11 / 47
2章
赤ピヨ参上④
しおりを挟む
「真由…なんでだよ…なんで距離置きたいなんて言うんだよ…」
赤ピヨは真由さんに向き合い、必死に助けを求めるかのように真由さんの肩を揺らす。牛乳瓶底眼鏡で悲痛の表情を浮かべ爽やかスポ根ヒーローが雨に濡れた子犬の様で哀れみや同情心もわき起こるが…おやおや?君 君 おかしいぞ?君こそ公衆の面前で何をなさってらっしゃいますか…
『君達…真っ昼間からお楽しみのようだけどさ、ここ学園の中庭だからね。人気がない場所といえどもさ場所をわきまえろ…』
と貴方様に数分前にお叱りを受けた気がするのですが…確かに人通りの少ない学園の中庭ですが、君達の目の前にはシートに座り君達を凝視するモブ娘とピヨ男が居るんです…
え~わかっております、脇役モブ娘はそこで水を指す真似など致しません、なのでとことん爽やかヒーローが必死に足掻いている姿を堪能いたします
「達也君が悪いわけじゃない…私の問題で私の心が弱いせいなの…身の丈に合ってなかったのに、なのに浮かれちゃって…」
真由さんが悲しそうに微笑む…
眉間に皺をよせ困っている、泣き出すのを必死に堪えてるかのようだ…
「なんだよ身の丈に合ってないって誰が言ったんだよ…誰が決めたんだよ…俺達の気持ちの問題だろ周りが決める事じゃない」
「誰とか言えないけど…私もそう思ったのだから…」
「真由はもう…俺なんて興味無い?好きじゃない?」
「そんな事ない!!」
「ならなんでだよ!?俺が真由に嫌われる事しちゃったの?なら言ってくれ直すように努力するからお願いだよ…」
必死なんだろうな…赤ピヨの募る想いが声となりどんどん大きくなっていく。第三者のモブ娘からみてもこの二人は両想いなのに、どうやら拗れてしまっている。赤ピヨいや赤井先輩はこの真由さんに心底惚れているのが手に取る様にわかる。別れない為、距離を置かれないよう自らを改善するとまで言っている、もしやあんたさんええ男やん。
そして脇役代表モブ娘には日暮さんの想いが少しわかる、たぶん攻略対象なる赤井先輩はカースト制度では上位お方…そんなお方とお付き合いしてる日暮さんは乙女ゲームでいう悪役令嬢ポジション、ヒロインにとって目の上のたんこぶ攻略対象を狙うには邪魔者の存在。
悪役令嬢のようなプライドが高く傲慢な女キャラだった日暮さん、おかしいな中身が全然伴っていません。
どっちかというと気弱そうで従順、お姫様タイプな彼女が赤井先輩と付き合ってると知れば、妬み嫉妬するお嬢様は多いわけで…
「お取り込み中すみません…」
「なんだよ小野!!」
ひぃぃぃ…一杯一杯なのはわかりますが呼びつけにされてます。チッ!しょせん二番手の赤ピヨのくせに生意気な…
いやいや私はモブ娘 脇役よ!ここで反抗して言い返す事が出来るのはヒロインや悪役令嬢のお仕事ですからね、モブ娘は素直に大人しくするかな…ふ~んだぁ!
「オッイ!!勝手に痴話喧嘩に巻き込んでおいてあかりんを呼びつけにするなんて失礼だ!」
うっはぁぁ!!言い返せるのはヒロインか悪役令嬢のお仕事かと思ってたけど、まさかのピ・ヨ・男・さん嬉しいけどこのシーンで発言出来るなんて男前です嬉しい…
はて?んん?てことは貴方のポジションは…
この物語の主人公様なんじゃないですかぁ!?
攻略対象の横暴な対応に是非を問える事が許されるキャラそれはヒロインちゃんだけ!!
