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19話 人生2周目テクは敗北した*
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中に仕込まれた潤滑剤のおかげで、指はスムーズに動く。違和感なく指を飲み込むその場所は、排泄器官以外として使われることに随分慣れている様子だった。ハルくんは過去に誰かとこういった経験があるのだろうか?
「ハルくんは、こっち擦られるのと、入口を撫で撫でされるのだと、どっち好き?」
「ん、……なこと……聞くな」
前立腺を擦ったら腰がビクつくけれど、入口を広げるようにぐるりと指で掻き回しても、中がヒクヒクとするのがわかる。きっとどっちも好きなんだろう。
恋人はいなかったと聞いていたけど、こういったことをする相手は居たのかと、見知らぬ存在に嫉妬する。それなら人生2周目テクで、過去のどんな男よりもハルくんをトロトロに蕩けさせてあげようと思った。
「それじゃあ、指二本に増やすね。苦しくない? 大丈夫?」
「も、そんなのいいから……! はやく挿れろって……!」
そんなことを言われても。長年、恋焦がれてきた身体を抱けるんだ。じっくり丁寧に味わいたいじゃないか。本当は全身舐めまわして、性感帯探して……って色々考えていたけれど、今は、後ろの孔を可愛がるのに忙しいから、舐めまわすのは後回しだ。
「あ。指を増やしたら、さっきよりもキュウキュウって締めてくれる……ほら、こんなのどう? 気持ちいい?」
「ひぁあっ……な、それ……」
「ほら、気持ちいいでしょ? 指がどこに当たってるか、わかる?」
「あああ、もう……いいから、さっさと挿れろって言ってんだよ。なんで、セックスのときはそんなにオッサン臭いんだ!!」
そういうハルくんは、セックスのときはいつもよりも一層男前になるんだなと思った。意外な一面を知って、ますますハルくんのことが好きになる。
「えー……ハルくんとの初めてだから、最高に気持ち良くしてあげたいだけなのに」
それに、中身は前世から続いてるからなぁ。経験値だけは、記憶としてはあるわけで。
「そ……それなら、それを使えばいいだろう?」
「うん? それって?」
「だ……だから、その、立派なチンコで気持ち良くしてくれって言ってんだっ!」
顔を隠している腕まで真っ赤にしながらハルくんが言った。
「ハルくんが、可愛すぎてヤバい……」
そんな煽られ方をして、我慢なんてできるハズがなかった。例え記憶は前世から繋がっていたとしても、身体はまだ二十代だ。身体はあっさりと昂ってしまう。
ハルくんの膝裏に手を差し込んで、秘部を露わにする。先程までオレの指を飲み込んでいたそこは、誘うようにヒクヒクとしていた。
「ハルくん、オレの童貞もらってね?」
その場所にチンコを宛がって聞くと、ハルくんは小さな声で「早く」と急かした。
「あと……ハルくんの顔が、見たいな」
オレのお願いに、ゆるゆるとハルくんが手を下した。涙で潤んだ目をしたハルくんは、最高に色っぽかった。
「ひぃああああぁぁ……!!」
ハルくんをめいいっぱい気持ち良くしてあげたい。そう思っていたのに、先端が少し中に挿入った瞬間、そんな考えは吹っ飛んだ。一気に一番奥までペニスを押し込むと、ハルくんのチンコからびゅるるって精液が飛び出した。
「うぁー……すっげ、気持ちいい、なにこれ、ヤバすぎ……!!」
「んぁああ゛あ゛……! ちょっ、……まて。今、イった……イってるって……!!」
オレの下でハルくんがビクビクと震えている。イった直後で敏感なところを擦られて辛いんだろうなって、頭ではわかってるんだけど、中がフルフルと痙攣しているのが絶妙にオレのペニスを締め上げてくるのが気持ち良すぎて、勝手に腰が動いてしまう。
パン、パンと激しく肌がぶつかる音がする。
「ごめん、腰止まんない」
「んぁっ……それ、深いっ……!! 深いからぁ……!!」
「あ……ここ? ここがイイの? 突いたらキュッて絞まる……!!」
「だ、ダメだ……それ、やぁぁあ!!」
イヤイヤといいながも、ハルくんが背中にしっかりしがみついてくれるから、愛しい気持ちが腰の動きを加速させる。
「ハルくんも気持ちいい?」
「や……こんなの、知らな……! ひぃ、あ゛、あ゛、あ゛……っ!!!!」
ハルくんが悲鳴みたいな声を上げて、身体をガクガクと震わせた。プシャアッと潮が吹きあがって、二人の身体を濡らす。
「あっ、あ……オレもイク……!!」
痙攣している中がギュウギュウと締めつけてきて、オレもそれ以上は耐えられずに、ハルくんの中に精を放った。
「ハルくんは、こっち擦られるのと、入口を撫で撫でされるのだと、どっち好き?」
「ん、……なこと……聞くな」
前立腺を擦ったら腰がビクつくけれど、入口を広げるようにぐるりと指で掻き回しても、中がヒクヒクとするのがわかる。きっとどっちも好きなんだろう。
恋人はいなかったと聞いていたけど、こういったことをする相手は居たのかと、見知らぬ存在に嫉妬する。それなら人生2周目テクで、過去のどんな男よりもハルくんをトロトロに蕩けさせてあげようと思った。
「それじゃあ、指二本に増やすね。苦しくない? 大丈夫?」
「も、そんなのいいから……! はやく挿れろって……!」
そんなことを言われても。長年、恋焦がれてきた身体を抱けるんだ。じっくり丁寧に味わいたいじゃないか。本当は全身舐めまわして、性感帯探して……って色々考えていたけれど、今は、後ろの孔を可愛がるのに忙しいから、舐めまわすのは後回しだ。
「あ。指を増やしたら、さっきよりもキュウキュウって締めてくれる……ほら、こんなのどう? 気持ちいい?」
「ひぁあっ……な、それ……」
「ほら、気持ちいいでしょ? 指がどこに当たってるか、わかる?」
「あああ、もう……いいから、さっさと挿れろって言ってんだよ。なんで、セックスのときはそんなにオッサン臭いんだ!!」
そういうハルくんは、セックスのときはいつもよりも一層男前になるんだなと思った。意外な一面を知って、ますますハルくんのことが好きになる。
「えー……ハルくんとの初めてだから、最高に気持ち良くしてあげたいだけなのに」
それに、中身は前世から続いてるからなぁ。経験値だけは、記憶としてはあるわけで。
「そ……それなら、それを使えばいいだろう?」
「うん? それって?」
「だ……だから、その、立派なチンコで気持ち良くしてくれって言ってんだっ!」
顔を隠している腕まで真っ赤にしながらハルくんが言った。
「ハルくんが、可愛すぎてヤバい……」
そんな煽られ方をして、我慢なんてできるハズがなかった。例え記憶は前世から繋がっていたとしても、身体はまだ二十代だ。身体はあっさりと昂ってしまう。
ハルくんの膝裏に手を差し込んで、秘部を露わにする。先程までオレの指を飲み込んでいたそこは、誘うようにヒクヒクとしていた。
「ハルくん、オレの童貞もらってね?」
その場所にチンコを宛がって聞くと、ハルくんは小さな声で「早く」と急かした。
「あと……ハルくんの顔が、見たいな」
オレのお願いに、ゆるゆるとハルくんが手を下した。涙で潤んだ目をしたハルくんは、最高に色っぽかった。
「ひぃああああぁぁ……!!」
ハルくんをめいいっぱい気持ち良くしてあげたい。そう思っていたのに、先端が少し中に挿入った瞬間、そんな考えは吹っ飛んだ。一気に一番奥までペニスを押し込むと、ハルくんのチンコからびゅるるって精液が飛び出した。
「うぁー……すっげ、気持ちいい、なにこれ、ヤバすぎ……!!」
「んぁああ゛あ゛……! ちょっ、……まて。今、イった……イってるって……!!」
オレの下でハルくんがビクビクと震えている。イった直後で敏感なところを擦られて辛いんだろうなって、頭ではわかってるんだけど、中がフルフルと痙攣しているのが絶妙にオレのペニスを締め上げてくるのが気持ち良すぎて、勝手に腰が動いてしまう。
パン、パンと激しく肌がぶつかる音がする。
「ごめん、腰止まんない」
「んぁっ……それ、深いっ……!! 深いからぁ……!!」
「あ……ここ? ここがイイの? 突いたらキュッて絞まる……!!」
「だ、ダメだ……それ、やぁぁあ!!」
イヤイヤといいながも、ハルくんが背中にしっかりしがみついてくれるから、愛しい気持ちが腰の動きを加速させる。
「ハルくんも気持ちいい?」
「や……こんなの、知らな……! ひぃ、あ゛、あ゛、あ゛……っ!!!!」
ハルくんが悲鳴みたいな声を上げて、身体をガクガクと震わせた。プシャアッと潮が吹きあがって、二人の身体を濡らす。
「あっ、あ……オレもイク……!!」
痙攣している中がギュウギュウと締めつけてきて、オレもそれ以上は耐えられずに、ハルくんの中に精を放った。
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