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これ、何?
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殿下のクローゼットの奥から出してもらった服は、当時わりと気に入っていた服だったが、年のせいか服の好みが変わったからなのか、とても私に似合っているとは思えなかった。
家に帰ったとしても似たり寄ったりの服しか無いので、一時しのぎだと言い聞かせ我慢する。
私は、服1枚でも気持ちの上がり下がりがあることを初めて知った。
いつも私にあった服を用意してくれた侍女たちには感謝しかない。
デリアにはもちろん多大なる感謝だが、最近、ナタリーが趣味のいいドレスや服を作り始めたことに、かなり期待している。
その服が、とても私の好みにあうのだ。
というのも、ナタリーがデザインしているので、私に似合うのは当たり前なのだけど……廉価版を、他領へ売り出したいと最近言っているのをニコライ通じて聞いている。
領地を飛び回っていたのは、服を作るためだったようで、ナタリーにも領地での楽しみができて何よりだった。
今着ている服を着ていた頃を知っている殿下は、懐かしむように私を見ていた。
「そんなに見られると恥ずかしいんですけど?」
「いや、すまぬ。今でもその服が似合うのは、そなたくらいだと思って」
「そういえば、この服は殿下のプレゼントでしたね?」
「覚えていたのか?」
「えぇ、覚えてますよ!
確かハリーと服を買いに街へ出かける話を聞きつけて、お小遣いくれたんでした。
殿下の分も買って、そのあとちょくちょく抜け出しましたね?」
「アンナリーゼ様って、王太子殿下まで連れ回していたのですか?」
パルマ、驚いているところ悪いのだけど……ハリー……宰相の息子となら、ほぼ毎日、街をぶらついていた。
それも、泥んこになったり、服を破いたり……近所の悪ガキよりなまじ強かったから、お山の大将もしていたくらいだ。
だから、フレイゼンのじゃじゃ馬アンナと言われるまでになっていたのだが黙っておこう。
知らぬが仏。黙っているのもパルマのためだ!と思っていたが、そうは問屋がおろさない。
「パルマとか言ったか?」
「はい、王太子殿下」
「アンナは、毎日、街で暴れまわっておったぞ?お供にハリーをつけて。
そうであろう?サシャよ」
「全くですよ!いつになったら大人しくなるのかと思っていましたが……
全然変わらず……親の顔が見てみたい!ってうちの女王様でした……
僕はもっとアンナが小さいときに振り回されていましたよ!
ヘンリーと幼馴染になった頃から、僕はお払い箱でしたけどね!」
私は殿下とお兄様の話にぐぅの根も出ない。事実なのだから、否定もできないし……身に覚えのあることを知らないパルマに言ってイメージを刷り込まれては困る。
殿下もお兄様は、それにしたって私の話に花を咲かせている場合なのだろうか?
確かにあの頃は、わりと無茶もしてたし、ハリーに何度も何度も叱られたこともある。
服を破ってしまったり、汚してしまったりはしょっちゅうしてたから、城下では有名であったし、デビュタントまでは、ハリーと一緒に自由気ままに遊びほうけた生活をしていた。
その頃には、お兄様がもう相手をしてくれなかったからいつもハリーと一緒にいたのだ。
「そうなんですね?アンナリーゼ様は、ずっと変わらずなのですね!」
「ずっと変わらずって……パルマ、私も淑女として、成長はしてるよ?
なんならダンスを一曲踊る?」
「いえ、ウィルさんに姫さんと踊ったら2度と他の人と踊りたくなくなるからやめた方が
いいって言われましたから、遠慮させていただきます」
「それは、ウィルにとっての最高の誉め言葉だな。
他の女性と踊るのが、億劫になるくらいアンナは最高のパートナーになるんだ」
「そんなにアンナリーゼ様のダンスは素敵なのですね?
まだ、僕、夜会に行ったことがなくて……」
「パルマよ、行った方がいいぞ?アンナの課題にそれはないのか?」
殿下に問われパルマは考えていただが、私がその課題を出した記憶はなかった。
そうか……社交界の話は、パルマからも聞き出せるようにした方がいい。
願ったりかなったりだと、私はパルマに課題を出すことにした。
「パルマ、夜会にいってらっしゃい。
お兄様に、私が必要としている情報を聞いて、自分でどの情報が必要なのか精査できるように」
「でも……夜会や茶会にそんな価値があるように思えません」
「それは、違うわ!夜会や茶会にこそ、隠された情報が蔓延しているのよ!
うーん……根本的な考え方から勉強するとなると、お兄様は役に立たないわね!」
「アンナ!僕だって、あの頃の僕じゃないさ!
パルマ一人くらい、立派に育てることができるって!」
私は兄をジトっと見やって、やれやれと頭を横に振る。
我が家はこれでも上流階級の貴族であった。
なので、それとなく両親はそういうことも教えてくれていたのだが、兄はわかっていない。
私たちには基礎があって、お母様に叩きあげられた最高情報機関とするなら、パルマは末端貴族と庶民との間くらいの生まれであるため、基礎もない状態なのだ。
「私が手を貸してあげれればいいけど、それは無理だから……お母様にお願いしておくわ!
お兄様にお願いしたら、パルマの今後がかなり心配になる。
わかっているのかいないのか……私たちは、上流貴族の側にいるのですよ?
情報収集に関しては、元々お母様が教えてくれていました。
パルマには、その基礎がないのです。
お兄様には、とてもじゃないですけど、パルマを基礎から教えるなんて任せられません」
来年の今頃には、パルマはローズディアの文官として働くことになっている。
時間にも余裕がないので、兄に任せることで、時間を無駄にはしたくない。
「パルマ、私のお母様に師事をしてちょうだい。
失念してたけど必要があるので、早急に情報収集能力はつけて!
これがあるのとないのでは、文官として働くにしても雲泥の差が出ることになるはず。
情報は、武器よ!
何も切ったり殴ったりだけが攻撃できるもので戦えるわけではないのよ。
情報があってこそ、勝てる戦も攻め入る場所もあるのよ」
パルマを悟らせると、納得してくれたのか今晩帰ってからでもお願いしてみますと返事をくれる。
うん、兄と違って、こういうところが柔軟でいいのだ。
見習ったらいいのに……聞こえない程度に呟いたつもりだったが、殿下には聞こえたようで苦笑いしていた。
「ところで、シルキー様の処方されたお薬ってわかりましたか?」
「あぁ、昨日煎じたものと処方箋、あと産後から飲んでいるもの食べた物を全部洗い出した。
そんなものでいいのか?他にももっと何かあるんではないのか?」
殿下は心配そうにしているのだが……やっぱり、シルキーをとても大切にしていることをうかがえる。
「殿下も忙しいでしょうから、ご自分の仕事をしてください。
こちらは、私たちで考えますから……あまり、時間もないので、早速始めていきますよ!」
殿下の執務室の応接セットで頭を寄せていたのだが、殿下には離脱してもらった。
それに同じ執務室の中にいるなら、兄は私の方を手伝ってもなんら問題はなさそうなので、私と兄、パルマの三人で、読み解いていくことにした。
その中で気になるものがあった。
これ、何?
私は、それらを中心に調べていくことにしたのだった。
家に帰ったとしても似たり寄ったりの服しか無いので、一時しのぎだと言い聞かせ我慢する。
私は、服1枚でも気持ちの上がり下がりがあることを初めて知った。
いつも私にあった服を用意してくれた侍女たちには感謝しかない。
デリアにはもちろん多大なる感謝だが、最近、ナタリーが趣味のいいドレスや服を作り始めたことに、かなり期待している。
その服が、とても私の好みにあうのだ。
というのも、ナタリーがデザインしているので、私に似合うのは当たり前なのだけど……廉価版を、他領へ売り出したいと最近言っているのをニコライ通じて聞いている。
領地を飛び回っていたのは、服を作るためだったようで、ナタリーにも領地での楽しみができて何よりだった。
今着ている服を着ていた頃を知っている殿下は、懐かしむように私を見ていた。
「そんなに見られると恥ずかしいんですけど?」
「いや、すまぬ。今でもその服が似合うのは、そなたくらいだと思って」
「そういえば、この服は殿下のプレゼントでしたね?」
「覚えていたのか?」
「えぇ、覚えてますよ!
確かハリーと服を買いに街へ出かける話を聞きつけて、お小遣いくれたんでした。
殿下の分も買って、そのあとちょくちょく抜け出しましたね?」
「アンナリーゼ様って、王太子殿下まで連れ回していたのですか?」
パルマ、驚いているところ悪いのだけど……ハリー……宰相の息子となら、ほぼ毎日、街をぶらついていた。
それも、泥んこになったり、服を破いたり……近所の悪ガキよりなまじ強かったから、お山の大将もしていたくらいだ。
だから、フレイゼンのじゃじゃ馬アンナと言われるまでになっていたのだが黙っておこう。
知らぬが仏。黙っているのもパルマのためだ!と思っていたが、そうは問屋がおろさない。
「パルマとか言ったか?」
「はい、王太子殿下」
「アンナは、毎日、街で暴れまわっておったぞ?お供にハリーをつけて。
そうであろう?サシャよ」
「全くですよ!いつになったら大人しくなるのかと思っていましたが……
全然変わらず……親の顔が見てみたい!ってうちの女王様でした……
僕はもっとアンナが小さいときに振り回されていましたよ!
ヘンリーと幼馴染になった頃から、僕はお払い箱でしたけどね!」
私は殿下とお兄様の話にぐぅの根も出ない。事実なのだから、否定もできないし……身に覚えのあることを知らないパルマに言ってイメージを刷り込まれては困る。
殿下もお兄様は、それにしたって私の話に花を咲かせている場合なのだろうか?
確かにあの頃は、わりと無茶もしてたし、ハリーに何度も何度も叱られたこともある。
服を破ってしまったり、汚してしまったりはしょっちゅうしてたから、城下では有名であったし、デビュタントまでは、ハリーと一緒に自由気ままに遊びほうけた生活をしていた。
その頃には、お兄様がもう相手をしてくれなかったからいつもハリーと一緒にいたのだ。
「そうなんですね?アンナリーゼ様は、ずっと変わらずなのですね!」
「ずっと変わらずって……パルマ、私も淑女として、成長はしてるよ?
なんならダンスを一曲踊る?」
「いえ、ウィルさんに姫さんと踊ったら2度と他の人と踊りたくなくなるからやめた方が
いいって言われましたから、遠慮させていただきます」
「それは、ウィルにとっての最高の誉め言葉だな。
他の女性と踊るのが、億劫になるくらいアンナは最高のパートナーになるんだ」
「そんなにアンナリーゼ様のダンスは素敵なのですね?
まだ、僕、夜会に行ったことがなくて……」
「パルマよ、行った方がいいぞ?アンナの課題にそれはないのか?」
殿下に問われパルマは考えていただが、私がその課題を出した記憶はなかった。
そうか……社交界の話は、パルマからも聞き出せるようにした方がいい。
願ったりかなったりだと、私はパルマに課題を出すことにした。
「パルマ、夜会にいってらっしゃい。
お兄様に、私が必要としている情報を聞いて、自分でどの情報が必要なのか精査できるように」
「でも……夜会や茶会にそんな価値があるように思えません」
「それは、違うわ!夜会や茶会にこそ、隠された情報が蔓延しているのよ!
うーん……根本的な考え方から勉強するとなると、お兄様は役に立たないわね!」
「アンナ!僕だって、あの頃の僕じゃないさ!
パルマ一人くらい、立派に育てることができるって!」
私は兄をジトっと見やって、やれやれと頭を横に振る。
我が家はこれでも上流階級の貴族であった。
なので、それとなく両親はそういうことも教えてくれていたのだが、兄はわかっていない。
私たちには基礎があって、お母様に叩きあげられた最高情報機関とするなら、パルマは末端貴族と庶民との間くらいの生まれであるため、基礎もない状態なのだ。
「私が手を貸してあげれればいいけど、それは無理だから……お母様にお願いしておくわ!
お兄様にお願いしたら、パルマの今後がかなり心配になる。
わかっているのかいないのか……私たちは、上流貴族の側にいるのですよ?
情報収集に関しては、元々お母様が教えてくれていました。
パルマには、その基礎がないのです。
お兄様には、とてもじゃないですけど、パルマを基礎から教えるなんて任せられません」
来年の今頃には、パルマはローズディアの文官として働くことになっている。
時間にも余裕がないので、兄に任せることで、時間を無駄にはしたくない。
「パルマ、私のお母様に師事をしてちょうだい。
失念してたけど必要があるので、早急に情報収集能力はつけて!
これがあるのとないのでは、文官として働くにしても雲泥の差が出ることになるはず。
情報は、武器よ!
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パルマを悟らせると、納得してくれたのか今晩帰ってからでもお願いしてみますと返事をくれる。
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「ところで、シルキー様の処方されたお薬ってわかりましたか?」
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そんなものでいいのか?他にももっと何かあるんではないのか?」
殿下は心配そうにしているのだが……やっぱり、シルキーをとても大切にしていることをうかがえる。
「殿下も忙しいでしょうから、ご自分の仕事をしてください。
こちらは、私たちで考えますから……あまり、時間もないので、早速始めていきますよ!」
殿下の執務室の応接セットで頭を寄せていたのだが、殿下には離脱してもらった。
それに同じ執務室の中にいるなら、兄は私の方を手伝ってもなんら問題はなさそうなので、私と兄、パルマの三人で、読み解いていくことにした。
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