ピヨ男さん貴方もしかしてこの物語のヒロインちゃんなんですかぁぁぁ
「そんな馬鹿な…ピヨ男さんがヒロインちゃんだったなんて、せっかく私とお付き合いしたのに私は赤井先輩と付き合う為の梯子のような存在だったのですかぁぁぁぁ!?」
「「ん?」」
皆が一斉に何言ってるんだコイツって顔をしている
「へっ…あかりん…また妄想が爆発してる?」
「私とお付き合いするのは、お二人の愛の育みをばれないようにする為の隠れ蓑…しょせん私は当て馬なんですねぇぇぇ」
「オッイ!なんでそんな話になるんだよ!!」
「あかりんあかりん落ち着いて過ぎた妄想が膨らんでいるよ…」
「達也君とカイちゃんがまさか…そんな…」
「よく考えてみれば…わざわざ爽やかな容姿を偽ってまで牛乳瓶底眼鏡なんかしてお昼休みに会いにくるなんて、ヒロインちゃんことピヨ男を取られたくなかったんですね赤井先輩…」
「ちが…ちがう…違うだろぉぉぉ!今の会話でなんでそんな話になるんだよ」
「そんな達也君…貴方の本命はカイちゃんだったなんて…気付かなかった…」
「日暮さん私達当て馬だったんです。二人の禁断の愛を育む為の隠れ蓑だったんですよ、とんだ道化者にされてますよ!」
私は全然気付かなかった、まさか私の大好きなピヨ男さんがヒロインちゃんだったなんて乙女ゲームなんかじゃないBLゲームだったなんて…
どんどんわからなくなってきた、混乱した私は頭を抱えて困惑する
「真由…コイツの話を信じるな…腐ってやがる思考が完全にドロドロに腐って脳みそが液状化してる」
「えっ…小野さんいい子そうに見えるけど…」
「絶対虚言癖がある…頭がおかしい…」
「ごめん二人とも…あかりんはちょっと物語と現実が混同しちゃう事があって、でもけっして悪い子じゃないんだ…日暮も勘違いしないで」
あ~ピヨ男さんが私を必死に庇ってくれている、そんな優しさに癒される…でも結局は私捨てられちゃうんでしょ、酷いわピヨ男さん私をこんなに夢中にさせておいて…オヨヨヨ
「あかりん…二人の時はどんな妄想も受け入れるけど、抗体性の無い二人には猛毒でしかないよ。それ以上の妄想は終わり。わかった?」
抗体性って私はバイ菌か病原菌かなにかなのか!?それも猛毒って優しい口調でさらりと酷い事言ってませんか?
再度ニコリと微笑んでヒロインことピヨ男さんが聞いてくる
「わかったらお返事は?」
「ハイ…ゴメンナサイ…」
ヒロインの微笑み圧力ハンパない、ここで謝らなければ命が無くなる…
「日暮…赤井ごめんね、二人の話に割り込んであかりんが暴走して」
「全然気にしないでカイちゃん…でも本当達也君とカイちゃんが惹かれあってるなら…」
「「それはない!!」」
「日暮さん見ましたか、今の二人ハモりましたよ見事なまでのシンクロこれ絶対怪しいです!」
「小野!!」
「あかりん!!」
ヒィィィ!!ヒーローとヒロイン同時に怒られたぁぁぁ、私は逃げるように日暮さんの後ろに隠れる
「ぷっ…ぷぷっ…小野さんておもしろい子なのね、凄いわ貴方の想像力感心しちゃう。よかったらお友達になってもらえませんか?」
「ふぁ~こんな地味子で良ければ是非」
「真由こんな妄想娘と友達になんかなるな!!」
「まぁ~達也君随分な物言いね、やっぱり私達距離を…」
「わかったから!!小野と友達になるのは許可する、その代わり距離は置かない今後も一緒にお昼食おうぜ…」
「それは…」
「赤ピヨさんいえ…赤井先輩…貴方馬鹿なんですか?」
「はぁぁぁぁ!?小野この期におよんでお前は」
「今まで通り赤井先輩と日暮さんが堂々とお昼食べてみなさい!!どれだけの令嬢に妬まれ嫉妬されるか、その攻撃は全部日暮さんに行くんですよ!!女は何が悲しいか女を攻撃する生き物なんです、ネコの貴方ならわかるでしょぉ!?」
「猫?意味がわからない…いやでも最初の部分は確かにそうだな…真由お前まさか嫌がらせを受けていたのか…?」
「そ…それは…」
はい!!私の推理は大正解でした!!
目をキョロキョロと動揺する日暮さん、嘘つけないタイプですね。貴方さんそんなんじゃ悪役令嬢などになれませんよほら頑張って
「そうだったのか…真由…ごめんな俺まったく知らなくて…」
「達也君が悪いわけじゃないの…」
「君達…また冒頭に会話が戻っているよ話し合いが進展しませんなぁ…ならバレなきゃいいじゃん!?」
「どういう事だ小野!?」
「そのまんまの意味ですよ…ようは赤井先輩が赤ピヨだとバレなければいいだけの話!ま~嘘噂でも流して二人の交際は破局したと言えば、たちまち日暮さんへの攻撃も収まるでしょ…」
「俺に嘘を吐けと!?」
「嘘も方便と言います!!貴方日暮さんと別れたいんですか?別れたくないなら、貴方自身を偽りなさいよそして日暮さんを守りなさいよ!!それでも無理なら4人でランチしてれば気付かなでしょ周りは…」
腰に手をあててドヤ顔で赤井先輩にいい放つ
「小野さん素敵…こんなに私の気持ちを代弁してくれるなんて…」
「真由騙されるな…妄想娘だぞ…でも悔しいが小野の意見も一理ある、、」
「はぁ~あかりんはお人好しだな、この二人の事なんて放って置けばいいのに、なにが楽しくて貴重な二人の時間をコイツらに邪魔されなきゃいけないんだよ…」
ぶつぶつピヨ男さんが文句を言っている…
あれ…勢いで意見したけどモブ娘が悪役令嬢と仲良しになってしまったような…
いやいやそもそもピヨ男さんかヒロインちゃんだったから困るし今後も私がしっかり張り付いていなければ…
赤ピヨにピヨ男さんは譲らないわ、その為にも日暮さんと赤井先輩の仲を取り持たなければ!
負けるなモブ娘…ファイト!!
赤ピヨは真由さんに向き合い、必死に助けを求めるかのように真由さんの肩を揺らす。牛乳瓶底眼鏡で悲痛の表情を浮かべ爽やかスポ根ヒーローが雨に濡れた子犬の様で哀れみや同情心もわき起こるが…おやおや?君 君 おかしいぞ?君こそ公衆の面前で何をなさってらっしゃいますか…
『君達…真っ昼間からお楽しみのようだけどさ、ここ学園の中庭だからね。人気がない場所といえどもさ場所をわきまえろ…』
と貴方様に数分前にお叱りを受けた気がするのですが…確かに人通りの少ない学園の中庭ですが、君達の目の前にはシートに座り君達を凝視するモブ娘とピヨ男が居るんです…
え~わかっております、脇役モブ娘はそこで水を指す真似など致しません、なのでとことん爽やかヒーローが必死に足掻いている姿を堪能いたします
「達也君が悪いわけじゃない…私の問題で私の心が弱いせいなの…身の丈に合ってなかったのに、なのに浮かれちゃって…」
真由さんが悲しそうに微笑む…
眉間に皺をよせ困っている、泣き出すのを必死に堪えてるかのようだ…
「なんだよ身の丈に合ってないって誰が言ったんだよ…誰が決めたんだよ…俺達の気持ちの問題だろ周りが決める事じゃない」
「誰とか言えないけど…私もそう思ったのだから…」
「真由はもう…俺なんて興味無い?好きじゃない?」
「そんな事ない!!」
「ならなんでだよ!?俺が真由に嫌われる事しちゃったの?なら言ってくれ直すように努力するからお願いだよ…」
必死なんだろうな…赤ピヨの募る想いが声となりどんどん大きくなっていく。第三者のモブ娘からみてもこの二人は両想いなのに、どうやら拗れてしまっている。赤ピヨいや赤井先輩はこの真由さんに心底惚れているのが手に取る様にわかる。別れない為、距離を置かれないよう自らを改善するとまで言っている、もしやあんたさんええ男やん。
そして脇役代表モブ娘には日暮さんの想いが少しわかる、たぶん攻略対象なる赤井先輩はカースト制度では上位お方…そんなお方とお付き合いしてる日暮さんは乙女ゲームでいう悪役令嬢ポジション、ヒロインにとって目の上のたんこぶ攻略対象を狙うには邪魔者の存在。
悪役令嬢のようなプライドが高く傲慢な女キャラだった日暮さん、おかしいな中身が全然伴っていません。
どっちかというと気弱そうで従順、お姫様タイプな彼女が赤井先輩と付き合ってると知れば、妬み嫉妬するお嬢様は多いわけで…
「お取り込み中すみません…」
「なんだよ小野!!」
ひぃぃぃ…一杯一杯なのはわかりますが呼びつけにされてます。チッ!しょせん二番手の赤ピヨのくせに生意気な…
いやいや私はモブ娘 脇役よ!ここで反抗して言い返す事が出来るのはヒロインや悪役令嬢のお仕事ですからね、モブ娘は素直に大人しくするかな…ふ~んだぁ!
