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波乱の予感??
104.
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魔道士協会にきていたイオはかなりイライラしてた。
(レオンのやつ、、、魔法で手紙を寄越してきたくせに。
「近いうちに会えるな!」
って書いてあったのに来てないのかよ。)
ナツメとの話に出てきたから久しぶりに会おうかと気持ちが湧いてたのだが、、、
とりあえず客寄せパンダとして協会にいるのも疲れてきた。
「そろそろお暇します。」
協会での自分の仕事を手早く終わらせて、イオはもう終わったかもしれないフレドリックの課外授業のため学院に向かって転送魔方陣を発動した。
「フレドリック右!」
「うん!」
今回の授業課題は、
【うさぎのような魔物を5匹捕まえる。】
である。
フレドリックは同じ班として、ルークとアミサキ。あと、ナダーシャという女の子と一緒だった。
「ミサキ拘束魔法お願い!」
「え、うわ!」
ミサキが呪文を唱える前に魔物はするりとフレドリックの腕を抜け出して逃げようとした。
「風の精霊よ、あの魔物を捕まえて!」
くるくるとまわった風が魔物を取り囲み、四方八方逃げられないようにした。
「ありがとうナダーシャ。」
ほっとして、ミサキがナダーシャに笑みを向けた。
「あなたがタラタラしているからよ。」
ふんっとそっぽを向いてしまった。
しかし、ミサキは気にしてないようでにこにこしてる。
「これで3匹目だな!」
魔物をロープで縛ってルークが来た。
「ほとんどナダーシャのおかげだね。」
フレドリックはほんとに人をあげるのがうまい。ルークはナダーシャを横目に見ると頬を染めて俯いている。
これはため息がでる。
女の子たちの分も自分たちで駆け回ってるのもフレドリックの案だし、女の子たちがサポートにまわりやすく動いてるのもわかる。
フレドリックはイオやマルルがそばに居るせいでいつも視線をよそに奪われがちだが、もとからの高いスペックと優しい性格上こいつもモテるタイプのやつなのだ...。
(レオンのやつ、、、魔法で手紙を寄越してきたくせに。
「近いうちに会えるな!」
って書いてあったのに来てないのかよ。)
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とりあえず客寄せパンダとして協会にいるのも疲れてきた。
「そろそろお暇します。」
協会での自分の仕事を手早く終わらせて、イオはもう終わったかもしれないフレドリックの課外授業のため学院に向かって転送魔方陣を発動した。
「フレドリック右!」
「うん!」
今回の授業課題は、
【うさぎのような魔物を5匹捕まえる。】
である。
フレドリックは同じ班として、ルークとアミサキ。あと、ナダーシャという女の子と一緒だった。
「ミサキ拘束魔法お願い!」
「え、うわ!」
ミサキが呪文を唱える前に魔物はするりとフレドリックの腕を抜け出して逃げようとした。
「風の精霊よ、あの魔物を捕まえて!」
くるくるとまわった風が魔物を取り囲み、四方八方逃げられないようにした。
「ありがとうナダーシャ。」
ほっとして、ミサキがナダーシャに笑みを向けた。
「あなたがタラタラしているからよ。」
ふんっとそっぽを向いてしまった。
しかし、ミサキは気にしてないようでにこにこしてる。
「これで3匹目だな!」
魔物をロープで縛ってルークが来た。
「ほとんどナダーシャのおかげだね。」
フレドリックはほんとに人をあげるのがうまい。ルークはナダーシャを横目に見ると頬を染めて俯いている。
これはため息がでる。
女の子たちの分も自分たちで駆け回ってるのもフレドリックの案だし、女の子たちがサポートにまわりやすく動いてるのもわかる。
フレドリックはイオやマルルがそばに居るせいでいつも視線をよそに奪われがちだが、もとからの高いスペックと優しい性格上こいつもモテるタイプのやつなのだ...。
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