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第32話 バハムートとの闘い①
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「はああああああああああああああああああああああああああああああ!」
ソルはバハムートに斬りかかった。
しかし、バハムートは微動だにすらしていなかった。目で追えていない、という事もないだろう。何せ相手はあの竜王バハムートなのだ。少女のような姿形をしているが、決して侮れる相手ではない。
(動かないだと……な、なんでだ?)
疑問に思いつつも、ソルは振り下ろした剣の勢いを止める事などできはしなかった。
キィン!
瞬間。バハムートを目前にして剣が弾かれた。
障壁(バリア)だ。
バハムートの目の前には見えない障壁(バリア)が展開されている。その障壁(バリア)がソルの攻撃を阻んだのだ。何人たりとも、彼女の神域を侵す事はできないのであった。
「ふむ……悪くない剣筋だな。少年。流石はあの英雄の子孫と言ったところか」
バハムートは感想を告げた。
「何か知っているんですか? 俺の先祖様に」
「それはもう。世界を滅びの危機から救った英雄だからな。有名人だ。神々とこのダンジョンを創造した、いわば創造主のような存在だ。人の身でありながら、我と同じで神と同列に語り継がれている、そういう稀な存在だからの」
バハムートは笑う。
「もし我に勝てたら、貴様もあの英雄に並べるかもしれぬぞ。少なくとも素質はある!」
防御に徹していたバハムートが攻撃をしてきた。障壁(バリア)が解かれる。接近戦だ。
ただの素手による攻撃。猫のようにひっかくだけの、拳法とすら呼べない雑な攻撃。だが、その手には魔力が込められていた。獰猛な肉食獣の爪よりも鋭い。聖剣や魔剣程の切れ味だった。
「くっ!」
ソルは身をよじってその攻撃を避ける。間違いなく、食らったら無事では済まない。どれだけHPや防御力が高かったとしても、一撃で相当持っていかれる。それほどの攻撃だとソルは感じた。
「ふふっ。察しがいい奴だ。我が爪はいかなる防具をも貫く。どれほど耐久力に自身がある奴でも、最強の矛たる我の爪を防ぐ事は絶対に敵わぬのだ。当たれば無事では済まなかろうて」
バハムートは余裕の笑みを浮かべる。バハムートはまだソルの事を見下しているようだ。圧倒的な強者であるが故の余裕か。その余裕は油断にも繋がりかねない。圧倒的な強者であるという自負――その油断が唯一ソルがバハムートに付け込める隙にもなりえた。
ソルは気づいた。まだバハムートに解析(アナライズ)をかけていないという事を。バハムートクラスの相手であれば防御スキルでキャンセルされるかもしれないが、試してみるより他にない。考えられる最善を尽くす以外にないのだ。無策で突破できるような容易い敵ではバハムートは決してない。
ソルは『解析』スキルを発動した。ソルの目の前にバハムートの情報が湧き上がってくる。スキルは無事発動したようであった。
モンスター名『バハムート』LV100 HP7123
竜王バハムート。その人型形態。非常に強力で完全無欠と言っていい存在。全ての行動に注意する必要性がある。
※無属性。弱点属性なし。
(弱点属性なし……か)
ソルは嘆いた。弱点らしい弱点がない。これでは『解析』スキルを使用した意味があまりない。
「どうかしたか? 何かスキルを発動して我の情報を盗み見たのであろう?」
バハムートには全てがお見通しのようであった。
「何かわかったか? 我を攻略できる方法でも見つかったか?」
「いえ……特にはありませんでした」
小細工など通用しそうにもない。バハムートを倒すには純粋にバハムートよりも強くなるしかない。それ以外に手段などないのだ。弱点を突いて効率的に倒そうなんて虫の良い話であった。
「遊びは終わりにしようではないか。少しばかり我も本気を出そう」
ソルは決して遊んでいたつもりなどないのだが――バハムートからすれば遊びの範疇だったのかもしれない。ソルは警戒心を高めた。
「フレア」
背後の空間が歪曲した。暗黒の光がソルの足元に突き刺さる。地面に大穴が空いていた。食らったら無事では済まない。
見えなかった。今のソルのステータスを以ってしても。もしかしたらバハムートはわざと外したのかもしれない。慌てふためくソルを見て楽しんでいる節がある。
今のはバハムートの魔法か、スキルだったのだ。空間を捻じ曲げ、大砲のように光を放ってきた。
「ふふっ……どうだ? 見えたか? 我の攻撃が」
次の瞬間。さらに信じられない光景をソルは目にした。バハムートの背後の空間が何カ所も同時に歪んだのだ。バハムートは『フレア』の砲門をいくつも作り出していたのだ。
(まさか……さっきのを同時に何発も撃てるのか?)
一撃でも脅威だったのに、それを何発も同時に撃てるとなると悪夢以外の何物でもなかった。
「踊るがいい。少年」
バハムートは笑みを浮かべた。鋭い犬歯が光る。
そして『フレア』が同時に何発も放たれる。砲門から大砲を何発も撃ちこまれるような状況だ。無数の『フレア』が襲い掛かってくる。
「くっ! ……」
ソルにとっての悪夢が始まった。
ソルはバハムートに斬りかかった。
しかし、バハムートは微動だにすらしていなかった。目で追えていない、という事もないだろう。何せ相手はあの竜王バハムートなのだ。少女のような姿形をしているが、決して侮れる相手ではない。
(動かないだと……な、なんでだ?)
疑問に思いつつも、ソルは振り下ろした剣の勢いを止める事などできはしなかった。
キィン!
瞬間。バハムートを目前にして剣が弾かれた。
障壁(バリア)だ。
バハムートの目の前には見えない障壁(バリア)が展開されている。その障壁(バリア)がソルの攻撃を阻んだのだ。何人たりとも、彼女の神域を侵す事はできないのであった。
「ふむ……悪くない剣筋だな。少年。流石はあの英雄の子孫と言ったところか」
バハムートは感想を告げた。
「何か知っているんですか? 俺の先祖様に」
「それはもう。世界を滅びの危機から救った英雄だからな。有名人だ。神々とこのダンジョンを創造した、いわば創造主のような存在だ。人の身でありながら、我と同じで神と同列に語り継がれている、そういう稀な存在だからの」
バハムートは笑う。
「もし我に勝てたら、貴様もあの英雄に並べるかもしれぬぞ。少なくとも素質はある!」
防御に徹していたバハムートが攻撃をしてきた。障壁(バリア)が解かれる。接近戦だ。
ただの素手による攻撃。猫のようにひっかくだけの、拳法とすら呼べない雑な攻撃。だが、その手には魔力が込められていた。獰猛な肉食獣の爪よりも鋭い。聖剣や魔剣程の切れ味だった。
「くっ!」
ソルは身をよじってその攻撃を避ける。間違いなく、食らったら無事では済まない。どれだけHPや防御力が高かったとしても、一撃で相当持っていかれる。それほどの攻撃だとソルは感じた。
「ふふっ。察しがいい奴だ。我が爪はいかなる防具をも貫く。どれほど耐久力に自身がある奴でも、最強の矛たる我の爪を防ぐ事は絶対に敵わぬのだ。当たれば無事では済まなかろうて」
バハムートは余裕の笑みを浮かべる。バハムートはまだソルの事を見下しているようだ。圧倒的な強者であるが故の余裕か。その余裕は油断にも繋がりかねない。圧倒的な強者であるという自負――その油断が唯一ソルがバハムートに付け込める隙にもなりえた。
ソルは気づいた。まだバハムートに解析(アナライズ)をかけていないという事を。バハムートクラスの相手であれば防御スキルでキャンセルされるかもしれないが、試してみるより他にない。考えられる最善を尽くす以外にないのだ。無策で突破できるような容易い敵ではバハムートは決してない。
ソルは『解析』スキルを発動した。ソルの目の前にバハムートの情報が湧き上がってくる。スキルは無事発動したようであった。
モンスター名『バハムート』LV100 HP7123
竜王バハムート。その人型形態。非常に強力で完全無欠と言っていい存在。全ての行動に注意する必要性がある。
※無属性。弱点属性なし。
(弱点属性なし……か)
ソルは嘆いた。弱点らしい弱点がない。これでは『解析』スキルを使用した意味があまりない。
「どうかしたか? 何かスキルを発動して我の情報を盗み見たのであろう?」
バハムートには全てがお見通しのようであった。
「何かわかったか? 我を攻略できる方法でも見つかったか?」
「いえ……特にはありませんでした」
小細工など通用しそうにもない。バハムートを倒すには純粋にバハムートよりも強くなるしかない。それ以外に手段などないのだ。弱点を突いて効率的に倒そうなんて虫の良い話であった。
「遊びは終わりにしようではないか。少しばかり我も本気を出そう」
ソルは決して遊んでいたつもりなどないのだが――バハムートからすれば遊びの範疇だったのかもしれない。ソルは警戒心を高めた。
「フレア」
背後の空間が歪曲した。暗黒の光がソルの足元に突き刺さる。地面に大穴が空いていた。食らったら無事では済まない。
見えなかった。今のソルのステータスを以ってしても。もしかしたらバハムートはわざと外したのかもしれない。慌てふためくソルを見て楽しんでいる節がある。
今のはバハムートの魔法か、スキルだったのだ。空間を捻じ曲げ、大砲のように光を放ってきた。
「ふふっ……どうだ? 見えたか? 我の攻撃が」
次の瞬間。さらに信じられない光景をソルは目にした。バハムートの背後の空間が何カ所も同時に歪んだのだ。バハムートは『フレア』の砲門をいくつも作り出していたのだ。
(まさか……さっきのを同時に何発も撃てるのか?)
一撃でも脅威だったのに、それを何発も同時に撃てるとなると悪夢以外の何物でもなかった。
「踊るがいい。少年」
バハムートは笑みを浮かべた。鋭い犬歯が光る。
そして『フレア』が同時に何発も放たれる。砲門から大砲を何発も撃ちこまれるような状況だ。無数の『フレア』が襲い掛かってくる。
「くっ! ……」
ソルにとっての悪夢が始まった。
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