「オッイ!!勝手に痴話喧嘩に巻き込んでおいてあかりんを呼びつけにするなんて失礼だ!」
うっはぁぁ!!言い返せるのはヒロインか悪役令嬢のお仕事かと思ってたけど、まさかのピ・ヨ・男・さん嬉しいけどこのシーンで発言出来るなんて男前です嬉しい…
はて?んん?てことは貴方のポジションは…
この物語の主人公様なんじゃないですかぁ!?
攻略対象の横暴な対応に是非を問える事が許されるキャラそれはヒロインちゃんだけ!!
ピヨ男さん貴方もしかしてこの物語のヒロインちゃんなんですかぁぁぁ
「そんな馬鹿な…ピヨ男さんがヒロインちゃんだったなんて、せっかく私とお付き合いしたのに私は赤井先輩と付き合う為の梯子のような存在だったのですかぁぁぁぁ!?」
「「ん?」」
皆が一斉に何言ってるんだコイツって顔をしている
「へっ…あかりん…また妄想が爆発してる?」
「私とお付き合いするのは、お二人の愛の育みをばれないようにする為の隠れ蓑…しょせん私は当て馬なんですねぇぇぇ」
「オッイ!なんでそんな話になるんだよ!!」
「あかりんあかりん落ち着いて過ぎた妄想が膨らんでいるよ…」
「達也君とカイちゃんがまさか…そんな…」
「よく考えてみれば…わざわざ爽やかな容姿を偽ってまで牛乳瓶底眼鏡なんかしてお昼休みに会いにくるなんて、ヒロインちゃんことピヨ男を取られたくなかったんですね赤井先輩…」
「ちが…ちがう…違うだろぉぉぉ!今の会話でなんでそんな話になるんだよ」
「そんな達也君…貴方の本命はカイちゃんだったなんて…気付かなかった…」
「日暮さん私達当て馬だったんです。二人の禁断の愛を育む為の隠れ蓑だったんですよ、とんだ道化者にされてますよ!」
私は全然気付かなかった、まさか私の大好きなピヨ男さんがヒロインちゃんだったなんて乙女ゲームなんかじゃないBLゲームだったなんて…
どんどんわからなくなってきた、混乱した私は頭を抱えて困惑する
「真由…コイツの話を信じるな…腐ってやがる思考が完全にドロドロに腐って脳みそが液状化してる」
「えっ…小野さんいい子そうに見えるけど…」
「絶対虚言癖がある…頭がおかしい…」
「ごめん二人とも…あかりんはちょっと物語と現実が混同しちゃう事があって、でもけっして悪い子じゃないんだ…日暮も勘違いしないで」
あ~ピヨ男さんが私を必死に庇ってくれている、そんな優しさに癒される…でも結局は私捨てられちゃうんでしょ、酷いわピヨ男さん私をこんなに夢中にさせておいて…オヨヨヨ
「あかりん…二人の時はどんな妄想も受け入れるけど、抗体性の無い二人には猛毒でしかないよ。それ以上の妄想は終わり。わかった?」
抗体性って私はバイ菌か病原菌かなにかなのか!?それも猛毒って優しい口調でさらりと酷い事言ってませんか?
再度ニコリと微笑んでヒロインことピヨ男さんが聞いてくる
「わかったらお返事は?」
「ハイ…ゴメンナサイ…」
ヒロインの微笑み圧力ハンパない、ここで謝らなければ命が無くなる…
「日暮…赤井ごめんね、二人の話に割り込んであかりんが暴走して」
「全然気にしないでカイちゃん…でも本当達也君とカイちゃんが惹かれあってるなら…」
「「それはない!!」」
「日暮さん見ましたか、今の二人ハモりましたよ見事なまでのシンクロこれ絶対怪しいです!」
「小野!!」
「あかりん!!」
ヒィィィ!!ヒーローとヒロイン同時に怒られたぁぁぁ、私は逃げるように日暮さんの後ろに隠れる
「ぷっ…ぷぷっ…小野さんておもしろい子なのね、凄いわ貴方の想像力感心しちゃう。よかったらお友達になってもらえませんか?」
「ふぁ~こんな地味子で良ければ是非」
「真由こんな妄想娘と友達になんかなるな!!」
「まぁ~達也君随分な物言いね、やっぱり私達距離を…」
「わかったから!!小野と友達になるのは許可する、その代わり距離は置かない今後も一緒にお昼食おうぜ…」
「それは…」
「赤ピヨさんいえ…赤井先輩…貴方馬鹿なんですか?」
「はぁぁぁぁ!?小野この期におよんでお前は」
「今まで通り赤井先輩と日暮さんが堂々とお昼食べてみなさい!!どれだけの令嬢に妬まれ嫉妬されるか、その攻撃は全部日暮さんに行くんですよ!!女は何が悲しいか女を攻撃する生き物なんです、ネコの貴方ならわかるでしょぉ!?」
「猫?意味がわからない…いやでも最初の部分は確かにそうだな…真由お前まさか嫌がらせを受けていたのか…?」
「そ…それは…」
はい!!私の推理は大正解でした!!
目をキョロキョロと動揺する日暮さん、嘘つけないタイプですね。貴方さんそんなんじゃ悪役令嬢などになれませんよほら頑張って
「そうだったのか…真由…ごめんな俺まったく知らなくて…」
「達也君が悪いわけじゃないの…」
「君達…また冒頭に会話が戻っているよ話し合いが進展しませんなぁ…ならバレなきゃいいじゃん!?」
「どういう事だ小野!?」
「そのまんまの意味ですよ…ようは赤井先輩が赤ピヨだとバレなければいいだけの話!ま~嘘噂でも流して二人の交際は破局したと言えば、たちまち日暮さんへの攻撃も収まるでしょ…」
「俺に嘘を吐けと!?」
「嘘も方便と言います!!貴方日暮さんと別れたいんですか?別れたくないなら、貴方自身を偽りなさいよそして日暮さんを守りなさいよ!!それでも無理なら4人でランチしてれば気付かなでしょ周りは…」
腰に手をあててドヤ顔で赤井先輩にいい放つ
「小野さん素敵…こんなに私の気持ちを代弁してくれるなんて…」
「真由騙されるな…妄想娘だぞ…でも悔しいが小野の意見も一理ある、、」
「はぁ~あかりんはお人好しだな、この二人の事なんて放って置けばいいのに、なにが楽しくて貴重な二人の時間をコイツらに邪魔されなきゃいけないんだよ…」
ぶつぶつピヨ男さんが文句を言っている…
あれ…勢いで意見したけどモブ娘が悪役令嬢と仲良しになってしまったような…
いやいやそもそもピヨ男さんかヒロインちゃんだったから困るし今後も私がしっかり張り付いていなければ…
赤ピヨにピヨ男さんは譲らないわ、その為にも日暮さんと赤井先輩の仲を取り持たなければ!
負けるなモブ娘…ファイト!!
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
性欲の強すぎるヤクザに捕まった話
古亜
恋愛
中堅企業の普通のOL、沢木梢(さわきこずえ)はある日突然現れたチンピラ3人に、兄貴と呼ばれる人物のもとへ拉致されてしまう。
どうやら商売女と間違えられたらしく、人違いだと主張するも、兄貴とか呼ばれた男は聞く耳を持たない。
「美味しいピザをすぐデリバリーできるのに、わざわざコンビニのピザ風の惣菜パンを食べる人います?」
「たまには惣菜パンも悪くねぇ」
……嘘でしょ。
2019/11/4 33話+2話で本編完結
2021/1/15 書籍出版されました
2021/1/22 続き頑張ります
半分くらいR18な話なので予告はしません。
強引な描写含むので苦手な方はブラウザバックしてください。だいたいタイトル通りな感じなので、少しでも思ってたのと違う、地雷と思ったら即回れ右でお願いします。
誤字脱字、文章わかりにくい等の指摘は有り難く受け取り修正しますが、思った通りじゃない生理的に無理といった内容については自衛に留め批判否定はご遠慮ください。泣きます。
当然の事ながら、この話はフィクションです。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
【R18】ドS上司とヤンデレイケメンに毎晩種付けされた結果、泥沼三角関係に堕ちました。
雪村 里帆
恋愛
お陰様でHOT女性向けランキング31位、人気ランキング132位の記録達成※雪村里帆、性欲旺盛なアラサーOL。ブラック企業から転職した先の会社でドS歳下上司の宮野孝司と出会い、彼の事を考えながら毎晩自慰に耽る。ある日、中学時代に里帆に告白してきた同級生のイケメン・桜庭亮が里帆の部署に異動してきて…⁉︎ドキドキハラハラ淫猥不埒な雪村里帆のめまぐるしい二重恋愛生活が始まる…!優柔不断でドMな里帆は、ドS上司とヤンデレイケメンのどちらを選ぶのか…⁉︎
——もしも恋愛ドラマの濡れ場シーンがカット無しで放映されたら?という妄想も込めて執筆しました。長編です。
※連載当時のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる