36 / 42
走る牛娘と酔っぱらいイケ猫
しおりを挟む
会場はワルツの音楽が軽やかに鳴り響く…
舞台中央には物語に登場する様な王子様とお姫様がくるくると回り軽やかなダンスを披露し、周りの観衆が美しい容姿と華麗なダンスに魅了されいるはず…
そして私といえば無我夢中で走る…とにかく人が居ない場所へと無我夢中でドタドタと、まさにミノタウル牛娘にお似合いな猪突猛進ダッシュを行いせっかくのドレスも台無しにしてただただひた走る。
すれ違う人が慌てて私を避ける、そして私の表情をみてギョッとするがそんな事に構っている余裕などない、きっとお化粧もグチャグチャでドロドロになってるはず、まさに生きる屍ゾンビ容姿になり猛スピードで廊下をひた走っていれば、周りは不振人物が凄い勢いで走っている。近付くなヤバそうな牛娘がいると注目を浴びている、でもしかしやっとこさ目的地に到着することが出来のだ。
一人になりたかったでも初めて来た場所で、どこなら一人になれるかなんかわからない。
ならば此処しかないと逃げ込んだのは、化粧室いそいで個室に閉じ籠り鍵をかけ、後は思う存分声を殺して溢れる涙を垂れ流した…
嘘つき嘘つき嘘つき
騙された騙された騙された
「ウゥゥゥ…ぐやしぃ…惨めだよ…情けないよぉ」
30分ぐらい泣くだけ泣いたら少し落ち着いてくる…さてさてゆっくり頭を整理しよう…
----りっちゃんに騙された-----
いや騙させわけではない、私が常識知らずで世間知らずだったのだ、無知とはある意味罪なのだから…騙されたと被害者ぶって悲劇のヒロインになるのは簡単だけど、自分自分に落ち度が無かったといえば嘘になる
ならどうする……?
前に進みたい…
前に進むってどうやって…?
ちゃんと話そうそう前みたいに母親ポジションに戻ろう。あの子が幸せで笑顔で居られるならそれでいいじゃないか、あの子は何千年も自分の罪の枷を償ってきた、そしてようやく魂の片割れ運命の番と結ばれるのだ、なら祝福してあげるのが親の義務だろう…
そして帰ろう…一人であの村に…
落ち着いてたら存分に失恋女を堪能しよう、ウジウジジメジメして酒でも煽ってカイザー兄さんに絡んで、クッキーさんに沢山愚痴を聞いてもらって号泣するんだ、きっとカイザー兄さんはなんかんだ言っても慰め奢ってくれるはず。クッキーさんはメッチャ怒るんだろうな~なんだか楽しくなってきたやっと窮屈で肩身の狭かったこの国から出れる、私を必要としてくれるあの村に帰れると考えたらなんだか希望がパァーとわいてくる
ちゃんと祝福してお別れして帰ろう!!
散々独占した個室から出て、パンダになった顔をバシャッバシャッと水で洗いながす、素っぴんになってしまったが仕方ない。
いそいそと化粧室をやっとの事脱出した。
「ユイカさん…大丈夫ですか…?」
壁によりかかりタキシードに身を包んだ黒猫の獣人イケ猫のクロさんが居た。
「クロさん…何故此処に…」
スラリと長い足を動かして、私に近付いてくる。優しく頭を撫でられ労るような優しい瞳で見下ろさないで我慢した涙がまた溢れそうになるじゃないか止めてくれぇぇぇ!
