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転生したら
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ハローハローΨ( ̄∇ ̄)Ψ
突然だが異世界に転生したらしい
別に頭が狂ったわけではない
最初、俺もついに頭がイカれたかと思ったが
前世は大学生で人生を終えた
昔からよく物事を客観的に見れる方だった
自分で言うのもなんだが頭はキレる方だ
オールマイティーだった
しかし、そんな俺がはまったのがゲームだった
色々なゲームをした
カードゲーム、ボードゲーム、格闘ゲーム、RPG、シュミレーションゲームなどなど
ある日、大学の論文を書いて寝不足だった日帰る途中に車にひかれた
普段だったらよけれたが、三徹の俺は体が反応しなかった
チーン
そんなこんなで死んだと思ったが気付いたら赤ん坊だった(一歳で覚醒)
異世界だと信じられない俺は赤ん坊の特権を生かして証拠を探し、やっと諦めが着いた
しかも王子なんだよ~
鏡を見ればイケメン様、歩けば頭を下げられ、王子と呼ばれる
しかし俺は第二王子
お兄ちゃんがいるのだ!俺は王位を継がないのでまだ気が楽だ
そう思っていた
俺が王宮内をハイハイで歩き回っていた時、ある声が聞こえてきた
「おい、第二王子はどうだ?」
「まだ、分かりませんね。しかし、第一王子は妾の子。いくら優秀でも、王位は第二王子にあるでしょう。」
なんですと…
お兄ちゃんが妾の子?
それはよくある話だが、王位が俺に回って来るのは解せん
どうにかせねば
対策1
兄をメチャクチャ慕う
まあ、兄は優秀なので王位を任せるのにふさわしい
「兄上!」「兄上を支えたいです!」
こういう内容をずっと言って、俺に王をやる意思がないのをアピール
対策2
バカな子に装う
俺が優秀だと権力争いになる
兄は優秀、俺はアホ
血筋はある程度重要だが、能力にすごい差があれば兄を取るだろう
よくいる、能なし俺様系の男になった
さてはて、俺が7歳の頃、婚約者が出来た
公爵家の同い年の女の子で、噂が回るほど優秀だと聞いた
会ったところ、可愛らしい女の子だった
名前はリリアンナ
ただ問題がある
自分の中身が大人なのでこの子を好きになれなさそうという事だ
しかし、食事会をして兄に見惚れていて、兄も見惚れていた
お互い両思いじゃないか~
だがリリアンナは俺の婚約者
はて、どうしようか
それよりもこちらが重要だ
何故、無能な俺に優秀なリリアンナをつけるか
年が近いのもあるが、リリアンナの家が俺を傀儡にして王家を乗っ取ろうと画策しているからだ
本当は優秀な兄の婚約者にするのがベストなのに
そんなことはさせない
更に大きくなって14歳
俺はどんどん回りから能なしだと言われるようになった
次の王位は兄だとも
計画通り
リリアンナと一緒にいて、彼女が俺と同じく転生した子だと気付いた
時々、前世の言葉を口に出すのだ
リリアンナに打ち明けることはしないが
そんなことしたら努力がぱあになる
もう1つ気付いたことがある
ここが乙女ゲームの世界だということ
大きくなった俺を見て見覚えがあるなと思っていたら思い出した
これは俺がやったことのある乙女ゲームだ
よくある王道ものの
俺は攻略対象だった
リリアンナは悪役令嬢
リリアンナもその事は知っていたらしく、悪役回避のために動いていた
俺はそれを見てある計画を思い付いた
そして、学園入学式
今日はヒロインと出会うイベントがある
シナリオ通りになった
それからもシナリオ通りに進んでいった
ヒロイン、名前サラも転生者だった
進み具合からして逆ハー狙いらしい
無能には無能が集まるらしく、次々と墜ちていった
ある日サラにいじめを受けていると相談があった
首謀者はリリアンナだと
勿論、悪役回避を頑張っていたからありえないと分かっていたが
来た!
そう思った
そして…
「リリアンナ!
婚約破棄してもらおう!
そして、新しい婚約者はサラだ!」
俺は卒業式という大事な式の時にそう叫んだ
「サラを酷くいじめる女に王女になる資格なんてない!」
「いじめてなんていません。」
リリアンナは極めて落ち着いて返事を返す
大きな声で話し、周りが何だ何だと様子を伺う
「証拠はありますか?」
「サラが言っている。」
「はあー。それは証拠といいません。」
リリアンナが呆れている
「本当です!
教科書が破れていたり、大切なブローチが壊されたりもしました。
ドレスも汚されて」
涙目でサラが言う
「それはいつのことですか?」
「えと、1ヶ月前の晩餐会です」
「私はそれには出ていませんよ。」
「取り巻きに命令すればいい話だろ!」
押し問答になる、すると入り口でざわざわと騒ぎが起きた
「そこまでだ。
それ以上、愚かな真似をするのではないユリアス。」
「兄上!」「シュアン様!」
「リリアンナはそこにいる生徒をいじめてなんかいないよ。」
「兄上はリリアンナを庇うのですか」
「公平に見てだ。
それに、そこの生徒をいじめていた者はもう捕まえてある。
王家の者がきちんと調べた。」
「そんなことありえない!」
サラが叫ぶ
「リリアンナがやったんだろ!」
「いい加減にしなさい。」
威厳のある声がホールに通った
それは王の声だった
「父上!」
「ユリアス、今日の大事な日にこんな茶番。
お前の行為には目を疑う物があったが今日という今日は見逃せない。
王位の返還、廃嫡だ!」
「そんな!」
「ユリアス、残念だよ。
小さい頃から私を慕ってくれたのに。
しかし、お前の行いはエスカレートした
リリアンナに冤罪を擦り付けるのは許さない」
「シュアン様…」
リリアンナを引き寄せ、俺から守るようにする
「ありえない!
そんなのありえない!
こんなのシナリオになかった!」
サラが取り乱す
「サラさん、ここはゲームの世界ではありません。
現実です。
一人一人が意思を持って動いているのです。」
「くっ、でも、でも」
「つれていけ」
王の命令がかかり、俺とサラは連れてかれた
連れてかれたその後
「ご苦労だった、シュアンよ。
それと息子がすまなかった、リリアンナ嬢。
何か申し出はあるか?」
「はい、父上。
リリアンナを俺の婚約者にしたいと思っております。」
「シュアン様!?」
「リリアンナ、昔からお前を愛しているんだ。
ユリアスの婚約者になってどれだけ苦しかったか。」
「私もお慕いしております。」
そして、二人は抱き合った
「分かった、シュアン。
認めよう。
王の継承者はシュアン、そして婚約者はリリアンナ嬢だ!
騒がせて悪かった、皆のもの。
新たなつながりに祝福を上げようじゃないか!」
わあー
歓声が上がる
捕まって牢屋に入れられた俺は魔法でホールに中継しその様子をきいていた
ハハハ
すべて上手くいった!
これで思いあってる二人が結ばれ、晴れて俺は自由の身
これからどうしようか
だが、1つ誤算があった
本当にこれは計算外だった
前を見ると項垂れているサラがいる
「サラ。」
「ユリアス様?」
雰囲気が違う俺を不思議そうに見る
「今回、何が悪かったか理解しているか。」
「…」
「リリアンナの言った通り、ちと現実を見なさすぎだ。
ここでは人は傷つくし簡単に死ぬ世界だ
俺もお前もキャラクターじゃない。
一人の意思を持った人間だ。」
「はい。そう、ですよね。
薄々、気付いてました、でも認めたくなくて。
ごめんなさい、本当にごめんなさい。」
ボロボロと涙を流し謝るサラ
暫く落ち着くまでそっとしておいた
落ち着いたのか
「ありがとうございます。落ち着きました。」
「そうか、それならいい。」
「それにしても、大分雰囲気変わってませんか?
もっと、俺様お馬鹿様みたいだったのに。」
「気付かなかったか?
俺も転生者だぞ。」
「え、ええー!
確かに、キャラクターとか言ってましたね。
今、意識戻ったんですか」
「いや、一歳の頃から。」
「待ってください、理解が追い付かない。
何でこんなことになってるんですか
廃嫡されてるじゃないですか。」
「まあ、計画してたことだし。
これで王には兄がつき、リリアンナと結ばれる。
俺は自由
最高の結末じゃないか」
「それはそうだけど。」
納得してないように言う
「それで、お前はこれからどうするんだ?
このままだと不敬罪で死刑になるぞ。」
「マジですか。
どうしよう!」
あわわとパニックになる
「でも、ユリアスをもどうするの。
廃嫡になったし、」
「俺は世界を見て回ろうと思うんだ。
この世界には俺の知らないことだらけだから。
サラ、俺と一緒に行かないか?」
「嘘、私なんかと…」
「私なんか、じゃないよサラ。
好きだ、明るいお前にいつも元気を貰っていた
努力家な所とか笑顔が可愛い所とかいつのまにか凄く好きになってた。
だから、一緒についてきてほしい。」
「ありがとう。
私も一緒に行きたい。
それと、返事は暫く考えさせてください。」
顔が赤くなっているのが分かったが何とか答えた
「いくらでも待つよ、
振り向かせて見せるから。」
そして私を抱き締めてそのまま
「じゃあ、早速行くかー!」
「もう?
心の準備とかしてないよ!」
そうして、俺達は王宮を抜け出し旅に出掛けた
突然だが異世界に転生したらしい
別に頭が狂ったわけではない
最初、俺もついに頭がイカれたかと思ったが
前世は大学生で人生を終えた
昔からよく物事を客観的に見れる方だった
自分で言うのもなんだが頭はキレる方だ
オールマイティーだった
しかし、そんな俺がはまったのがゲームだった
色々なゲームをした
カードゲーム、ボードゲーム、格闘ゲーム、RPG、シュミレーションゲームなどなど
ある日、大学の論文を書いて寝不足だった日帰る途中に車にひかれた
普段だったらよけれたが、三徹の俺は体が反応しなかった
チーン
そんなこんなで死んだと思ったが気付いたら赤ん坊だった(一歳で覚醒)
異世界だと信じられない俺は赤ん坊の特権を生かして証拠を探し、やっと諦めが着いた
しかも王子なんだよ~
鏡を見ればイケメン様、歩けば頭を下げられ、王子と呼ばれる
しかし俺は第二王子
お兄ちゃんがいるのだ!俺は王位を継がないのでまだ気が楽だ
そう思っていた
俺が王宮内をハイハイで歩き回っていた時、ある声が聞こえてきた
「おい、第二王子はどうだ?」
「まだ、分かりませんね。しかし、第一王子は妾の子。いくら優秀でも、王位は第二王子にあるでしょう。」
なんですと…
お兄ちゃんが妾の子?
それはよくある話だが、王位が俺に回って来るのは解せん
どうにかせねば
対策1
兄をメチャクチャ慕う
まあ、兄は優秀なので王位を任せるのにふさわしい
「兄上!」「兄上を支えたいです!」
こういう内容をずっと言って、俺に王をやる意思がないのをアピール
対策2
バカな子に装う
俺が優秀だと権力争いになる
兄は優秀、俺はアホ
血筋はある程度重要だが、能力にすごい差があれば兄を取るだろう
よくいる、能なし俺様系の男になった
さてはて、俺が7歳の頃、婚約者が出来た
公爵家の同い年の女の子で、噂が回るほど優秀だと聞いた
会ったところ、可愛らしい女の子だった
名前はリリアンナ
ただ問題がある
自分の中身が大人なのでこの子を好きになれなさそうという事だ
しかし、食事会をして兄に見惚れていて、兄も見惚れていた
お互い両思いじゃないか~
だがリリアンナは俺の婚約者
はて、どうしようか
それよりもこちらが重要だ
何故、無能な俺に優秀なリリアンナをつけるか
年が近いのもあるが、リリアンナの家が俺を傀儡にして王家を乗っ取ろうと画策しているからだ
本当は優秀な兄の婚約者にするのがベストなのに
そんなことはさせない
更に大きくなって14歳
俺はどんどん回りから能なしだと言われるようになった
次の王位は兄だとも
計画通り
リリアンナと一緒にいて、彼女が俺と同じく転生した子だと気付いた
時々、前世の言葉を口に出すのだ
リリアンナに打ち明けることはしないが
そんなことしたら努力がぱあになる
もう1つ気付いたことがある
ここが乙女ゲームの世界だということ
大きくなった俺を見て見覚えがあるなと思っていたら思い出した
これは俺がやったことのある乙女ゲームだ
よくある王道ものの
俺は攻略対象だった
リリアンナは悪役令嬢
リリアンナもその事は知っていたらしく、悪役回避のために動いていた
俺はそれを見てある計画を思い付いた
そして、学園入学式
今日はヒロインと出会うイベントがある
シナリオ通りになった
それからもシナリオ通りに進んでいった
ヒロイン、名前サラも転生者だった
進み具合からして逆ハー狙いらしい
無能には無能が集まるらしく、次々と墜ちていった
ある日サラにいじめを受けていると相談があった
首謀者はリリアンナだと
勿論、悪役回避を頑張っていたからありえないと分かっていたが
来た!
そう思った
そして…
「リリアンナ!
婚約破棄してもらおう!
そして、新しい婚約者はサラだ!」
俺は卒業式という大事な式の時にそう叫んだ
「サラを酷くいじめる女に王女になる資格なんてない!」
「いじめてなんていません。」
リリアンナは極めて落ち着いて返事を返す
大きな声で話し、周りが何だ何だと様子を伺う
「証拠はありますか?」
「サラが言っている。」
「はあー。それは証拠といいません。」
リリアンナが呆れている
「本当です!
教科書が破れていたり、大切なブローチが壊されたりもしました。
ドレスも汚されて」
涙目でサラが言う
「それはいつのことですか?」
「えと、1ヶ月前の晩餐会です」
「私はそれには出ていませんよ。」
「取り巻きに命令すればいい話だろ!」
押し問答になる、すると入り口でざわざわと騒ぎが起きた
「そこまでだ。
それ以上、愚かな真似をするのではないユリアス。」
「兄上!」「シュアン様!」
「リリアンナはそこにいる生徒をいじめてなんかいないよ。」
「兄上はリリアンナを庇うのですか」
「公平に見てだ。
それに、そこの生徒をいじめていた者はもう捕まえてある。
王家の者がきちんと調べた。」
「そんなことありえない!」
サラが叫ぶ
「リリアンナがやったんだろ!」
「いい加減にしなさい。」
威厳のある声がホールに通った
それは王の声だった
「父上!」
「ユリアス、今日の大事な日にこんな茶番。
お前の行為には目を疑う物があったが今日という今日は見逃せない。
王位の返還、廃嫡だ!」
「そんな!」
「ユリアス、残念だよ。
小さい頃から私を慕ってくれたのに。
しかし、お前の行いはエスカレートした
リリアンナに冤罪を擦り付けるのは許さない」
「シュアン様…」
リリアンナを引き寄せ、俺から守るようにする
「ありえない!
そんなのありえない!
こんなのシナリオになかった!」
サラが取り乱す
「サラさん、ここはゲームの世界ではありません。
現実です。
一人一人が意思を持って動いているのです。」
「くっ、でも、でも」
「つれていけ」
王の命令がかかり、俺とサラは連れてかれた
連れてかれたその後
「ご苦労だった、シュアンよ。
それと息子がすまなかった、リリアンナ嬢。
何か申し出はあるか?」
「はい、父上。
リリアンナを俺の婚約者にしたいと思っております。」
「シュアン様!?」
「リリアンナ、昔からお前を愛しているんだ。
ユリアスの婚約者になってどれだけ苦しかったか。」
「私もお慕いしております。」
そして、二人は抱き合った
「分かった、シュアン。
認めよう。
王の継承者はシュアン、そして婚約者はリリアンナ嬢だ!
騒がせて悪かった、皆のもの。
新たなつながりに祝福を上げようじゃないか!」
わあー
歓声が上がる
捕まって牢屋に入れられた俺は魔法でホールに中継しその様子をきいていた
ハハハ
すべて上手くいった!
これで思いあってる二人が結ばれ、晴れて俺は自由の身
これからどうしようか
だが、1つ誤算があった
本当にこれは計算外だった
前を見ると項垂れているサラがいる
「サラ。」
「ユリアス様?」
雰囲気が違う俺を不思議そうに見る
「今回、何が悪かったか理解しているか。」
「…」
「リリアンナの言った通り、ちと現実を見なさすぎだ。
ここでは人は傷つくし簡単に死ぬ世界だ
俺もお前もキャラクターじゃない。
一人の意思を持った人間だ。」
「はい。そう、ですよね。
薄々、気付いてました、でも認めたくなくて。
ごめんなさい、本当にごめんなさい。」
ボロボロと涙を流し謝るサラ
暫く落ち着くまでそっとしておいた
落ち着いたのか
「ありがとうございます。落ち着きました。」
「そうか、それならいい。」
「それにしても、大分雰囲気変わってませんか?
もっと、俺様お馬鹿様みたいだったのに。」
「気付かなかったか?
俺も転生者だぞ。」
「え、ええー!
確かに、キャラクターとか言ってましたね。
今、意識戻ったんですか」
「いや、一歳の頃から。」
「待ってください、理解が追い付かない。
何でこんなことになってるんですか
廃嫡されてるじゃないですか。」
「まあ、計画してたことだし。
これで王には兄がつき、リリアンナと結ばれる。
俺は自由
最高の結末じゃないか」
「それはそうだけど。」
納得してないように言う
「それで、お前はこれからどうするんだ?
このままだと不敬罪で死刑になるぞ。」
「マジですか。
どうしよう!」
あわわとパニックになる
「でも、ユリアスをもどうするの。
廃嫡になったし、」
「俺は世界を見て回ろうと思うんだ。
この世界には俺の知らないことだらけだから。
サラ、俺と一緒に行かないか?」
「嘘、私なんかと…」
「私なんか、じゃないよサラ。
好きだ、明るいお前にいつも元気を貰っていた
努力家な所とか笑顔が可愛い所とかいつのまにか凄く好きになってた。
だから、一緒についてきてほしい。」
「ありがとう。
私も一緒に行きたい。
それと、返事は暫く考えさせてください。」
顔が赤くなっているのが分かったが何とか答えた
「いくらでも待つよ、
振り向かせて見せるから。」
そして私を抱き締めてそのまま
「じゃあ、早速行くかー!」
「もう?
心の準備とかしてないよ!」
そうして、俺達は王宮を抜け出し旅に出掛けた
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