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エピローグ
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次の日、待ちに待った最終日だ。
多く人が最終日の建国祭を見ようと、この場に集まってきたのだ。
ほどなくしてパレードが再開。
その中には、俺たちもいた。
「しっかり盛り上がってるみたいね」
「そうだなルシフェル、待ち望んだお祭りなんだものな」
ちなみにあの戦い、全員が見ていた。そのせいで俺は変に目立ってしまった。
手伝っているときも、握手を求められたり、サインをねだられたりしていった。これから、別の意味で大変なことになりそうだ。
俺やルシフェルたちは、メインのパレードを遠くから見ている。しかし、ローザだけがいない。ちょっとやりたいことがあるといって、この場を去ってしまった。
「陽君──! 待たせてごめんね──」
何があったのだろうかと考えていると、明るい声で後ろからローザが話しかけてきた。
彼女の外見に俺は思わず驚いてしまう。
「陽君。これどう、かわいい?」
「ローザ、ってそれどうしたの?」
ローザの頭には猫耳のカチューシャが、彼女の童顔で幼い顔つきと相まって、とてもかわいくて似合っている。
「そこの店で、売っていて、かわいいから買っちゃった。どう陽君、かわいい、似合ってる?」
「うん、とってもかわいいと思うよ」
俺が素直に本心を伝えると、ルシフェルがジト目でにらみつけてきた。
「あ~~、陽君ってそういう幼い女の子が好きなんだ~~」
俺は慌てて両手を振って否定。そ、そういう意味じゃないって。確かにかわいいって思ったけど──。
「そ、そ、そんなことないって、ただ純粋にかわいいと思っただけだよ」
「ふ~~ん、陽君、ありがとう!」
「こ、こっちこそ、こんなふうにこじれちゃってごめんね」
ローザのニッコリした笑顔。そしてルシフェルも笑みを浮かべ始める。
「もう、今度は私もほめてよね!」
「わ、わかったよ」
楽しく会話している俺たち。その笑みはとても明るい。
昨日まで、世界の趨勢をかけて死闘を繰り広げていたとは思えないようなのどかさ。でも、その方がいいのかもしれない。
一度目は女神によってこの世界に勇者として召喚され、二度目は魔王によってこの世界によってこの世界にやってきた。
何の運命か、平凡だったはずの俺の人生は突然魔王との命がけの戦い。そしてそれに勝利した後、共通の敵を失い、この世界からの追放。
そして再び元の世界へ。半ばふてくされて生きていたところに元魔王であるルシフェルがやってきて再びこの世界へ。
英雄といっても、決していいことばかりではなかった。
大変なこともあったし、投げ出したくなることだってあった。
けれど、それと同じくらい大切なものも手に入れた。
これからも、すべてが思うように行くことなんてないと思う。悔しくて怒りに震えて歯ぎしりをするようなこともあるかもしれない。
それでも、今はふてくされることなく全力で生きていけると思う。
ルシフェルにローザ、セフィラがいる。それに、エミールとも約束した。もう、彼女のような存在を作らないと。
「あっ、鐘がなったよ、陽君」
ローザが街の中心を指さし叫ぶ。丁度いいタイミングで、大きな鐘の音が鳴る。
街の教会が鳴らす、祝福の鐘の音だ。
建国祭の最後に教会の人が鳴らすことになっていて、この音を聞いた恋人たちは永遠に、幸せに結ばれるという言い伝えがある。
この鐘の音を目当てに遠くからやってくる恋人達もいるらしい。
まるで俺たちの幸せを願ってくれるかのように、透き通った音。そんな音を聞きながら、ルシフェルが話しかけてきた。
「そういえば、国王が言ってたじゃない。パレードの特等席を渡すけどどうかって。本当に、良かったの?」
ルシフェルの言葉通り、あの国王の奴、俺にこの国を救ってくれた礼として、特等席を上げるとか言い出したんだ。俺の隣にいる権利を与えようとか言って。
まるで手のひらを返したように俺を英雄としたのだ。
きっと隣に居させることで自分と俺の距離が近いことをアピールし権威を利用しようとしているのだろう。
あいつ、手のひらを返しすぎて手首が複雑骨折しないか心配だ。
けど、断った。あんときの国王の驚いた顔今も俺たちの記憶に鮮明に残っている。一杯食わせてやったという感じで、いい気味だ。
「大丈夫だよ。俺にとっての特等席は、あんな奴の隣なんかじゃない。ルシフェル、ローザ、セフィラの隣だ。だから俺は今、最高の特等席にいるといっても過言じゃない」
「陽君。信じていいの? 今の言葉。私、すっごい嬉しい!」
「私も、ちょっと感動しました。今の言葉」
「ふふっ──、誉め言葉として受け取っておくわ」
ローザは無邪気に、セフィラは微笑を浮かべて、ルシフェルは女神のような優しい笑みを浮かべて反応する。
3人には、感謝の気持ちでいっぱいだ。彼女たちがいたから俺は頑張ることができた。こんな幸せな気持ちになれた。心から、感謝の気持ちでいっぱいだ。
だから俺は、今はみんなでいたいと考えた。
俺は、両隣にいるルシフェルとローザの手をぎゅっと握る。
気付いたルシフェルも、ローザも、握った手をぎゅっと握り返してくる。
「もう、これからもよろしくね、元勇者さん」
「ああ、これからも、よろしくな」
「よろしくね、陽君!」
二人とも、女の子らしい絹のように滑らかで、か細く、柔らかい手。思わずドキッとしてしまう。
けど、せっかくエミールに勝ったんだ。これくらいはいいだろう。
両手をぎゅっとつなぎながらパレードに視線を移す。
パレードで毅然とした態度で歩いている兵士や、綺麗な服で踊っている人々。
そしてそれを見て盛り上がっている国民たち。
足し彼らだって必ずしも幸せではないだろう。虐げられている人だっているかもしれない。しかし、今だけは歩とつとなってこの祭りを楽しんでいる。
それを見ながら、俺は胸の中で強く思う。
これから先も、大変な戦いが俺達を待っているだろう。それでも、エミールと約束したことは絶対に守るつもりだ。
どんな事が待ち受けても、全力で戦おう。
何があっても、投げ出したりせず、かけがえもない仲間たちと一緒に人々のために戦ていこう。
かけがえのない友と一緒に、最後まで死闘を尽くした戦友との誓いを胸に。
最高の人生を歩んでいこう!
多く人が最終日の建国祭を見ようと、この場に集まってきたのだ。
ほどなくしてパレードが再開。
その中には、俺たちもいた。
「しっかり盛り上がってるみたいね」
「そうだなルシフェル、待ち望んだお祭りなんだものな」
ちなみにあの戦い、全員が見ていた。そのせいで俺は変に目立ってしまった。
手伝っているときも、握手を求められたり、サインをねだられたりしていった。これから、別の意味で大変なことになりそうだ。
俺やルシフェルたちは、メインのパレードを遠くから見ている。しかし、ローザだけがいない。ちょっとやりたいことがあるといって、この場を去ってしまった。
「陽君──! 待たせてごめんね──」
何があったのだろうかと考えていると、明るい声で後ろからローザが話しかけてきた。
彼女の外見に俺は思わず驚いてしまう。
「陽君。これどう、かわいい?」
「ローザ、ってそれどうしたの?」
ローザの頭には猫耳のカチューシャが、彼女の童顔で幼い顔つきと相まって、とてもかわいくて似合っている。
「そこの店で、売っていて、かわいいから買っちゃった。どう陽君、かわいい、似合ってる?」
「うん、とってもかわいいと思うよ」
俺が素直に本心を伝えると、ルシフェルがジト目でにらみつけてきた。
「あ~~、陽君ってそういう幼い女の子が好きなんだ~~」
俺は慌てて両手を振って否定。そ、そういう意味じゃないって。確かにかわいいって思ったけど──。
「そ、そ、そんなことないって、ただ純粋にかわいいと思っただけだよ」
「ふ~~ん、陽君、ありがとう!」
「こ、こっちこそ、こんなふうにこじれちゃってごめんね」
ローザのニッコリした笑顔。そしてルシフェルも笑みを浮かべ始める。
「もう、今度は私もほめてよね!」
「わ、わかったよ」
楽しく会話している俺たち。その笑みはとても明るい。
昨日まで、世界の趨勢をかけて死闘を繰り広げていたとは思えないようなのどかさ。でも、その方がいいのかもしれない。