細身なくせに大きな荷物を軽々と持ち上げ運ぶ細マッチョだったこのイケ猫、あっという間に大きな身体に包まれたら、味方が居たって思っちゃう
ん?って微笑まないで優しくハグしてヨシヨシしないでぇ~
「辛かったですね…」
ええ…本当にって答えたいけど、どこまで私の心情を理解してるかわからないし泣かないよ、私泣かないんだからちゃんとりっちゃんにバイバイしてから泣くんだから、このイケ猫に泣かされてしまいそうになるのをぐっと堪える
「ぐっうっっっ!!」
「ぷっ!!すごい顔…でも目は真っ赤だ…」
くぅぅぅぅ!なぜハグから脱出出来ないのか、必死に脱け出そうとするのにクロさんに制止され、抱き付いたままクロさんを見上げる事しか出来ない
「ユイカさん泣きましたね…」
「泣いてません!離してぇぇ」
「鼻声で泣いた事バレバレですよ…せっかく真紅の淡いドレスがお似合いなのに…」
ますます悲しくなる事言わないで、私に用意されていたドレスはりっちゃんの瞳とおんなじ真紅のドレス…りっちゃんの番の王妃様ともろかぶりの色なのだ…結婚式では花嫁とおんなじ白い衣装を着てはならないと暗黙の了解があるが、まさに私は花嫁ともろかぶりな色を着たた痛い娘になっていた…
「艶やかな黒髪に黒い瞳…真紅のドレスが本当に似合ってますよ…」
「クロさん酔っぱらい…?」
「ふふふ…」
なんて優しく笑うのだ…抱き付いてる身体が熱いしきっと酔っぱらい猫だな、マタタビでも舐めてしまったのかな…
「酔っぱらいクロさん…お願いがあるんです」
「酔っぱらいじゃないですけどなんですか?」
なんだかクロさんが今日は甘いぞ…私をプンスカ怒ってお説教してたクロさんはどこ行ったのだ
「私帰りたいんです…ちゃんとりっちゃんとお話して祝福してケジメをつけたらあの村に帰りたいのです…」
「いいですね!一緒に帰りましょう!!」
「何でクロさんが嬉しいそうなんですか?」
「ふふふふ~秘密です♪喜んで帰り道も同行させて貰いますよ」
「助かります…いい加減離して貰えませんか?」
「え~あと少しだけ…やっとチャンスが回って来そうなのに逃したくないなぁ~」
「なんのチャンスですか…」
ジタバタ暴れたらやっとクロさんのお胸から解放された。名残惜しいそうに頭を優しく撫でないでぇ~完全に子供扱いされている、私はチビではない周りが背が高過ぎるのだ。プンプン
「子供扱いしないでください…」
「ユイカさんが可愛いらしいのが悪いんですよ」
「クロさんマタタビ舐めすぎですよ、こんな甘いセリフを吐くイケ猫じゃなかったはずです!!」
「おやイケ猫と思ってくれていたんですか?」
「もぉぉぉーーー!!」
「さすが牛娘ユイカさん!」
「からかってますねぇぇぇ!」
悔しいけどおどけるクロさんの対応にクスリと笑ってしまった。
「やっと笑った…」
ええ笑いましたけど何か?さっきまでトイレに籠ってビービー泣いてましたが、でも成人した大人ですから前に進むと決めた今泣いてる場合じゃないんです。でもクロさんが雰囲気を替えてくれた事には感謝しなければ…
「クロさんありが……」
「ユイカ!!!」
私がお礼を述べるのと被せるように、怒鳴る声が聞こえる。
誰だ…!!
いや悔しいかな声でわかるけど…
慌ててそちらを見れば物語の王子様とお姫様が仲睦まじく腕を組んでこちらを見ていた…
舞台中央には物語に登場する様な王子様とお姫様がくるくると回り軽やかなダンスを披露し、周りの観衆が美しい容姿と華麗なダンスに魅了されいるはず…
そして私といえば無我夢中で走る…とにかく人が居ない場所へと無我夢中でドタドタと、まさにミノタウル牛娘にお似合いな猪突猛進ダッシュを行いせっかくのドレスも台無しにしてただただひた走る。
すれ違う人が慌てて私を避ける、そして私の表情をみてギョッとするがそんな事に構っている余裕などない、きっとお化粧もグチャグチャでドロドロになってるはず、まさに生きる屍ゾンビ容姿になり猛スピードで廊下をひた走っていれば、周りは不振人物が凄い勢いで走っている。近付くなヤバそうな牛娘がいると注目を浴びている、でもしかしやっとこさ目的地に到着することが出来のだ。
一人になりたかったでも初めて来た場所で、どこなら一人になれるかなんかわからない。
ならば此処しかないと逃げ込んだのは、化粧室いそいで個室に閉じ籠り鍵をかけ、後は思う存分声を殺して溢れる涙を垂れ流した…
嘘つき嘘つき嘘つき
騙された騙された騙された
「ウゥゥゥ…ぐやしぃ…惨めだよ…情けないよぉ」
30分ぐらい泣くだけ泣いたら少し落ち着いてくる…さてさてゆっくり頭を整理しよう…
----りっちゃんに騙された-----
いや騙させわけではない、私が常識知らずで世間知らずだったのだ、無知とはある意味罪なのだから…騙されたと被害者ぶって悲劇のヒロインになるのは簡単だけど、自分自分に落ち度が無かったといえば嘘になる
ならどうする……?
前に進みたい…
前に進むってどうやって…?
ちゃんと話そうそう前みたいに母親ポジションに戻ろう。あの子が幸せで笑顔で居られるならそれでいいじゃないか、あの子は何千年も自分の罪の枷を償ってきた、そしてようやく魂の片割れ運命の番と結ばれるのだ、なら祝福してあげるのが親の義務だろう…
そして帰ろう…一人であの村に…
落ち着いてたら存分に失恋女を堪能しよう、ウジウジジメジメして酒でも煽ってカイザー兄さんに絡んで、クッキーさんに沢山愚痴を聞いてもらって号泣するんだ、きっとカイザー兄さんはなんかんだ言っても慰め奢ってくれるはず。クッキーさんはメッチャ怒るんだろうな~なんだか楽しくなってきたやっと窮屈で肩身の狭かったこの国から出れる、私を必要としてくれるあの村に帰れると考えたらなんだか希望がパァーとわいてくる
ちゃんと祝福してお別れして帰ろう!!
散々独占した個室から出て、パンダになった顔をバシャッバシャッと水で洗いながす、素っぴんになってしまったが仕方ない。
いそいそと化粧室をやっとの事脱出した。
「ユイカさん…大丈夫ですか…?」
壁によりかかりタキシードに身を包んだ黒猫の獣人イケ猫のクロさんが居た。
「クロさん…何故此処に…」
スラリと長い足を動かして、私に近付いてくる。優しく頭を撫でられ労るような優しい瞳で見下ろさないで我慢した涙がまた溢れそうになるじゃないか止めてくれぇぇぇ!
細身なくせに大きな荷物を軽々と持ち上げ運ぶ細マッチョだったこのイケ猫、あっという間に大きな身体に包まれたら、味方が居たって思っちゃう
ん?って微笑まないで優しくハグしてヨシヨシしないでぇ~
「辛かったですね…」
ええ…本当にって答えたいけど、どこまで私の心情を理解してるかわからないし泣かないよ、私泣かないんだからちゃんとりっちゃんにバイバイしてから泣くんだから、このイケ猫に泣かされてしまいそうになるのをぐっと堪える
「ぐっうっっっ!!」
「ぷっ!!すごい顔…でも目は真っ赤だ…」
くぅぅぅぅ!なぜハグから脱出出来ないのか、必死に脱け出そうとするのにクロさんに制止され、抱き付いたままクロさんを見上げる事しか出来ない
「ユイカさん泣きましたね…」
「泣いてません!離してぇぇ」
「鼻声で泣いた事バレバレですよ…せっかく真紅の淡いドレスがお似合いなのに…」
ますます悲しくなる事言わないで、私に用意されていたドレスはりっちゃんの瞳とおんなじ真紅のドレス…りっちゃんの番の王妃様ともろかぶりの色なのだ…結婚式では花嫁とおんなじ白い衣装を着てはならないと暗黙の了解があるが、まさに私は花嫁ともろかぶりな色を着たた痛い娘になっていた…
「艶やかな黒髪に黒い瞳…真紅のドレスが本当に似合ってますよ…」
「クロさん酔っぱらい…?」
「ふふふ…」
なんて優しく笑うのだ…抱き付いてる身体が熱いしきっと酔っぱらい猫だな、マタタビでも舐めてしまったのかな…
「酔っぱらいクロさん…お願いがあるんです」
「酔っぱらいじゃないですけどなんですか?」
なんだかクロさんが今日は甘いぞ…私をプンスカ怒ってお説教してたクロさんはどこ行ったのだ
「私帰りたいんです…ちゃんとりっちゃんとお話して祝福してケジメをつけたらあの村に帰りたいのです…」
「いいですね!一緒に帰りましょう!!」
「何でクロさんが嬉しいそうなんですか?」
「ふふふふ~秘密です♪喜んで帰り道も同行させて貰いますよ」
「助かります…いい加減離して貰えませんか?」
「え~あと少しだけ…やっとチャンスが回って来そうなのに逃したくないなぁ~」
「なんのチャンスですか…」
ジタバタ暴れたらやっとクロさんのお胸から解放された。名残惜しいそうに頭を優しく撫でないでぇ~完全に子供扱いされている、私はチビではない周りが背が高過ぎるのだ。プンプン
「子供扱いしないでください…」
「ユイカさんが可愛いらしいのが悪いんですよ」
「クロさんマタタビ舐めすぎですよ、こんな甘いセリフを吐くイケ猫じゃなかったはずです!!」
「おやイケ猫と思ってくれていたんですか?」
「もぉぉぉーーー!!」
「さすが牛娘ユイカさん!」
「からかってますねぇぇぇ!」
悔しいけどおどけるクロさんの対応にクスリと笑ってしまった。
「やっと笑った…」
ええ笑いましたけど何か?さっきまでトイレに籠ってビービー泣いてましたが、でも成人した大人ですから前に進むと決めた今泣いてる場合じゃないんです。でもクロさんが雰囲気を替えてくれた事には感謝しなければ…
「クロさんありが……」
「ユイカ!!!」
私がお礼を述べるのと被せるように、怒鳴る声が聞こえる。
誰だ…!!
いや悔しいかな声でわかるけど…
慌ててそちらを見れば物語の王子様とお姫様が仲睦まじく腕を組んでこちらを見ていた…
0
お気に入りに追加
106
あなたにおすすめの小説
番が見つかったら即離婚! 王女は自由な平民に憧れる
灰銀猫
恋愛
王女でありながら貧しい生活を強いられていたエリサ。
突然父王に同盟の証として獣人の国へ嫁げと命じられた。
婚姻相手の王は竜人で番しか愛せない。初対面で開口一番「愛する事はない」と断言。
しかも番が見つかるか、三年経ったら離婚だそう。
しかしエリサは、是非白い結婚&別居婚で!とむしろ大歓迎。
番至上主義の竜人の王と、平民になることを夢見る王女の、無関心から始まる物語。
ご都合主義設定でゆるゆる・展開遅いです。
獣人の設定も自己流です。予めご了承ください。
R15は保険です。
22/3/5 HOTランキング(女性向け)で1位になれました。ありがとうございます。
22/5/20 本編完結、今後は番外編となります。
22/5/28 完結しました。
23/6/11 書籍化の記念に番外編をアップしました。
転生先がヒロインに恋する悪役令息のモブ婚約者だったので、推しの為に身を引こうと思います
結城芙由奈
恋愛
【だって、私はただのモブですから】
10歳になったある日のこと。「婚約者」として現れた少年を見て思い出した。彼はヒロインに恋するも報われない悪役令息で、私の推しだった。そして私は名も無いモブ婚約者。ゲームのストーリー通りに進めば、彼と共に私も破滅まっしぐら。それを防ぐにはヒロインと彼が結ばれるしか無い。そこで私はゲームの知識を利用して、彼とヒロインとの仲を取り持つことにした――
※他サイトでも投稿中
【完結】婚約破棄は受けますが、妹との結婚は無理ですよ
かずきりり
恋愛
王妃様主催のお茶会で、いきなり妹を虐めているなどという冤罪をかけられた挙句に貶められるような事を言われ…………
妹は可愛い顔立ち
私はキツイ顔立ち
妹の方が良いというのは理解できます。えぇとても納得します。
けれど…………
妹との未来はありえませんよ……?
------------------------------
※こちらの作品はカクヨムにも掲載しています
もう一度あなたと?
キムラましゅろう
恋愛
アデリオール王国魔法省で魔法書士として
働くわたしに、ある日王命が下った。
かつて魅了に囚われ、婚約破棄を言い渡してきた相手、
ワルター=ブライスと再び婚約を結ぶようにと。
「え?もう一度あなたと?」
国王は王太子に巻き込まれる形で魅了に掛けられた者達への
救済措置のつもりだろうけど、はっきり言って迷惑だ。
だって魅了に掛けられなくても、
あの人はわたしになんて興味はなかったもの。
しかもわたしは聞いてしまった。
とりあえずは王命に従って、頃合いを見て再び婚約解消をすればいいと、彼が仲間と話している所を……。
OK、そう言う事ならこちらにも考えがある。
どうせ再びフラれるとわかっているなら、この状況、利用させてもらいましょう。
完全ご都合主義、ノーリアリティ展開で進行します。
生暖かい目で見ていただけると幸いです。
小説家になろうさんの方でも投稿しています。
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
家庭の事情で歪んだ悪役令嬢に転生しましたが、溺愛されすぎて歪むはずがありません。
木山楽斗
恋愛
公爵令嬢であるエルミナ・サディードは、両親や兄弟から虐げられて育ってきた。
その結果、彼女の性格は最悪なものとなり、主人公であるメリーナを虐め抜くような悪役令嬢となったのである。
そんなエルミナに生まれ変わった私は困惑していた。
なぜなら、ゲームの中で明かされた彼女の過去とは異なり、両親も兄弟も私のことを溺愛していたからである。
私は、確かに彼女と同じ姿をしていた。
しかも、人生の中で出会う人々もゲームの中と同じだ。
それなのに、私の扱いだけはまったく違う。
どうやら、私が転生したこの世界は、ゲームと少しだけずれているようだ。
当然のことながら、そんな環境で歪むはずはなく、私はただの公爵令嬢として育つのだった。
利己的な聖人候補~とりあえず異世界でワガママさせてもらいます
やまなぎ
ファンタジー
9/11 コミカライズ再スタート!
神様は私を殉教者と認め〝聖人〟にならないかと誘ってきた。
だけど、私はどうしても生きたかった。小幡初子(おばた・はつこ)22歳。
渋々OKした神様の嫌がらせか、なかなかヒドイ目に遭いながらも転生。
でも、そこにいた〝ワタシ〟は6歳児。しかも孤児。そして、そこは魔法のある不思議な世界。
ここで、どうやって生活するの!?
とりあえず村の人は優しいし、祖父の雑貨店が遺されたので何とか居場所は確保できたし、
どうやら、私をリクルートした神様から2つの不思議な力と魔法力も貰ったようだ。
これがあれば生き抜けるかもしれない。
ならば〝やりたい放題でワガママに生きる〟を目標に、新生活始めます!!
ーーーーーー
ちょっとアブナイ従者や人使いの荒い後見人など、多くの出会いを重ねながら、つい人の世話を焼いてしまう〝オバちゃん度〟高めの美少女の物語。
転生幼女具現化スキルでハードな異世界生活
高梨
ファンタジー
ストレス社会、労働社会、希薄な社会、それに揉まれ石化した心で唯一の親友を守って私は死んだ……のだけれども、死後に閻魔に下されたのは願ってもない異世界転生の判決だった。
黒髪ロングのアメジストの眼をもつ美少女転生して、
接客業後遺症の無表情と接客業の武器営業スマイルと、勝手に進んで行く周りにゲンナリしながら彼女は異世界でくらします。考えてるのに最終的にめんどくさくなって突拍子もないことをしでかして周りに振り回されると同じくらい周りを振り回します。
中性パッツン氷帝と黒の『ナンでも?』できる少女の恋愛ファンタジー。平穏は遙か彼方の代物……この物語をどうぞ見届けてくださいませ。
無表情中性おかっぱ王子?、純粋培養王女、オカマ、下働き大好き系国王、考え過ぎて首を落としたまま過ごす医者、女装メイド男の娘。
猫耳獣人なんでもござれ……。
ほの暗い恋愛ありファンタジーの始まります。
R15タグのように15に収まる範囲の描写がありますご注意ください。
そして『ほの暗いです』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる