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陸
第40話
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気だるげにベッドの端に座り直した善の、薄く開いた唇から真っ白な煙が漏れる。
「下に車停めてるのでそろそろ移動しましょう。その男の事は店に頼んでありますんで」
「・・・・っ」
「善さん?」
「・・・ん?あぁ。俺ここ、で待ってるから、先戻ってどっちかから下借りてきてくれ。このままじゃ、出れないから」
吸いかけの煙草を灰皿に押し付け善が頷く。
眉を寄せて気だるげにため息をついた善の顔が紅潮しているのに木下が気付き、意外な反応をするものだと思いながら微笑み返した。
「分かりました。すぐ戻りますね」
木下が床に散らばる善の下着とスラックスを拾い上げ、床で伸びている男の財布から免許証を抜き取る。
「ん?何だ、これ。注射器?」
「なに?・・・?」
男の財布を取り出した際に鞄から小さな注射器が二、三本転がりでる。
「善さん、これ・・・一本使用されてます。陽真悠太、一応病院で体を調べた方が良さそうですね。・・・ドラッグです。これ」
一本は硬く蓋が締められており、注射筒には澄んだ青色の液体がたっぷり入っていた。
レイプドラッグの類だろう。
残りの二本は青い液体が緩く締められた蓋やシリンジの外側に付着しており、とくにそのうちの一本は乱暴に使ったのか細い針先が曲がっていた。
「ウチのシマ荒らしてるってコイツですかね」
「ん、っぇ?」
「「え?」ってほら、店の女の子も被害にあってるって言ってたヤツですよ。善さん、若頭補佐に任された事忘れてるんですか?・・・取り敢えず、男の身元は押さえたし、ヤクだけ持って報告行きましょう」
「・・・・」
ベッドが軋む。
シンとした室内に衣擦れの音が聞こえた。
「?善さん??」
返事が帰ってこなくなった事を不思議に思い、木下が注射器を胸ポケットにしまって後ろを振り返った。
「は、ぇ??」
両足を放り出してベッドに横たわる善が、困惑した様子で唖然としたまま木下を見上げる。
「え・・・あぁ、ったく、駄々ですか?・・・疲れてるのは、分かりますけどふざけないで、しっかりして下さい」
「ぁっ、ん!?」
木下が寝転がったままの善の手を取りグッと引っ張り上げ、違和感に気付く。
「善、さん?」
「ちっぁ、ッう!・・・おれ、ぁ??」
「え・・・?」
「・・・・っぁ、う"ぅ?ぅ"、・・・ぃのしぃあ、こぇ、あっ」
善の唇がふるふると震え、唇の端から溢れた唾液がダラダラと垂れている。
呂律が上手く回っておらず、手足が小刻みに震えて手先から爪先までピンッと張っている。
「っ善さん、落ち着いて」
「しん、ぞっ!いぁ、ぃッ・・・ッるしぃ」
「心、臓?っくそ!!善さん、っ善、落ち着いて・・・」
両腕を折り曲げた善が、指を苦しそうに胸に当てて叩くように掻き毟る。
暴れる善をベッドに押さえつけて胸に耳を当てると、心拍が明らかに早く呼吸数も早い。
──Prrrr...Prrrr...
「っなんだよ!こんな時にっ」
木下がスラックスのポケットで震えるスマホを取上げて乱暴に通話ボタンを押す。
「っもしもし?!」
[「木下?!陽真悠太が泡吹いて倒れたっ。俺ら病院に向かってるから、後でホテルまで車回すっ」]
電話の向こう側でも苦しそうに呻く声が聞こえる。善と同様、呂律の回らない口で脈絡のない言葉を叫んでいる様だった。
「っ男が注射器を」
[「はぁ?!」]
「多分麻痺や意識・記憶障害を引き起こすレイプドラッグだと思うっ。どこかに注射痕がある筈だから探してくれ!注射器一本に入っている量がかなり多いし、睡眠薬の他に興奮剤や媚薬を配合してる可能性もあるっ」
暴れる善の顔を押さえつけ首筋を見てみると、小さな注射痕があり、傷周りに乾いた血が付着していた。
善に注射に気付かれ抵抗されたのか、しかし注射を刺されたことに気付いた素振りがなかった事から男が焦っただけかもしれない。
針はとても細く、刺された事に気付かなくてもおかしくないだろう。
「曲がった針、っコイツ、善さんに・・・!」
[「善さん?!おい、善さんがどうしたっ?そっちは無事なんだよな?!」]
「っ心臓が早くて苦しがってる!早く車回してくれ」
短く叫んだ木下が通話を切る。
「善さん、おれ、見て。落ち着いて」
「っひ、ぃぁ"ぁ"、きじましゃっぁ、!」
錯乱する善の口から喜島の名前がこぼれ、木下の眉間に皺が寄る。
善のキュッと吊った目尻がグズグズにふやけ、体が強ばる度に真っ赤な舌が酸素を求めて頭を出す。
男に触られた時は全く反応を示していなかった善の股間は、薬で強制的に頭をもたげていてタラタラと透明の液体を吐き出していた。
「下に車停めてるのでそろそろ移動しましょう。その男の事は店に頼んでありますんで」
「・・・・っ」
「善さん?」
「・・・ん?あぁ。俺ここ、で待ってるから、先戻ってどっちかから下借りてきてくれ。このままじゃ、出れないから」
吸いかけの煙草を灰皿に押し付け善が頷く。
眉を寄せて気だるげにため息をついた善の顔が紅潮しているのに木下が気付き、意外な反応をするものだと思いながら微笑み返した。
「分かりました。すぐ戻りますね」
木下が床に散らばる善の下着とスラックスを拾い上げ、床で伸びている男の財布から免許証を抜き取る。
「ん?何だ、これ。注射器?」
「なに?・・・?」
男の財布を取り出した際に鞄から小さな注射器が二、三本転がりでる。
「善さん、これ・・・一本使用されてます。陽真悠太、一応病院で体を調べた方が良さそうですね。・・・ドラッグです。これ」
一本は硬く蓋が締められており、注射筒には澄んだ青色の液体がたっぷり入っていた。
レイプドラッグの類だろう。
残りの二本は青い液体が緩く締められた蓋やシリンジの外側に付着しており、とくにそのうちの一本は乱暴に使ったのか細い針先が曲がっていた。
「ウチのシマ荒らしてるってコイツですかね」
「ん、っぇ?」
「「え?」ってほら、店の女の子も被害にあってるって言ってたヤツですよ。善さん、若頭補佐に任された事忘れてるんですか?・・・取り敢えず、男の身元は押さえたし、ヤクだけ持って報告行きましょう」
「・・・・」
ベッドが軋む。
シンとした室内に衣擦れの音が聞こえた。
「?善さん??」
返事が帰ってこなくなった事を不思議に思い、木下が注射器を胸ポケットにしまって後ろを振り返った。
「は、ぇ??」
両足を放り出してベッドに横たわる善が、困惑した様子で唖然としたまま木下を見上げる。
「え・・・あぁ、ったく、駄々ですか?・・・疲れてるのは、分かりますけどふざけないで、しっかりして下さい」
「ぁっ、ん!?」
木下が寝転がったままの善の手を取りグッと引っ張り上げ、違和感に気付く。
「善、さん?」
「ちっぁ、ッう!・・・おれ、ぁ??」
「え・・・?」
「・・・・っぁ、う"ぅ?ぅ"、・・・ぃのしぃあ、こぇ、あっ」
善の唇がふるふると震え、唇の端から溢れた唾液がダラダラと垂れている。
呂律が上手く回っておらず、手足が小刻みに震えて手先から爪先までピンッと張っている。
「っ善さん、落ち着いて」
「しん、ぞっ!いぁ、ぃッ・・・ッるしぃ」
「心、臓?っくそ!!善さん、っ善、落ち着いて・・・」
両腕を折り曲げた善が、指を苦しそうに胸に当てて叩くように掻き毟る。
暴れる善をベッドに押さえつけて胸に耳を当てると、心拍が明らかに早く呼吸数も早い。
──Prrrr...Prrrr...
「っなんだよ!こんな時にっ」
木下がスラックスのポケットで震えるスマホを取上げて乱暴に通話ボタンを押す。
「っもしもし?!」
[「木下?!陽真悠太が泡吹いて倒れたっ。俺ら病院に向かってるから、後でホテルまで車回すっ」]
電話の向こう側でも苦しそうに呻く声が聞こえる。善と同様、呂律の回らない口で脈絡のない言葉を叫んでいる様だった。
「っ男が注射器を」
[「はぁ?!」]
「多分麻痺や意識・記憶障害を引き起こすレイプドラッグだと思うっ。どこかに注射痕がある筈だから探してくれ!注射器一本に入っている量がかなり多いし、睡眠薬の他に興奮剤や媚薬を配合してる可能性もあるっ」
暴れる善の顔を押さえつけ首筋を見てみると、小さな注射痕があり、傷周りに乾いた血が付着していた。
善に注射に気付かれ抵抗されたのか、しかし注射を刺されたことに気付いた素振りがなかった事から男が焦っただけかもしれない。
針はとても細く、刺された事に気付かなくてもおかしくないだろう。
「曲がった針、っコイツ、善さんに・・・!」
[「善さん?!おい、善さんがどうしたっ?そっちは無事なんだよな?!」]
「っ心臓が早くて苦しがってる!早く車回してくれ」
短く叫んだ木下が通話を切る。
「善さん、おれ、見て。落ち着いて」
「っひ、ぃぁ"ぁ"、きじましゃっぁ、!」
錯乱する善の口から喜島の名前がこぼれ、木下の眉間に皺が寄る。
善のキュッと吊った目尻がグズグズにふやけ、体が強ばる度に真っ赤な舌が酸素を求めて頭を出す。
男に触られた時は全く反応を示していなかった善の股間は、薬で強制的に頭をもたげていてタラタラと透明の液体を吐き出していた。
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