一度目は女神によってこの世界に勇者として召喚され、二度目は魔王によってこの世界によってこの世界にやってきた。
何の運命か、平凡だったはずの俺の人生は突然魔王との命がけの戦い。そしてそれに勝利した後、共通の敵を失い、この世界からの追放。
そして再び元の世界へ。半ばふてくされて生きていたところに元魔王であるルシフェルがやってきて再びこの世界へ。
英雄といっても、決していいことばかりではなかった。
大変なこともあったし、投げ出したくなることだってあった。
けれど、それと同じくらい大切なものも手に入れた。
これからも、すべてが思うように行くことなんてないと思う。悔しくて怒りに震えて歯ぎしりをするようなこともあるかもしれない。
それでも、今はふてくされることなく全力で生きていけると思う。
ルシフェルにローザ、セフィラがいる。それに、エミールとも約束した。もう、彼女のような存在を作らないと。
「あっ、鐘がなったよ、陽君」
ローザが街の中心を指さし叫ぶ。丁度いいタイミングで、大きな鐘の音が鳴る。
街の教会が鳴らす、祝福の鐘の音だ。
建国祭の最後に教会の人が鳴らすことになっていて、この音を聞いた恋人たちは永遠に、幸せに結ばれるという言い伝えがある。
この鐘の音を目当てに遠くからやってくる恋人達もいるらしい。
まるで俺たちの幸せを願ってくれるかのように、透き通った音。そんな音を聞きながら、ルシフェルが話しかけてきた。
「そういえば、国王が言ってたじゃない。パレードの特等席を渡すけどどうかって。本当に、良かったの?」
ルシフェルの言葉通り、あの国王の奴、俺にこの国を救ってくれた礼として、特等席を上げるとか言い出したんだ。俺の隣にいる権利を与えようとか言って。
まるで手のひらを返したように俺を英雄としたのだ。
きっと隣に居させることで自分と俺の距離が近いことをアピールし権威を利用しようとしているのだろう。
あいつ、手のひらを返しすぎて手首が複雑骨折しないか心配だ。
けど、断った。あんときの国王の驚いた顔今も俺たちの記憶に鮮明に残っている。一杯食わせてやったという感じで、いい気味だ。
「大丈夫だよ。俺にとっての特等席は、あんな奴の隣なんかじゃない。ルシフェル、ローザ、セフィラの隣だ。だから俺は今、最高の特等席にいるといっても過言じゃない」
「陽君。信じていいの? 今の言葉。私、すっごい嬉しい!」
「私も、ちょっと感動しました。今の言葉」
「ふふっ──、誉め言葉として受け取っておくわ」
ローザは無邪気に、セフィラは微笑を浮かべて、ルシフェルは女神のような優しい笑みを浮かべて反応する。
3人には、感謝の気持ちでいっぱいだ。彼女たちがいたから俺は頑張ることができた。こんな幸せな気持ちになれた。心から、感謝の気持ちでいっぱいだ。
だから俺は、今はみんなでいたいと考えた。
俺は、両隣にいるルシフェルとローザの手をぎゅっと握る。
気付いたルシフェルも、ローザも、握った手をぎゅっと握り返してくる。
「もう、これからもよろしくね、元勇者さん」
「ああ、これからも、よろしくな」
「よろしくね、陽君!」
二人とも、女の子らしい絹のように滑らかで、か細く、柔らかい手。思わずドキッとしてしまう。
けど、せっかくエミールに勝ったんだ。これくらいはいいだろう。
両手をぎゅっとつなぎながらパレードに視線を移す。
パレードで毅然とした態度で歩いている兵士や、綺麗な服で踊っている人々。
そしてそれを見て盛り上がっている国民たち。
足し彼らだって必ずしも幸せではないだろう。虐げられている人だっているかもしれない。しかし、今だけは歩とつとなってこの祭りを楽しんでいる。
それを見ながら、俺は胸の中で強く思う。
これから先も、大変な戦いが俺達を待っているだろう。それでも、エミールと約束したことは絶対に守るつもりだ。
どんな事が待ち受けても、全力で戦おう。
何があっても、投げ出したりせず、かけがえもない仲間たちと一緒に人々のために戦ていこう。
かけがえのない友と一緒に、最後まで死闘を尽くした戦友との誓いを胸に。
最高の人生を歩んでいこう!
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