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ラストアンコール曲とダミアン皇太子
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ジェファーソン・ボードウェン。ボードウェン国の第2王子。
僕と同じ年。音楽の才能溢れる見た目もカッコいい男。
昔から国交があるボードウェン国。幼少期に外交で父親に同行した所からジェファーソンとの出会いは始まった。
出会った時からイラついたのを覚えている。
綺麗な金髪に碧眼。僕の父君にそっくりだ。
父君は
「ダミアンは私の父上にそっくりだよ。」
と言う。
祖父に似た僕。肖像画を見れば一目で解る。
初のボードウェン国訪問の前日に母付きのメイドが母君の腹を撫でながら
「今度は王様かお后様に似ると良いですね。」
と言った。母君は
「そうね。」
と言った。そうね。・・・・・そうね。か。
訪問して遊んでいる時にジェファーソンの玩具を床に投げつけて壊した。
覚えてないだろう。子供の些細な疑問に過ぎない。
「ダミアン君の髪は赤くて珍しいね?」
それだけの事だったんだけど。
7歳。既に父に似た金髪碧眼、顔は母君に良く似た弟は母君をメロメロにしていた。
確かに可愛い。
ボードウェン国に訪問。
モテモテのジェファーソンは婚約していた。その時にキャサリン、クライス、ルイスにも会った。
友達か。そんなもの僕には要らない!!実際に婚約者候補もいるけど明らかに俺が皇太子だからだと解る。友達も愛想振りまく奴ばかり。
ジェファーソンとピアノの弾きあいをし明らかに自分の下手さを実感。
八つ当たりの様に3人の悪口を言って大喧嘩。
10歳。流石に大人気無いので剣技の試合を申し込む。勝った!あー!ざまあみろだ!
でも、父君も音楽を愛していて音楽の才能のあるジェファーソンが何故か褒められる。剣技に勝ったのに。
12歳。ピアノ対決惨敗。どうしても勝てない。その頃6歳にして弟に将来美しくなりそうな婚約者が出来る。僕はまだだ。
14歳。今度は歌とヴァイオリン。惨敗。婚約者候補も減ってきた。
弟は音楽の才能も発揮し出した。益々可愛がられる様になる。
城に居場所が無くなって来た。
15歳。1番美人の財閥令嬢とやっと婚約。でもそこに愛は無い。僕は彼女が好きだけれど。良いんだ。それでも。
ボードウェン国に訪問して散々自慢をする。キャサリンよりも明らかに美しい僕の婚約者。
苛立つキャサリンにとどめを刺す様に
「気の強そうなブス。」と言い放つ。ジェファーソンと一触即発。そしてジェファーソンの兄に止められる。この兄もムカつくくらい金髪碧眼!!
そして今日。
ジェファーソンがコンサートを開くと言う噂を聞きつける。何でも歌手デビューした?とか。何だそれ?
新しい音楽?馬鹿だな。所詮、王子のお遊びだ。
教会に頼んでチケット購入。さあ、馬鹿にしてやる。
コンサートが開始され観客が大騒ぎ!皆、立ち上がる!何だ此奴ら!民度が低い!!後で文句言ってやる。
キャサリンが歌っている。
衝撃的だった。不思議な聞いた事ない音楽。Jupiter?ホルストの惑星の編曲か。
クソ!ムカつく!
観客煩い。
ジェファーソン以外もカッコいいし。女性も美人だ。キャサリンも何か綺麗になっている。僕の婚約者には劣るが。
聞いた事が無い音楽。カッコいい・・。音楽革命か。まさに・・・。
いや!!こんなの認めない!
「ダミアン様も立ちませんか?」
エリザベス、僕の婚約者がそう言ってきた。
「好きにすれば良い。」
僕はそう言い放つ。彼女は立ち上がってしまった。やっぱりカッコいい男が良いのか!クソ!!
ダメだ。勝てる要素が1つも見つからなくなってしまった。
心が踊る。此奴らの音楽を求めている自分が居る。
ジェファーソンの個人曲が何て切なくて良い曲なんだ。
はぁー。もう溜息しか出ない。
世界に一つだけの花・・・。
歌詞が心染みる。ダメだ。泣けてきた。
We are the world。もう涙腺崩壊。
やっと終わった。もう帰りたい。惨敗を認める。
アンコール!アンコール!
また出て来た・・・。
また、不思議な曲を。悔しい良い曲だ。
ルイス、結婚したのか。誰と?
美人だ。しかも美声。此奴にも負けたな。
警護人が立ち上がった。もう必死で我慢していたんだろう。
良いよ。好きにすれば良い。
またアンコール。辛い。
「本当にラストだよー!」
その掛け声に会場中がえー!!と騒ぐ。
良かった。もう聞かなくて済む。
聞かなくて済む?もう聞けない?
・・・・・・素直になれよ。素直になれたら楽になる。
ルナリーって奴の美声が会場に響き渡る。
本当に美しい声だ。
そしてハモりだすメンバー。美しい。
my heart will go onと言ったか。
心を持っていかれるー!!
悔しい・・・。
自分の心と裏腹に立ち上がる自分が居た。
本当に美しい曲だ。
呆然とその曲に聞き入る自分が居る。
フルートの切ない間奏。上手い。ヴァイオリンとピアノも絶妙なハーモニー。
ソプラノを支えるアルトがキャサリンとはな。悔しいが良い声だ。この男達も本当に上手い。
曲が終わった。拍手喝采と声援と涙する観客達。
自分も拍手していた。
素晴らしい演奏でした。本当に。惨敗・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「皆、今日はありがとうございました!!」
全員で頭を下げる!
ノネット!!ノネット!!ノネット!!鳴り止まないコールの中で手を振りながら退場する。
閉園を知らせるブザーとアナウンスが流れる。
コンサート無事終了!!
舞台袖で皆でハグとハイタッチ!!
「立ったなー!皇太子!」
私がそう言うと
「計算通りですね。」
会長がニヤっと笑う。もう少し早いタイミングで行けるかと思ってたけどラストまで粘ったなあ。
「後は、夜の晩餐会を宜しく御願いしますね。」
王子がちょっと不安そうに訴える。
「勿論!!」
皆で声を揃える。
「なあ、服装ってドレス?」
面倒くさい。王子は面倒なら制服で良いですよと笑って言った。
さあ、仲直り出来ると良いな。
僕と同じ年。音楽の才能溢れる見た目もカッコいい男。
昔から国交があるボードウェン国。幼少期に外交で父親に同行した所からジェファーソンとの出会いは始まった。
出会った時からイラついたのを覚えている。
綺麗な金髪に碧眼。僕の父君にそっくりだ。
父君は
「ダミアンは私の父上にそっくりだよ。」
と言う。
祖父に似た僕。肖像画を見れば一目で解る。
初のボードウェン国訪問の前日に母付きのメイドが母君の腹を撫でながら
「今度は王様かお后様に似ると良いですね。」
と言った。母君は
「そうね。」
と言った。そうね。・・・・・そうね。か。
訪問して遊んでいる時にジェファーソンの玩具を床に投げつけて壊した。
覚えてないだろう。子供の些細な疑問に過ぎない。
「ダミアン君の髪は赤くて珍しいね?」
それだけの事だったんだけど。
7歳。既に父に似た金髪碧眼、顔は母君に良く似た弟は母君をメロメロにしていた。
確かに可愛い。
ボードウェン国に訪問。
モテモテのジェファーソンは婚約していた。その時にキャサリン、クライス、ルイスにも会った。
友達か。そんなもの僕には要らない!!実際に婚約者候補もいるけど明らかに俺が皇太子だからだと解る。友達も愛想振りまく奴ばかり。
ジェファーソンとピアノの弾きあいをし明らかに自分の下手さを実感。
八つ当たりの様に3人の悪口を言って大喧嘩。
10歳。流石に大人気無いので剣技の試合を申し込む。勝った!あー!ざまあみろだ!
でも、父君も音楽を愛していて音楽の才能のあるジェファーソンが何故か褒められる。剣技に勝ったのに。
12歳。ピアノ対決惨敗。どうしても勝てない。その頃6歳にして弟に将来美しくなりそうな婚約者が出来る。僕はまだだ。
14歳。今度は歌とヴァイオリン。惨敗。婚約者候補も減ってきた。
弟は音楽の才能も発揮し出した。益々可愛がられる様になる。
城に居場所が無くなって来た。
15歳。1番美人の財閥令嬢とやっと婚約。でもそこに愛は無い。僕は彼女が好きだけれど。良いんだ。それでも。
ボードウェン国に訪問して散々自慢をする。キャサリンよりも明らかに美しい僕の婚約者。
苛立つキャサリンにとどめを刺す様に
「気の強そうなブス。」と言い放つ。ジェファーソンと一触即発。そしてジェファーソンの兄に止められる。この兄もムカつくくらい金髪碧眼!!
そして今日。
ジェファーソンがコンサートを開くと言う噂を聞きつける。何でも歌手デビューした?とか。何だそれ?
新しい音楽?馬鹿だな。所詮、王子のお遊びだ。
教会に頼んでチケット購入。さあ、馬鹿にしてやる。
コンサートが開始され観客が大騒ぎ!皆、立ち上がる!何だ此奴ら!民度が低い!!後で文句言ってやる。
キャサリンが歌っている。
衝撃的だった。不思議な聞いた事ない音楽。Jupiter?ホルストの惑星の編曲か。
クソ!ムカつく!
観客煩い。
ジェファーソン以外もカッコいいし。女性も美人だ。キャサリンも何か綺麗になっている。僕の婚約者には劣るが。
聞いた事が無い音楽。カッコいい・・。音楽革命か。まさに・・・。
いや!!こんなの認めない!
「ダミアン様も立ちませんか?」
エリザベス、僕の婚約者がそう言ってきた。
「好きにすれば良い。」
僕はそう言い放つ。彼女は立ち上がってしまった。やっぱりカッコいい男が良いのか!クソ!!
ダメだ。勝てる要素が1つも見つからなくなってしまった。
心が踊る。此奴らの音楽を求めている自分が居る。
ジェファーソンの個人曲が何て切なくて良い曲なんだ。
はぁー。もう溜息しか出ない。
世界に一つだけの花・・・。
歌詞が心染みる。ダメだ。泣けてきた。
We are the world。もう涙腺崩壊。
やっと終わった。もう帰りたい。惨敗を認める。
アンコール!アンコール!
また出て来た・・・。
また、不思議な曲を。悔しい良い曲だ。
ルイス、結婚したのか。誰と?
美人だ。しかも美声。此奴にも負けたな。
警護人が立ち上がった。もう必死で我慢していたんだろう。
良いよ。好きにすれば良い。
またアンコール。辛い。
「本当にラストだよー!」
その掛け声に会場中がえー!!と騒ぐ。
良かった。もう聞かなくて済む。
聞かなくて済む?もう聞けない?
・・・・・・素直になれよ。素直になれたら楽になる。
ルナリーって奴の美声が会場に響き渡る。
本当に美しい声だ。
そしてハモりだすメンバー。美しい。
my heart will go onと言ったか。
心を持っていかれるー!!
悔しい・・・。
自分の心と裏腹に立ち上がる自分が居た。
本当に美しい曲だ。
呆然とその曲に聞き入る自分が居る。
フルートの切ない間奏。上手い。ヴァイオリンとピアノも絶妙なハーモニー。
ソプラノを支えるアルトがキャサリンとはな。悔しいが良い声だ。この男達も本当に上手い。
曲が終わった。拍手喝采と声援と涙する観客達。
自分も拍手していた。
素晴らしい演奏でした。本当に。惨敗・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「皆、今日はありがとうございました!!」
全員で頭を下げる!
ノネット!!ノネット!!ノネット!!鳴り止まないコールの中で手を振りながら退場する。
閉園を知らせるブザーとアナウンスが流れる。
コンサート無事終了!!
舞台袖で皆でハグとハイタッチ!!
「立ったなー!皇太子!」
私がそう言うと
「計算通りですね。」
会長がニヤっと笑う。もう少し早いタイミングで行けるかと思ってたけどラストまで粘ったなあ。
「後は、夜の晩餐会を宜しく御願いしますね。」
王子がちょっと不安そうに訴える。
「勿論!!」
皆で声を揃える。
「なあ、服装ってドレス?」
面倒くさい。王子は面倒なら制服で良いですよと笑って言った。
さあ、仲直り出来ると良いな。
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