2 / 103
元勇者 素早さ102を取り戻す
しおりを挟む
うぅ……。
俺は意識を取り戻し目を開けた。周囲を確認して転移が成功しているかをみる。
どこか建造物のようで大理石のような平らで誰かが整備した石の上に立っていた。
中心には幾何学模様をした柱。
建造物の外は一面森、どうやら俺達は神殿のような建物の上に立っているようだ。
そして森の先に見えた、まるで中世のヨーロッパを彷彿させるような外見の街並み。間違いない、ここは俺が勇者として生活していた世界だ。
「ふう、成功してよかったわ。じゃあ、とりあえず街に出ましょ」
そう言ってルシフェルが歩きだし神殿の階段を下る、俺はその後についていく。
階段を降り切ったところで一つ気になる事がある。
俺のステータスは元通りなのだろうか、もしかして変わってしまったのではないか、気になる。一度見てみよう。
「ステータス・オン!!」
ランク S
HP 110
AT 145
DEF 83
魔法攻撃 70
魔法防御 90
速度 102
「おおっ、ステータスは以前のままだ。これなら勝つる!!」
「──何やってんの? 私にその最強の種族値をも見せびらかしてんの?」
ルシフェルがうらやましそうにジト目で俺に話したる。
この異世界では種族値というものがあり、先ほどあったHP、AT DEF魔法攻撃、魔法防御、速度の6つの合計値を差しているという。その種族値が一番大きい数値が600。そして種族値が600になっている冒険者を600族というのだがそれは冒険者でも一握りしかいない貴重な存在らしい。
そして600族がランクS、そのほかの種族がA~Eになっているというわけだ。
もちろん種族値が多い方が戦闘でも有利だ。そしてその600族の一人が俺ということだか……。
「しっかしあなた本当に絶妙な種族値ぶりをしているわね」
ルシフェルが俺のステータスをまじまじと見ながら囁く。
このイヤミめ、と言わんばかりの表情でのルシフェルの言葉。しかし嘘を言っているわけではない、俺は勇者として活動している中でこの数値がいかに絶妙な配分をしているかを知っている。
まずAT145という圧倒的な攻撃力。これはこの世界ではトップクラスの数値で圧倒的。
70という魔法攻撃も相手の意表をついて奇襲をするのに十分な数値。
「しかも素早さ102というのが本当にいやらしいわ」
さらに102という速度。一般的には素早さが早いと言うのが100以上とされている。そして多くの俊足アタッカーや魔王軍幹部などの俺と戦った強敵の多くは速度が100と設定されている。
つまり速度102というのはそれをギリギリで抜くという絶妙な数値の配分。僅かに上を取り他のステータスに回しているのだ。
「最後に耐久面、DEFと魔法防御は並だけれどHP110という数値は防御型のステータスをしているわ。普通あなたのようなタイプの冒険者は攻撃面と速度が高い分耐久が低い事が多いはず、でもあなたはこの高いHPのおかげで耐久面も並以上あり簡単には落ちない強さも兼ね備えている」
つまりルシフェルの言葉を簡単に言うと、全てのステータスがカンストしたり無限と設定されているわけではないが、数値の配分に無駄が無い完璧なステータスをしている。これが俺がこの世界で勇者として活躍していた力の源だ。
「そういえばルシフェルのステータスってどうなっているんだ? まさか魔王のステータスをしているのか?」
「そんなわけないでしょ、あんなステータス。人間じゃあり得ないもの、この姿では肉体が持たないわ」
確かにそうだ、確か魔王だった時のルシフェルの種族値は1040、こんな奴いたら絶対疑われる。
「とりあえず人間体の私のステータスを教えるわ。ステータスを見て笑わないでね」
笑わないって……、そんな失礼な事しないよ。ルシフェルはピッと指をはじいて、自分のステータスを俺に見せる。
ルシフェル
ランク B
HP 80
AT 80
DEF 80
魔法攻撃 100
魔法防御 80
速度 100
一応人間の姿でもBランクはあるのか。
「人間体の私のステータスがこれ。この人間の姿じゃいつもの半分の力しか出せないわ。例によって速度は100、あなたより2だけ下。戦ったらまず勝てないわ」
やれやれとしたポーズでルシフェルが自分のステータスを愚痴る。確かに魔王の時より半分くらい強さが落ちてるな……。
「まあ、仕方ないわね。これでなんとかしないと──」
何とか納得するルシフェル。考えてみれば520だってBランクの強さで貴重な存在だ、冒険者の中でも上位10%しかいないはず。
そして俺とルシフェルは街の方向へ向かって道を進み始める。うっそうとした視界が悪い森の中の道。
周囲に人気はない、それを確認したルシフェルが俺の右隣に触れて話しかけてくる。
「そういえばあなたこの世界の仕組みとか知らないでしょ、特に魔法の使用について大きな制限が課せられたみたい」
「えっ、何それなにがあったんだ?」
驚いた俺はルシフェルの話しを食い入るように聞く。何でも国王達がこれからは魔王との争いは無くなった。なので使い方次第で多くの人を傷つけてしまう魔法は、資格を持った人だけが使うようにした方がいいという事になったらしい。
「その資格というのが以前あったギルドなの。ギルドに名前を登録しないと魔法が使えないっていう法律が出来てしまったのよ」
「つまりまずはギルドに登録しろと? でももう俺は登録しているぞ」
そりゃそうだ、冒険者だったんだから。まあ、登録証は無いから再発行になるって事になるだろうけれど。
「再発行しておいたわ。勇者さんが帰ってくるから再発行しておいてって事務の人に伝えているわ。あと私もすでにギルドに登録しているから、あとはギルドに行って登録証を受けとるだけ」
「あ、ありがとう……」
「それと私の名前はエルネストっていう名前を付けているわ。くれぐれも元魔王なんて言っちゃだめよ」
「──わかった」
俺は首を縦に振る。というか俺と会う前にすでに申請していたのかよ。断っていたらどうするつもりだったんだろ……。
そして俺とルシフェルはさらに道を進み始める。
俺は意識を取り戻し目を開けた。周囲を確認して転移が成功しているかをみる。
どこか建造物のようで大理石のような平らで誰かが整備した石の上に立っていた。
中心には幾何学模様をした柱。
建造物の外は一面森、どうやら俺達は神殿のような建物の上に立っているようだ。
そして森の先に見えた、まるで中世のヨーロッパを彷彿させるような外見の街並み。間違いない、ここは俺が勇者として生活していた世界だ。
「ふう、成功してよかったわ。じゃあ、とりあえず街に出ましょ」
そう言ってルシフェルが歩きだし神殿の階段を下る、俺はその後についていく。
階段を降り切ったところで一つ気になる事がある。
俺のステータスは元通りなのだろうか、もしかして変わってしまったのではないか、気になる。一度見てみよう。
「ステータス・オン!!」
ランク S
HP 110
AT 145
DEF 83
魔法攻撃 70
魔法防御 90
速度 102
「おおっ、ステータスは以前のままだ。これなら勝つる!!」
「──何やってんの? 私にその最強の種族値をも見せびらかしてんの?」
ルシフェルがうらやましそうにジト目で俺に話したる。
この異世界では種族値というものがあり、先ほどあったHP、AT DEF魔法攻撃、魔法防御、速度の6つの合計値を差しているという。その種族値が一番大きい数値が600。そして種族値が600になっている冒険者を600族というのだがそれは冒険者でも一握りしかいない貴重な存在らしい。
そして600族がランクS、そのほかの種族がA~Eになっているというわけだ。
もちろん種族値が多い方が戦闘でも有利だ。そしてその600族の一人が俺ということだか……。
「しっかしあなた本当に絶妙な種族値ぶりをしているわね」
ルシフェルが俺のステータスをまじまじと見ながら囁く。
このイヤミめ、と言わんばかりの表情でのルシフェルの言葉。しかし嘘を言っているわけではない、俺は勇者として活動している中でこの数値がいかに絶妙な配分をしているかを知っている。
まずAT145という圧倒的な攻撃力。これはこの世界ではトップクラスの数値で圧倒的。
70という魔法攻撃も相手の意表をついて奇襲をするのに十分な数値。
「しかも素早さ102というのが本当にいやらしいわ」
さらに102という速度。一般的には素早さが早いと言うのが100以上とされている。そして多くの俊足アタッカーや魔王軍幹部などの俺と戦った強敵の多くは速度が100と設定されている。
つまり速度102というのはそれをギリギリで抜くという絶妙な数値の配分。僅かに上を取り他のステータスに回しているのだ。
「最後に耐久面、DEFと魔法防御は並だけれどHP110という数値は防御型のステータスをしているわ。普通あなたのようなタイプの冒険者は攻撃面と速度が高い分耐久が低い事が多いはず、でもあなたはこの高いHPのおかげで耐久面も並以上あり簡単には落ちない強さも兼ね備えている」
つまりルシフェルの言葉を簡単に言うと、全てのステータスがカンストしたり無限と設定されているわけではないが、数値の配分に無駄が無い完璧なステータスをしている。これが俺がこの世界で勇者として活躍していた力の源だ。
「そういえばルシフェルのステータスってどうなっているんだ? まさか魔王のステータスをしているのか?」
「そんなわけないでしょ、あんなステータス。人間じゃあり得ないもの、この姿では肉体が持たないわ」
確かにそうだ、確か魔王だった時のルシフェルの種族値は1040、こんな奴いたら絶対疑われる。
「とりあえず人間体の私のステータスを教えるわ。ステータスを見て笑わないでね」
笑わないって……、そんな失礼な事しないよ。ルシフェルはピッと指をはじいて、自分のステータスを俺に見せる。
ルシフェル
ランク B
HP 80
AT 80
DEF 80
魔法攻撃 100
魔法防御 80
速度 100
一応人間の姿でもBランクはあるのか。
「人間体の私のステータスがこれ。この人間の姿じゃいつもの半分の力しか出せないわ。例によって速度は100、あなたより2だけ下。戦ったらまず勝てないわ」
やれやれとしたポーズでルシフェルが自分のステータスを愚痴る。確かに魔王の時より半分くらい強さが落ちてるな……。
「まあ、仕方ないわね。これでなんとかしないと──」
何とか納得するルシフェル。考えてみれば520だってBランクの強さで貴重な存在だ、冒険者の中でも上位10%しかいないはず。
そして俺とルシフェルは街の方向へ向かって道を進み始める。うっそうとした視界が悪い森の中の道。
周囲に人気はない、それを確認したルシフェルが俺の右隣に触れて話しかけてくる。
「そういえばあなたこの世界の仕組みとか知らないでしょ、特に魔法の使用について大きな制限が課せられたみたい」
「えっ、何それなにがあったんだ?」
驚いた俺はルシフェルの話しを食い入るように聞く。何でも国王達がこれからは魔王との争いは無くなった。なので使い方次第で多くの人を傷つけてしまう魔法は、資格を持った人だけが使うようにした方がいいという事になったらしい。
「その資格というのが以前あったギルドなの。ギルドに名前を登録しないと魔法が使えないっていう法律が出来てしまったのよ」
「つまりまずはギルドに登録しろと? でももう俺は登録しているぞ」
そりゃそうだ、冒険者だったんだから。まあ、登録証は無いから再発行になるって事になるだろうけれど。
「再発行しておいたわ。勇者さんが帰ってくるから再発行しておいてって事務の人に伝えているわ。あと私もすでにギルドに登録しているから、あとはギルドに行って登録証を受けとるだけ」
「あ、ありがとう……」
「それと私の名前はエルネストっていう名前を付けているわ。くれぐれも元魔王なんて言っちゃだめよ」
「──わかった」
俺は首を縦に振る。というか俺と会う前にすでに申請していたのかよ。断っていたらどうするつもりだったんだろ……。
そして俺とルシフェルはさらに道を進み始める。
0
お気に入りに追加
63
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
異世界でも男装標準装備~性別迷子とか普通だけど~
結城 朱煉
ファンタジー
日常から男装している木原祐樹(25歳)は
気が付くと真っ白い空間にいた
自称神という男性によると
部下によるミスが原因だった
元の世界に戻れないので
異世界に行って生きる事を決めました!
異世界に行って、自由気ままに、生きていきます
~☆~☆~☆~☆~☆
誤字脱字など、気を付けていますが、ありましたら教えて頂けると助かります!
また、感想を頂けると大喜びします
気が向いたら書き込んでやって下さい
~☆~☆~☆~☆~☆
カクヨム・小説家になろうでも公開しています
もしもシリーズ作りました<異世界でも男装標準装備~もしもシリーズ~>
もし、よろしければ読んであげて下さい
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる