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ウェレン王国編
唯一王 衝撃の言葉を聞いてしまう
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ワインを片手に、国王のケイルが怒鳴り散らす。
それだけではない。
「へへへっ、いい女だぜぇぇぇ」
何とジロンは周囲にはべらかせている女の人にセクハラをしはじめたのだ。
胸や尻を、いやらしそうな眼付きで触っている。
女性たちは、何も言えないのだろう。引き攣った表情で、ただジロンのセクハラ行為を受け流していた。
セクハラまがいのことをしているジロン。しかし王子に逆らっては何をされるかわからない手前、周囲の人たちは引き攣った笑いをしてごまかしている。
「──とりあえず、あれは放っておこう」
「了解です」
「それもそうフィッシュね」
国王親子は──。どうでもいいと思った。話したいとも思わないし、話したところでいい情報を得られるとは思わなかったからだ。
そして俺たちは良いワインを飲みながら、いろいろな要人たちや地方の貴族たちと話をする。
「貴族といっても、俺達は偏狭な土地で貧しくてね。生活がギリギリなんだよ……」
「ああ。作物があまり育たなくて、私達も、大変でね──」
「そ、そうなんですか」
確かに、ここは極寒の地。厳しい土地で、貴族といっても豊かではない人の方が多いのだろう。
「だからさ。このパーティー、料理が余ったら持って帰るんだよ。少しでも、食費を浮かすためにね──」
明るく話す短髪のお兄さん。俺は苦笑いを浮かべて軽く受け流す。
「そ、そうなんですか。大変ですね、貴族というのも──」
「そうなんだよ。ま、互いに生き残るために頑張ろうや!」
明るい様子でワインを飲みながら男の人は去っていった。
その他にも、いろいろな人と話す。目的の熾天使やスパルティクス団については分からなかったものの、彼らの悩みや意外な素性を知ることができた。
そして、偶然フリーゼと同じ机になった時、事件は起きる。
「フライさ~~ん。私と飲みませんかぁ~~」
妖艶な声で誰かが話しかけてきた。そして両肩をぎゅっとつかまれ、マシュマロが二つ、背中にむにゃっと当たったような感触が走る。
当たったものが何かすぐに理解した。
こんな人前で、破廉恥なことをするのは、少なくても俺のパーティーではない。
ハニートラップのつもりだろうか。ゆっくりと後ろを振り向く。
「すいません。変なものが当たっているんですが、他のパーティー仲間も見ていますやめてもらえませんか?」
そこにいたのは、白い豪華そうなドレスを纏ったお嬢様だ。赤いさらさらとしたロングヘアーの髪に、長身でグラマーな体系。そしてやや釣り目な瞳にニヤリと何かを企んでいそうな顔つき。
そしてそのドレスは胸元がぽっかりと開いて、セクシーな服装。自然と谷間に視線が言ってしまう。
「当ててるに決まっているじゃない。これくらいあなたなら経験済みでしょ。後ろにいる女の子たちと──」
そのからかうような言葉、俺もフリーゼたちも度肝を抜かれ、しばし言葉を失ってしまう。
レシアだけは、もじもじしながら縮こまっている。
このままでは彼女のペースに巻き込まれてしまうと感じた俺、オホンと咳をして冷静に言葉を返す。
「なんですか、スキァーヴィさん。用があるなら、手短にどうぞ……」
彼女の名前と素性、俺は知っている。
スキァーヴィ・ルミナス。このウェレン王国と同盟を結んでいるローデシア帝国の最高指導者だ。
Sランク相当の力を持ち、貧困層から成り上がった。
人々を引き付けるカリスマ性も兼ね備え、今の国王をお飾り同然の地位まで追いやり、実質的にローラシア帝国を掌握したのだ。
極め付きはその性格。目的のためならどんな非情な手段も使う。仲間といえでも必要とあれば簡単に切り捨てる。
国を治めた後は、国民達を当たり前のように奴隷や実験道具として扱う。
非道ともいわれるその行動から「冷徹の魔女」という名称で、国中から恐れられているのだ。
「別にぃ~~、ちょっとあなたの視線が気になっただけよ。この谷間に、吸い込まれるようなね~~」
「フライさん……」
俺が返す言葉に詰まらせていると、フリーゼがジト目で睨みつけてくる。
顔をぷくっと膨らませ、明らかに機嫌が悪そう。
「むっつりスケベ……」
「欲情するなフィッシュ」
「もう、僕たちをがっかりさせないでよ──」
レディナ達も不満そうに愚痴を言ってくる。仕方ないだろ。いきなりあんなことされたら、ドキッとしてしまう。
そしてスキァーヴィは俺たちに急接近。周囲に聞こえないように小声で話しかけてきた。
「あきれるわぁ~~、あんな馬鹿親子が国のトップなんて。これじゃあウェレン王国の先もたかが知れてるわねぇ~~。フライ、そして、精霊の皆さん」
その言葉に俺達は衝撃を受けて言葉を失ってしまう。俺たちはスキァーヴィとは面識がない。初対面だ。
なのに彼女はフリーゼたちが精霊だということを知っている。
沈黙の間がこの場を包む。
「あらぁ~~、ちょっとは反論してみなさいよ。どうせ論破してあげるけど」
自信たっぷりのスキァーヴィの表情。
すると、フリーゼがスキァーヴィをにらみつけながら言葉を返した」
「どうして、私達の正体を知っているんですか?」
それだけではない。
「へへへっ、いい女だぜぇぇぇ」
何とジロンは周囲にはべらかせている女の人にセクハラをしはじめたのだ。
胸や尻を、いやらしそうな眼付きで触っている。
女性たちは、何も言えないのだろう。引き攣った表情で、ただジロンのセクハラ行為を受け流していた。
セクハラまがいのことをしているジロン。しかし王子に逆らっては何をされるかわからない手前、周囲の人たちは引き攣った笑いをしてごまかしている。
「──とりあえず、あれは放っておこう」
「了解です」
「それもそうフィッシュね」
国王親子は──。どうでもいいと思った。話したいとも思わないし、話したところでいい情報を得られるとは思わなかったからだ。
そして俺たちは良いワインを飲みながら、いろいろな要人たちや地方の貴族たちと話をする。
「貴族といっても、俺達は偏狭な土地で貧しくてね。生活がギリギリなんだよ……」
「ああ。作物があまり育たなくて、私達も、大変でね──」
「そ、そうなんですか」
確かに、ここは極寒の地。厳しい土地で、貴族といっても豊かではない人の方が多いのだろう。
「だからさ。このパーティー、料理が余ったら持って帰るんだよ。少しでも、食費を浮かすためにね──」
明るく話す短髪のお兄さん。俺は苦笑いを浮かべて軽く受け流す。
「そ、そうなんですか。大変ですね、貴族というのも──」
「そうなんだよ。ま、互いに生き残るために頑張ろうや!」
明るい様子でワインを飲みながら男の人は去っていった。
その他にも、いろいろな人と話す。目的の熾天使やスパルティクス団については分からなかったものの、彼らの悩みや意外な素性を知ることができた。
そして、偶然フリーゼと同じ机になった時、事件は起きる。
「フライさ~~ん。私と飲みませんかぁ~~」
妖艶な声で誰かが話しかけてきた。そして両肩をぎゅっとつかまれ、マシュマロが二つ、背中にむにゃっと当たったような感触が走る。
当たったものが何かすぐに理解した。
こんな人前で、破廉恥なことをするのは、少なくても俺のパーティーではない。
ハニートラップのつもりだろうか。ゆっくりと後ろを振り向く。
「すいません。変なものが当たっているんですが、他のパーティー仲間も見ていますやめてもらえませんか?」
そこにいたのは、白い豪華そうなドレスを纏ったお嬢様だ。赤いさらさらとしたロングヘアーの髪に、長身でグラマーな体系。そしてやや釣り目な瞳にニヤリと何かを企んでいそうな顔つき。
そしてそのドレスは胸元がぽっかりと開いて、セクシーな服装。自然と谷間に視線が言ってしまう。
「当ててるに決まっているじゃない。これくらいあなたなら経験済みでしょ。後ろにいる女の子たちと──」
そのからかうような言葉、俺もフリーゼたちも度肝を抜かれ、しばし言葉を失ってしまう。
レシアだけは、もじもじしながら縮こまっている。
このままでは彼女のペースに巻き込まれてしまうと感じた俺、オホンと咳をして冷静に言葉を返す。
「なんですか、スキァーヴィさん。用があるなら、手短にどうぞ……」
彼女の名前と素性、俺は知っている。
スキァーヴィ・ルミナス。このウェレン王国と同盟を結んでいるローデシア帝国の最高指導者だ。
Sランク相当の力を持ち、貧困層から成り上がった。
人々を引き付けるカリスマ性も兼ね備え、今の国王をお飾り同然の地位まで追いやり、実質的にローラシア帝国を掌握したのだ。
極め付きはその性格。目的のためならどんな非情な手段も使う。仲間といえでも必要とあれば簡単に切り捨てる。
国を治めた後は、国民達を当たり前のように奴隷や実験道具として扱う。
非道ともいわれるその行動から「冷徹の魔女」という名称で、国中から恐れられているのだ。
「別にぃ~~、ちょっとあなたの視線が気になっただけよ。この谷間に、吸い込まれるようなね~~」
「フライさん……」
俺が返す言葉に詰まらせていると、フリーゼがジト目で睨みつけてくる。
顔をぷくっと膨らませ、明らかに機嫌が悪そう。
「むっつりスケベ……」
「欲情するなフィッシュ」
「もう、僕たちをがっかりさせないでよ──」
レディナ達も不満そうに愚痴を言ってくる。仕方ないだろ。いきなりあんなことされたら、ドキッとしてしまう。
そしてスキァーヴィは俺たちに急接近。周囲に聞こえないように小声で話しかけてきた。
「あきれるわぁ~~、あんな馬鹿親子が国のトップなんて。これじゃあウェレン王国の先もたかが知れてるわねぇ~~。フライ、そして、精霊の皆さん」
その言葉に俺達は衝撃を受けて言葉を失ってしまう。俺たちはスキァーヴィとは面識がない。初対面だ。
なのに彼女はフリーゼたちが精霊だということを知っている。
沈黙の間がこの場を包む。
「あらぁ~~、ちょっとは反論してみなさいよ。どうせ論破してあげるけど」
自信たっぷりのスキァーヴィの表情。
すると、フリーゼがスキァーヴィをにらみつけながら言葉を返した」
「どうして、私達の正体を知っているんですか?」
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