?
もふじゃない爺と契約!?とかなんだかなーな仲間もできるよ。
両親のこととかリーシャの真実が明るみに出たり、思わぬ方向に物事が進んだり?
いつかは立派な辺境伯夫人になりたいリーシャの日常のお話。
主人公が結婚するんでR指定は保険です。外見とかストーリー的に身長とか容姿について表現があるので不快になりそうでしたらそっと閉じてください。完全な性表現は書くの苦手なのでほぼ無いとは思いますが。
倫理観論理感の強い人には向かないと思われますので、そっ閉じしてください。
小さい見た目のお転婆さんとか書きたかっただけのお話。ふんわり設定なので軽ーく受け流してください。
描写とか適当シーンも多いので軽く読み流す物としてお楽しみください。
タイトルのついた分は少し台詞回しいじったり誤字脱字の訂正が済みました。
多少表現が変わった程度でストーリーに触る改稿はしてません。
カクヨム様にも載せてます。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
異世界で焼肉屋を始めたら、美食家エルフと凄腕冒険者が常連になりました ~定休日にはレア食材を求めてダンジョンへ~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
辺境の町バラムに暮らす青年マルク。
子どもの頃から繰り返し見る夢の影響で、自分が日本(地球)から転生したことを知る。
マルクは日本にいた時、カフェを経営していたが、同業者からの嫌がらせ、客からの理不尽なクレーム、従業員の裏切りで店は閉店に追い込まれた。
その後、悲嘆に暮れた彼は酒浸りになり、階段を踏み外して命を落とした。
当時の記憶が復活した結果、マルクは今度こそ店を経営して成功することを誓う。
そんな彼が思いついたのが焼肉屋だった。
マルクは冒険者をして資金を集めて、念願の店をオープンする。
焼肉をする文化がないため、その斬新さから店は繁盛していった。
やがて、物珍しさに惹かれた美食家エルフや凄腕冒険者が店を訪れる。
HOTランキング1位になることができました!
皆さま、ありがとうございます。
他社の投稿サイトにも掲載しています。
前略、旦那様……幼馴染と幸せにお過ごし下さい【完結】
迷い人
恋愛
私、シア・エムリスは英知の塔で知識を蓄えた、賢者。
ある日、賢者の天敵に襲われたところを、人獣族のランディに救われ一目惚れ。
自らの有能さを盾に婚姻をしたのだけど……夫であるはずのランディは、私よりも幼馴染が大切らしい。
「だから、王様!! この婚姻無効にしてください!!」
「My天使の願いなら仕方ないなぁ~(*´ω`*)」
※表現には実際と違う場合があります。
そうして、私は婚姻が完全に成立する前に、離婚を成立させたのだったのだけど……。
私を可愛がる国王夫婦は、私を妻に迎えた者に国を譲ると言い出すのだった。
※AIイラスト、キャラ紹介、裏設定を『作品のオマケ』で掲載しています。
※私の我儘で、イチャイチャどまりのR18→R15への変更になりました。 ごめんなさい。
侯爵の愛人だったと誤解された私の結婚は2か月で終わりました
しゃーりん
恋愛
子爵令嬢アリーズは、侯爵家で侍女として働いていたが、そこの主人に抱きしめられているところを夫人に見られて愛人だと誤解され、首になって実家に戻った。
夫を誘惑する女だと社交界に広められてしまい、侍女として働くことも難しくなった時、元雇い主の侯爵が申し訳なかったと嫁ぎ先を紹介してくれる。
しかし、相手は妻が不貞相手と心中し昨年醜聞になった男爵で、アリーズのことを侯爵の愛人だったと信じていたため、初夜は散々。
しかも、夫が愛人にした侍女が妊娠。
離婚を望むアリーズと平民を妻にしたくないために離婚を望まない夫。というお話です。
【完結】国外追放の王女様と辺境開拓。王女様は落ちぶれた国王様から国を買うそうです。異世界転移したらキモデブ!?激ヤセからハーレム生活!
花咲一樹
ファンタジー
【錬聖スキルで美少女達と辺境開拓国造り。地面を掘ったら凄い物が出てきたよ!国外追放された王女様は、落ちぶれた国王様゛から国を買うそうです】
《異世界転移.キモデブ.激ヤセ.モテモテハーレムからの辺境建国物語》
天野川冬馬は、階段から落ちて異世界の若者と魂の交換転移をしてしまった。冬馬が目覚めると、そこは異世界の学院。そしてキモデブの体になっていた。
キモデブことリオン(冬馬)は婚活の神様の天啓で三人の美少女が婚約者になった。
一方、キモデブの婚約者となった王女ルミアーナ。国王である兄から婚約破棄を言い渡されるが、それを断り国外追放となってしまう。
キモデブのリオン、国外追放王女のルミアーナ、義妹のシルフィ、無双少女のクスノハの四人に、神様から降ったクエストは辺境の森の開拓だった。
辺境の森でのんびりとスローライフと思いきや、ルミアーナには大きな野望があった。
辺境の森の小さな家から始まる秘密国家。
国王の悪政により借金まみれで、沈みかけている母国。
リオンとルミアーナは母国を救う事が出来るのか。
※激しいバトルは有りませんので、ご注意下さい
カクヨムにてフォローワー2500人越えの人気作
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
ご期待に沿えず、誠に申し訳ございません
野村にれ
恋愛
人としての限界に達していたヨルレアンは、
婚約者であるエルドール第二王子殿下に理不尽とも思える注意を受け、
話の流れから婚約を解消という話にまでなった。
ヨルレアンは自分の立場のために頑張っていたが、
絶対に婚約を解消しようと拳を上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる