215 / 315
第五章
第214話『連携』
しおりを挟む
「さあ、私達の連携力を見せる時が来た────生意気な狼たちを片っ端から蹴散らせ!」
ニールさんの力強い号令と共に『蒼天のソレーユ』のギルドメンバーは沸き立ち、出発当初の勢いを取り戻すかのように動き始めた。
攻撃・防御・サポート・回復の四つに分かれて、各々自分の役割を果たしていく。
さっきまでの劣勢が嘘のように彼らは次々とブラックウルフを狩り殺して行った。
凄い……皆、息ピッタリだ。
プレイヤー同士の肩がぶつかったり、一人の怪我人に複数人の回復師が魔法を掛けたりなどのトラブルが全くない。
それだけじゃない……皆、お互いの動きを把握しているかのように完璧な位置取りと交代を繰り返している。
これだけの人数のプレイヤーが細かい指示なしに、連携を取るのは非常に難しい……。
なのに、『蒼天のソレーユ』は……ニールさんはそれを可能にさせている。
何故、彼が『戦場の支配者』と呼ばれているのか……その所以がよく分かった。
「……ニールさんみたいな人が『虐殺の紅月』にも居れば、連携面で悩むことはなさそうですね」
「え~?俺っちは嫌だよ~?この胸がザワつく感じ、気持ち悪いんだも~ん」
眉間に皺を寄せる徳正さんは『吐き気がする』と言わんばかりに胸元をさする。
スキル所有者であるニールさんの前でやることではないが……違和感が凄いのは事実なので、苦笑いするしかなかった。
とりあえず、報告は済んだし、さっさと最後尾に戻りましょう。
あまり長居をすると、ニールさんに迷惑を掛けてしまうし。
それにここに居たところで、私達に出来ることは何もない。
「徳正さん、もうそろそろ持ち場に戻りましょう」
「ん。りょーかーい」
胸をさする手を止め、黒衣の忍者は軽々と私を抱き上げる。
徳正さんの左腕に座る形で抱っこされた私は上手くバランスを取りながら、今一度ニールさんと顔を合わせた。
「では、私達はこれで失礼致します」
「ああ、ご苦労だった」
ニールさんの労いの言葉に一つ頷き、徳正さんにアイコンタクトを送る。
察しのいい忍者はくるりと身を翻し、トンッと軽く地面を蹴り上げた。
すると、風を切る音と共に私達の体が宙に浮く。
天井スレスレの高さから、地上を見下ろした。
攻略メンバーがブラックウルフを完全に圧倒している……。
ブラックウルフが作り上げた包囲網は完全に崩れ、逆に奴らが攻略メンバーに包囲されている状態。
しかも、ブラックウルフの群れはいつの間にか分断されていて、こちらに有利な状況になっていた。
自分達がブラックウルフ同士を隔てる壁となり、一体一体を完全に孤立させる作戦か。
私達の最大の武器である、数の利がよく生かされている。
相手からすれば、ちょっと卑怯かもしれないが、利用出来るものは全部使わなくちゃね。
「イーストダンジョン攻略の時はシムナさんやヴィエラさんがほとんど魔物を倒していましたけど、今回はちょっと楽が出来そうですね」
「んー……だといいね~。確かに連携は見事なものだけど、所詮はスキルによるものだし、この状態をずっと維持するのは難しいでしょ~」
「それは……ちょっと否定出来ませんね。でも、今回は『紅蓮の夜叉』のメンバーも居ますし、私達頼りの攻略にはならないと思いますよ」
楽観的な考えを持つ私に、徳正さんは微妙な反応を見せるものの、とりあえず『そうだね』と言って頷く。
自分達以外は全員役立たずだと思っている彼は納得出来ない様子だった。
まあ、徳正さんから見れば一般プレイヤーのほとんどが雑魚だもんね。
そういう反応をしてしまうのも無理はない。
でも、これだけは断言出来る。
各班の班長や『虐殺の紅月』のメンバーに頼りっきりだったイーストダンジョン攻略よりは全然マシだ、と……。
ここにシムナさんやヴィエラさんが居れば、私の意見に大いに賛同してくれたことだろう。
お留守番している二人のことを思い浮かべながら、地上の様子を窺っていると────不意に誰かと目が合った。
その『誰か』は見覚えのある人物で……私と目が合うなり、パァッと表情を明るくさせる。
でも、私は今その人と……いや、その人の傍に居る紺髪の美丈夫と会いたくなかった。
────が、しかし……こちらの事情など知る由もない、『その人』はブンブンと大きく手を振った。
「────おお!ラミエル!久しぶりだね!僕のことを覚えているかい?」
明るい声で私に声をかけたのは『紅蓮の夜叉』の幹部候補である、リアムさんだった。
雪のように真っ白な髪を揺らし、ニコニコと機嫌よく笑っている。
戦場であろうと、笑顔を絶やさないところは以前と全く変わらなかった。
リアムさんは相変わらず、マイペースだな。
でも、今は……今だけは空気を読んで欲しかった!だって、リアムさんの傍には────セトが居るから!
昼食会の一件から、セトへの接し方を改めたとはいえ、出来ることなら関わりたくない……。
だって、凄く気まずいんだもん!
でも、知り合いを無視するのは私の良心が痛むし……。
「ラーちゃん、どうする~?セトくんも近くに居るみたいだけど~。降りる~?それとも、無視する~?俺っちはどっちでも良いよ~」
「う~ん……」
決断を委ねられた私は唸り声を上げながら、思い悩んだ。
その間に、リアムさんの保護者兼上司であるレオンさんが駆けつけ、彼の頭を殴る。
だが、当の本人はケロッとした顔で、私達にひたすら手を振っていた。
仲間だからダメージが入らないとはいえ、高レベル狂戦士の拳を受けても動じないなんて……さすがは『紅蓮の夜叉』のエースって感じね。
もし、殴られたのがセトだったら涙目になっていたと思う……。
「ラミエル、こいつのことは無視して持ち場に戻ってくれて構わない」
「えぇ!?何故だい?レオンさん。せっかく会えたんだから、少しくらい話をしたっていいじゃないか」
「今はゆっくり話が出来るような状況じゃないだろ。それにどうせ、また後で会えるんだから今は我慢しろ」
ムニッとリアムさんの頬をつまんだレオンさんは『早く行け』と言わんばかりにヒラヒラと手を振る。
恐らく、セトとの関係に悩んでいる私を気遣ってくれたのだろう。
これは後でレオンさんにお礼を言わなきゃ。
美味しいお酒でも奢ってあげよう。
私はギャーギャーと騒ぐ茶髪の美丈夫と白髪アシメの美男子を見つめ、頬を緩める。
が、しかし……居心地悪そうに俯くセトの姿を見て、すぐに表情を引き締めた。
「分かりました。では、また後でお会いしましょう」
レオンさんの厚意を素直に受け取り、私は徳正さんに目配せした。
すると、黒衣の忍びはそのままリアムさん達の頭上を飛び抜けていく。
後ろからリアムさんの残念そうな声が聞こえたが、知らんぷりをした。
リアムさん、ごめんなさい……この埋め合わせは必ずどこかでするから、許して!
────こうして、私はほんの少しの罪悪感に苛まれながら、列の最後尾へと戻るのだった。
ニールさんの力強い号令と共に『蒼天のソレーユ』のギルドメンバーは沸き立ち、出発当初の勢いを取り戻すかのように動き始めた。
攻撃・防御・サポート・回復の四つに分かれて、各々自分の役割を果たしていく。
さっきまでの劣勢が嘘のように彼らは次々とブラックウルフを狩り殺して行った。
凄い……皆、息ピッタリだ。
プレイヤー同士の肩がぶつかったり、一人の怪我人に複数人の回復師が魔法を掛けたりなどのトラブルが全くない。
それだけじゃない……皆、お互いの動きを把握しているかのように完璧な位置取りと交代を繰り返している。
これだけの人数のプレイヤーが細かい指示なしに、連携を取るのは非常に難しい……。
なのに、『蒼天のソレーユ』は……ニールさんはそれを可能にさせている。
何故、彼が『戦場の支配者』と呼ばれているのか……その所以がよく分かった。
「……ニールさんみたいな人が『虐殺の紅月』にも居れば、連携面で悩むことはなさそうですね」
「え~?俺っちは嫌だよ~?この胸がザワつく感じ、気持ち悪いんだも~ん」
眉間に皺を寄せる徳正さんは『吐き気がする』と言わんばかりに胸元をさする。
スキル所有者であるニールさんの前でやることではないが……違和感が凄いのは事実なので、苦笑いするしかなかった。
とりあえず、報告は済んだし、さっさと最後尾に戻りましょう。
あまり長居をすると、ニールさんに迷惑を掛けてしまうし。
それにここに居たところで、私達に出来ることは何もない。
「徳正さん、もうそろそろ持ち場に戻りましょう」
「ん。りょーかーい」
胸をさする手を止め、黒衣の忍者は軽々と私を抱き上げる。
徳正さんの左腕に座る形で抱っこされた私は上手くバランスを取りながら、今一度ニールさんと顔を合わせた。
「では、私達はこれで失礼致します」
「ああ、ご苦労だった」
ニールさんの労いの言葉に一つ頷き、徳正さんにアイコンタクトを送る。
察しのいい忍者はくるりと身を翻し、トンッと軽く地面を蹴り上げた。
すると、風を切る音と共に私達の体が宙に浮く。
天井スレスレの高さから、地上を見下ろした。
攻略メンバーがブラックウルフを完全に圧倒している……。
ブラックウルフが作り上げた包囲網は完全に崩れ、逆に奴らが攻略メンバーに包囲されている状態。
しかも、ブラックウルフの群れはいつの間にか分断されていて、こちらに有利な状況になっていた。
自分達がブラックウルフ同士を隔てる壁となり、一体一体を完全に孤立させる作戦か。
私達の最大の武器である、数の利がよく生かされている。
相手からすれば、ちょっと卑怯かもしれないが、利用出来るものは全部使わなくちゃね。
「イーストダンジョン攻略の時はシムナさんやヴィエラさんがほとんど魔物を倒していましたけど、今回はちょっと楽が出来そうですね」
「んー……だといいね~。確かに連携は見事なものだけど、所詮はスキルによるものだし、この状態をずっと維持するのは難しいでしょ~」
「それは……ちょっと否定出来ませんね。でも、今回は『紅蓮の夜叉』のメンバーも居ますし、私達頼りの攻略にはならないと思いますよ」
楽観的な考えを持つ私に、徳正さんは微妙な反応を見せるものの、とりあえず『そうだね』と言って頷く。
自分達以外は全員役立たずだと思っている彼は納得出来ない様子だった。
まあ、徳正さんから見れば一般プレイヤーのほとんどが雑魚だもんね。
そういう反応をしてしまうのも無理はない。
でも、これだけは断言出来る。
各班の班長や『虐殺の紅月』のメンバーに頼りっきりだったイーストダンジョン攻略よりは全然マシだ、と……。
ここにシムナさんやヴィエラさんが居れば、私の意見に大いに賛同してくれたことだろう。
お留守番している二人のことを思い浮かべながら、地上の様子を窺っていると────不意に誰かと目が合った。
その『誰か』は見覚えのある人物で……私と目が合うなり、パァッと表情を明るくさせる。
でも、私は今その人と……いや、その人の傍に居る紺髪の美丈夫と会いたくなかった。
────が、しかし……こちらの事情など知る由もない、『その人』はブンブンと大きく手を振った。
「────おお!ラミエル!久しぶりだね!僕のことを覚えているかい?」
明るい声で私に声をかけたのは『紅蓮の夜叉』の幹部候補である、リアムさんだった。
雪のように真っ白な髪を揺らし、ニコニコと機嫌よく笑っている。
戦場であろうと、笑顔を絶やさないところは以前と全く変わらなかった。
リアムさんは相変わらず、マイペースだな。
でも、今は……今だけは空気を読んで欲しかった!だって、リアムさんの傍には────セトが居るから!
昼食会の一件から、セトへの接し方を改めたとはいえ、出来ることなら関わりたくない……。
だって、凄く気まずいんだもん!
でも、知り合いを無視するのは私の良心が痛むし……。
「ラーちゃん、どうする~?セトくんも近くに居るみたいだけど~。降りる~?それとも、無視する~?俺っちはどっちでも良いよ~」
「う~ん……」
決断を委ねられた私は唸り声を上げながら、思い悩んだ。
その間に、リアムさんの保護者兼上司であるレオンさんが駆けつけ、彼の頭を殴る。
だが、当の本人はケロッとした顔で、私達にひたすら手を振っていた。
仲間だからダメージが入らないとはいえ、高レベル狂戦士の拳を受けても動じないなんて……さすがは『紅蓮の夜叉』のエースって感じね。
もし、殴られたのがセトだったら涙目になっていたと思う……。
「ラミエル、こいつのことは無視して持ち場に戻ってくれて構わない」
「えぇ!?何故だい?レオンさん。せっかく会えたんだから、少しくらい話をしたっていいじゃないか」
「今はゆっくり話が出来るような状況じゃないだろ。それにどうせ、また後で会えるんだから今は我慢しろ」
ムニッとリアムさんの頬をつまんだレオンさんは『早く行け』と言わんばかりにヒラヒラと手を振る。
恐らく、セトとの関係に悩んでいる私を気遣ってくれたのだろう。
これは後でレオンさんにお礼を言わなきゃ。
美味しいお酒でも奢ってあげよう。
私はギャーギャーと騒ぐ茶髪の美丈夫と白髪アシメの美男子を見つめ、頬を緩める。
が、しかし……居心地悪そうに俯くセトの姿を見て、すぐに表情を引き締めた。
「分かりました。では、また後でお会いしましょう」
レオンさんの厚意を素直に受け取り、私は徳正さんに目配せした。
すると、黒衣の忍びはそのままリアムさん達の頭上を飛び抜けていく。
後ろからリアムさんの残念そうな声が聞こえたが、知らんぷりをした。
リアムさん、ごめんなさい……この埋め合わせは必ずどこかでするから、許して!
────こうして、私はほんの少しの罪悪感に苛まれながら、列の最後尾へと戻るのだった。
2
お気に入りに追加
376
あなたにおすすめの小説
【完結】キノコ転生〜森のキノコは成り上がれない〜
鏑木 うりこ
BL
シメジ以下と言われ死んでしまった俺は気がつくと、秋の森でほんわりしていた。
弱い毒キノコ(菌糸類)になってしまった俺は冬を越せるのか?
毒キノコ受けと言う戸惑う設定で進んで行きます。少しサイコな回もあります。
完結致しました。
物凄くゆるいです。
設定もゆるいです。
シリアスは基本的家出して帰って来ません。
キノコだけどR18です。公園でキノコを見かけたので書きました。作者は疲れていませんよ?\(^-^)/
短篇詐欺になっていたのでタグ変えました_(:3 」∠)_キノコでこんなに引っ張るとは誰が予想したでしょうか?
このお話は小説家になろう様にも投稿しております。
アンダルシュ様Twitter企画 お月見《うちの子》推し会に小話があります。
お題・お月見⇒https://www.alphapolis.co.jp/novel/804656690/606544354
〖完結〗王女殿下の最愛の人は、私の婚約者のようです。
藍川みいな
恋愛
エリック様とは、五年間婚約をしていた。
学園に入学してから、彼は他の女性に付きっきりで、一緒に過ごす時間が全くなかった。その女性の名は、オリビア様。この国の、王女殿下だ。
入学式の日、目眩を起こして倒れそうになったオリビア様を、エリック様が支えたことが始まりだった。
その日からずっと、エリック様は病弱なオリビア様の側を離れない。まるで恋人同士のような二人を見ながら、学園生活を送っていた。
ある日、オリビア様が私にいじめられていると言い出した。エリック様はそんな話を信じないと、思っていたのだけれど、彼が信じたのはオリビア様だった。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
「女友達と旅行に行っただけで別れると言われた」僕が何したの?理由がわからない弟が泣きながら相談してきた。
window
恋愛
「アリス姉さん助けてくれ!女友達と旅行に行っただけなのに婚約しているフローラに別れると言われたんだ!」
弟のハリーが泣きながら訪問して来た。姉のアリス王妃は突然来たハリーに驚きながら、夫の若き国王マイケルと話を聞いた。
結婚して平和な生活を送っていた新婚夫婦にハリーは涙を流して理由を話した。ハリーは侯爵家の長男で伯爵家のフローラ令嬢と婚約をしている。
それなのに婚約破棄して別れるとはどういう事なのか?詳しく話を聞いてみると、ハリーの返答に姉夫婦は呆れてしまった。
非常に頭の悪い弟が常識的な姉夫婦に相談して婚約者の彼女と話し合うが……
銀色の精霊族と鬼の騎士団長
柊
BL
スイは義兄に狂った愛情を注がれ、屋敷に監禁される日々を送っていた。そんなスイを救い出したのが王国最強の騎士団長エリトだった。スイはエリトに溺愛されて一緒に暮らしていたが、とある理由でエリトの前から姿を消した。
それから四年。スイは遠く離れた町で結界をはる仕事をして生計を立てていたが、どうやらエリトはまだ自分を探しているらしい。なのに仕事の都合で騎士団のいる王都に異動になってしまった!見つかったら今度こそ逃げられない。全力で逃げなくては。
捕まえたい執着美形攻めと、逃げたい訳ありきれいめ受けの攻防戦。
※流血表現あり。エリトは鬼族(吸血鬼)なので主人公の血を好みます。
※予告なく性描写が入ります。
※一部メイン攻め以外との性描写あり。総受け気味。
※シリアスもありますが基本的に明るめのお話です。
※ムーンライトノベルスにも掲載しています。
この行く先に
爺誤
BL
少しだけ不思議な力を持つリウスはサフィーマラの王家に生まれて、王位を継がないから神官になる予定で修行をしていた。しかし平和な国の隙をついて海を隔てた隣国カリッツォが急襲され陥落。かろうじて逃げ出したリウスは王子とばれないまま捕らえられてカリッツォへ連れて行かれて性奴隷にされる。数年間最初の主人のもとで奴隷として過ごしたが、その後カリッツォの王太子イーフォの奴隷となり祖国への思いを強めていく。イーフォの随行としてサフィーマラに陥落後初めて帰ったリウスはその惨状に衝撃を受けた。イーフォの元を逃げ出して民のもとへ戻るが……。
暗い展開・モブレ等に嫌悪感のある方はご遠慮ください。R18シーンに予告はありません。
ムーンライトノベルズにて完結済
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる