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9.尻に挿れるもの*
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上着、シャツ、ズボン、下着……とサシャは順番に脱いでいった。脱いだものは、勉強机の前にある椅子に掛けられる。ただそれだけのことなのに、サシャからあふれる色気が半端ない。もう空っぽで出すものは何も残ってないハズなのに、オレの下半身がウズウズしてしまう。
いや、空っぽになっていなければ、サシャが服を脱ぐたびにオレは射精していたかもしれない。もしくは、理性をなくしてサシャに襲い掛かってしまったかも。まぁ、樹液の筋肉弛緩作用のせいで、どんなにムラムラして襲いかかりたいと思っても、身体は起こせないわけなのだが。
裸になったサシャは、まるで芸術家が作った彫像かと思えるような美しさだった。
細身の身体に、うっすらとついた筋肉。究極の美がここにあるといっても過言ではない。それなのに、股間についたブツは、体格に見合わず立派なものだった。そのアンバランスさが、またサシャの魅力を引き立てる。
さ、触りたい……いや、オレなんかが触れたら、うっかり壊してしまいそうで怖い。
目の前にあるサシャの裸体を凝視していたら、太腿に触れられた。その手がだんだん上のほうへと上がってくる。
「ところで、リュドヴィク先輩は森の中でツタにお尻の中も弄られていましたよね」
「な、なんでそれを……あっ!?」
叫んでから、あの植物を操っていたのはサシャだったと気付く。
ということは、もしかして、ケツの中で感じてしまっていたことまでバレてしまったのだろうか……
「あのとき、お尻の中にもたっぷり樹液を塗り込まれたでしょう?」
「あ、あぁ……」
確かに、ツタはあのときオレのケツの中に、ヌメヌメした液体をたっぷり塗り込んでいた。そのことを思い出したら、尻の中がじんわり熱くなった気がした。
「おっぱいとおちんちんの処置はできたので、次はお尻の中の処置をしましょうね」
そう言うと、サシャはオレをベッドの上でごろりとひっくり返して、尻に触れた。
サシャが!! オレの!! 尻を!! 触っている……!!!!
「あ……!! だ、だめだ。まってくれ……!!」
先程はツタの侵入を許してしまったが、そこは入れるところではなく、出すところだ。そんな不潔な場所を、サシャに触らせるわけにはいかない。
「何です?」
「そ、そんなところ、サシャは触っちゃダメだ……」
「でも、自分じゃお尻の中をキレイにできないじゃないですか」
うう、確かにそれもそうだ。
だからといって、サシャにその場所を触らせるのは忍びない。
「ちゃんとキレイにしてあげますから、私に任せてください」
「い、いや……ダメだ……!!」
「先輩のお尻の中が樹液だらけになってしまったのは、私の所為なのですから……」
「で、でも……」
ケツの中に樹液がたっぷり仕込まれていることを思い出したら、中がじんわりと疼いてきたような気がする。ううう、確かにこのまま樹液をケツの中に入れっぱなしにしておくのは良くない気がする。
「ちゃんと掻き出さないと、お腹を壊してしまいますよ?」
「サシャがオレのケツの穴に指を突っ込むくらいなら、腹を下したほうがよっぽどマシだ!!」
即答したら、サシャが溜息をついた。
「……そんなに私の指を突っ込まれるのは嫌ですか」
「え? 今、何つった……?」
サシャの言葉は小さくて、よく聞き取れなかった。
「では、私の指じゃなくて、スライムだったらいいですよね?」
そう言って、サシャは先程から大活躍しているスライムをオレの目の前に差し出す。スライムは元の形に戻っていたが、サシャが魔力を流したようで少し太めの枝のような形に姿を変えた。
先程からあれやこれやと未知の快感を教えてくれたスライムは、オレにとってはすでに戦友のような存在になっていた。そのスライムが、今からオレの尻の中に……?
オレは一瞬悩んだが、サシャの指がオレのケツの穴にはいるよりは、断然いいだろう。ツタはもう入ったんだし。
そう考えると、オレはコクコクと首を縦に振ったのだった。
いや、空っぽになっていなければ、サシャが服を脱ぐたびにオレは射精していたかもしれない。もしくは、理性をなくしてサシャに襲い掛かってしまったかも。まぁ、樹液の筋肉弛緩作用のせいで、どんなにムラムラして襲いかかりたいと思っても、身体は起こせないわけなのだが。
裸になったサシャは、まるで芸術家が作った彫像かと思えるような美しさだった。
細身の身体に、うっすらとついた筋肉。究極の美がここにあるといっても過言ではない。それなのに、股間についたブツは、体格に見合わず立派なものだった。そのアンバランスさが、またサシャの魅力を引き立てる。
さ、触りたい……いや、オレなんかが触れたら、うっかり壊してしまいそうで怖い。
目の前にあるサシャの裸体を凝視していたら、太腿に触れられた。その手がだんだん上のほうへと上がってくる。
「ところで、リュドヴィク先輩は森の中でツタにお尻の中も弄られていましたよね」
「な、なんでそれを……あっ!?」
叫んでから、あの植物を操っていたのはサシャだったと気付く。
ということは、もしかして、ケツの中で感じてしまっていたことまでバレてしまったのだろうか……
「あのとき、お尻の中にもたっぷり樹液を塗り込まれたでしょう?」
「あ、あぁ……」
確かに、ツタはあのときオレのケツの中に、ヌメヌメした液体をたっぷり塗り込んでいた。そのことを思い出したら、尻の中がじんわり熱くなった気がした。
「おっぱいとおちんちんの処置はできたので、次はお尻の中の処置をしましょうね」
そう言うと、サシャはオレをベッドの上でごろりとひっくり返して、尻に触れた。
サシャが!! オレの!! 尻を!! 触っている……!!!!
「あ……!! だ、だめだ。まってくれ……!!」
先程はツタの侵入を許してしまったが、そこは入れるところではなく、出すところだ。そんな不潔な場所を、サシャに触らせるわけにはいかない。
「何です?」
「そ、そんなところ、サシャは触っちゃダメだ……」
「でも、自分じゃお尻の中をキレイにできないじゃないですか」
うう、確かにそれもそうだ。
だからといって、サシャにその場所を触らせるのは忍びない。
「ちゃんとキレイにしてあげますから、私に任せてください」
「い、いや……ダメだ……!!」
「先輩のお尻の中が樹液だらけになってしまったのは、私の所為なのですから……」
「で、でも……」
ケツの中に樹液がたっぷり仕込まれていることを思い出したら、中がじんわりと疼いてきたような気がする。ううう、確かにこのまま樹液をケツの中に入れっぱなしにしておくのは良くない気がする。
「ちゃんと掻き出さないと、お腹を壊してしまいますよ?」
「サシャがオレのケツの穴に指を突っ込むくらいなら、腹を下したほうがよっぽどマシだ!!」
即答したら、サシャが溜息をついた。
「……そんなに私の指を突っ込まれるのは嫌ですか」
「え? 今、何つった……?」
サシャの言葉は小さくて、よく聞き取れなかった。
「では、私の指じゃなくて、スライムだったらいいですよね?」
そう言って、サシャは先程から大活躍しているスライムをオレの目の前に差し出す。スライムは元の形に戻っていたが、サシャが魔力を流したようで少し太めの枝のような形に姿を変えた。
先程からあれやこれやと未知の快感を教えてくれたスライムは、オレにとってはすでに戦友のような存在になっていた。そのスライムが、今からオレの尻の中に……?
オレは一瞬悩んだが、サシャの指がオレのケツの穴にはいるよりは、断然いいだろう。ツタはもう入ったんだし。
そう考えると、オレはコクコクと首を縦に振ったのだった。
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