もしねが超大全(本編ネタバレアリ)

第３回-『もしも願いが叶うなら』完全要約！〜第１章『旅立ちと出会い』-②〜【本編要約】

　注意！
　ここから先は【『第1回～第3回』の【本編要約】部分】を読んでいることを前提として話が進みます。ご注意ください！





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　……第1回の出来事より、翌日。
　白は宿泊施設の宿主に起こされます。

　何事かと事実のドアの前に出てみれば、そこには近衛騎士軍の兵の姿が。


　何の用かと聞く間もないまま、白は兵隊に連行され、そのまま王都の王城にまで連れていかれます。


『お主が国際重要最高刑執行指定人物であると言う状況だよ』

「えっと……それはどういう……」

　王城に入ると、白は早速人間界の王、人界王『ユダレイ・タッカーダル四世』と対面します。

　そこで白は———驚きの事実を投げつけられます。

『端的に言えば……白よ、お主を２日後に処刑する』



　…………どうして？？？？
　白の中には疑問が走りますが、その理由を王が説明することに。

『お主であろう、日ノ國(＊4)を滅亡させたのは。

　一国を滅ぼした少年を生かすのは危険だと判断した我ら人界軍及びトランスフィールド一部諸国は、お主の事を国際重要最高刑執行人物として指名した』

　白の身を拘束しようと迫る人界王。しかし、白はそれを拒否します。……が、人界王らは既に手を打っていました。

「ジャン……おじさん…………！」

　なんと、城の奥から出てきたのは、あろうことか白の養父のジャン・フェールダウンだったではありませんか。

　人界王は『明日の正午までに来なければ、ジャンを処刑する』と言い放ちます。白はジャンに言われた通り、その場から逃げるしかありませんでした。


　逃げた先。王都の宿泊施設にて、白は葛藤を続けます。その果てに白は、ジャンの言葉と———『師匠』の言葉を思い出します。


『死ぬんじゃ、ないぞ』
『人を守る為に、剣を振るいなさい』

　その言葉を原動力に、再び白は再起します。ただ、その相手となるのは———人界軍魔導大隊、及び近衛騎士軍。

　対する白は刀———『神威』1つ。流石にどーやっても勝てるとは思えません。


　そうやって考えあぐねた白の部屋に、人界軍の兵が訪ねます。兵たちは白を捕まえようと奮戦しますが、白はそれらをかわし、王都郊外の森に逃げ込みました。


　ただ、空腹感からかそこで白は力尽き……ついに、気絶してしまったのでした。