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29話 さっさと発情しろや*
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「それじゃあ……」
次のオレの発情期まで解散! と言おうとしたのだが、何故か相神はオレに伸し掛かったままビクともしない。
「……なんで、テメェはいつまでもオレに乗っかってんだ?」
「発情期じゃねぇと番にはなれないつってんだろ、頭悪ぃな。番にして欲しかったら、さっさと発情しろや」
「はっ!? 無茶言ってんじゃねぇよ」
やっと発情期は終わったってのに、またあんな状態になってたまるかよ。
「それとも、ただヤりたいだけの口実か? あんだけヤっておきながら、まだヤり足んねぇの?」
「馬鹿言ってんじゃねぇよ」
ニヤリと顔を歪めた相神に、オレは顔を顰めた。
発情期でもないのに相神となんて盛ってられっか。ていうか、ケツの穴に何かいれるのはしばらくはもういいや。発情期中、ずっと相神のチンコをケツに挿入れていたので、なんかまだでっかいのがケツに挟まっているようなヘンな感じがする。
「……トワ、好きだよ」
オレを押し倒したまま、相神が急に甘い声で言ってきた。
「っは!? きゅ、きゅうになにいってんだよ……!?」
いきなりそんな態度を取られるだなんて思っていなくて、顔に熱が集まる。なんでこいつは急にオレに向かってそんな甘い声で甘い台詞を言ってんだ!?
「トワ、好きだ。愛してる」
「ちょ、おま……何、いきなりトチ狂ってんだ!?」
いや、相神がトチ狂ってんのは結構最初からだったかもしんねぇ。
つーか、すっげーダメだ、これ。
相神に名前で呼ばれたら、なんか妙に気恥ずかしい。
うっかり名前で呼べとか言っちまったけれど、マズったかもしんねぇ...…相神がオレに対してこんな甘い声を出すのが、完全に想定外だった。
「何、トワって呼ばれて発情してんの? オレに名前呼ばれるのがそんなに嬉しいの?」
チュッチュッと、くすぐったいキスを顔中に落とされる。
あ゛あ゛あ゛、なんだ!? なんなんだ、いきなり!!
たったそれだけのことなのに、なんだか身体が熱くなってくる。
「は、発情なんてしてねぇしっ!!」
体格の良い相神に上から乗っかられると、簡単には逃げ出せない。
オレが相神の下でモゾモゾしていたら、不意にケツを撫でられた。
「……っ!! か、勝手に触ってんじゃねーよ!!」
あああっ、そういやオレだけ何故か全裸なんだった!!
まともな服を寄越せ、服を!! あと、フツーにパンツが欲しい……
相神の手から逃れようと身体を捻ったら、尻の間に手が滑り込んできた。
「でも、ここは濡れてるみたいだぜ?」
ヌチュリ、とそこは呆気なく相神の指の侵入を許してしまう。
「………は……? 嘘だろ、なんで……?」
相神から濃いフェロモンを感じる。相神の体温を感じる部分は熱くて、気が付けば息も上がっていた。チンコがムラムラしていて、オレのケツは目の前にいるアルファの雄を欲しがるかのように疼いた。
次のオレの発情期まで解散! と言おうとしたのだが、何故か相神はオレに伸し掛かったままビクともしない。
「……なんで、テメェはいつまでもオレに乗っかってんだ?」
「発情期じゃねぇと番にはなれないつってんだろ、頭悪ぃな。番にして欲しかったら、さっさと発情しろや」
「はっ!? 無茶言ってんじゃねぇよ」
やっと発情期は終わったってのに、またあんな状態になってたまるかよ。
「それとも、ただヤりたいだけの口実か? あんだけヤっておきながら、まだヤり足んねぇの?」
「馬鹿言ってんじゃねぇよ」
ニヤリと顔を歪めた相神に、オレは顔を顰めた。
発情期でもないのに相神となんて盛ってられっか。ていうか、ケツの穴に何かいれるのはしばらくはもういいや。発情期中、ずっと相神のチンコをケツに挿入れていたので、なんかまだでっかいのがケツに挟まっているようなヘンな感じがする。
「……トワ、好きだよ」
オレを押し倒したまま、相神が急に甘い声で言ってきた。
「っは!? きゅ、きゅうになにいってんだよ……!?」
いきなりそんな態度を取られるだなんて思っていなくて、顔に熱が集まる。なんでこいつは急にオレに向かってそんな甘い声で甘い台詞を言ってんだ!?
「トワ、好きだ。愛してる」
「ちょ、おま……何、いきなりトチ狂ってんだ!?」
いや、相神がトチ狂ってんのは結構最初からだったかもしんねぇ。
つーか、すっげーダメだ、これ。
相神に名前で呼ばれたら、なんか妙に気恥ずかしい。
うっかり名前で呼べとか言っちまったけれど、マズったかもしんねぇ...…相神がオレに対してこんな甘い声を出すのが、完全に想定外だった。
「何、トワって呼ばれて発情してんの? オレに名前呼ばれるのがそんなに嬉しいの?」
チュッチュッと、くすぐったいキスを顔中に落とされる。
あ゛あ゛あ゛、なんだ!? なんなんだ、いきなり!!
たったそれだけのことなのに、なんだか身体が熱くなってくる。
「は、発情なんてしてねぇしっ!!」
体格の良い相神に上から乗っかられると、簡単には逃げ出せない。
オレが相神の下でモゾモゾしていたら、不意にケツを撫でられた。
「……っ!! か、勝手に触ってんじゃねーよ!!」
あああっ、そういやオレだけ何故か全裸なんだった!!
まともな服を寄越せ、服を!! あと、フツーにパンツが欲しい……
相神の手から逃れようと身体を捻ったら、尻の間に手が滑り込んできた。
「でも、ここは濡れてるみたいだぜ?」
ヌチュリ、とそこは呆気なく相神の指の侵入を許してしまう。
「………は……? 嘘だろ、なんで……?」
相神から濃いフェロモンを感じる。相神の体温を感じる部分は熱くて、気が付けば息も上がっていた。チンコがムラムラしていて、オレのケツは目の前にいるアルファの雄を欲しがるかのように疼いた。
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