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花火
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浴衣デート!いや、皆参加だけど!
着付けが出来ないので女官達に手伝って貰った。
「可愛いー!」
鏡を見てニコニコのエミリア。うん可愛い。
着物はエミリアくらいの身長の方が良いなあ。鏡を見るとやはり自分は外国人なんだなあと改めて思ってしまう。買った簪を付けようと髪をアップにセットする。
似合うじゃねーかー!皆、綺麗。
部屋の外へ出て客間へ向かうと着替えた皆も居た。
似合うけどやっぱり外国人っすね。
「かっこいいです。ジェファーソン。」
「キャサリン、可愛い。」
幸せそうだ。
「お前も似合ってるぞ。」
「ルイスは黒髪だから良いな!めっちゃ似合う!」
素直にかっこいい。イチャイチャしていると総長じゃなかったグレンさんとローズさんに突っ込まれる。
うわぁ!組長と姐さんだ。めちゃくちゃ雰囲気がカッコいい。
「ローズさん、グレンさんかっこよすぎ。」
「似合うよなあ。」
ローズさんもグレンさんもボードウェン国人なのだが不思議と似合う。
「くそ!可愛い!」
会長がジョージとクライスを見て呟いていた。
「結構、帯って苦しいですね。」
「そうだよなあ。」
カインも結構似合う。
「良かった!皆さん似合ってますね!」
夏目さんがやって来て凄い笑顔で拍手している。
「夏目様ありがとうございます!」
急にお強請りして申し訳ない。
「いえいえ。言ってくださればもっと高い着物も御用意出来たのに浴衣で良かったんですか?」
勿論です!柄も可愛いし男性浴衣はかっこいい。
「プラネットでも花火大会の日だったら良かったんですが。でも琉球で見られて良かったです。」
夏目さんも花火は好きらしい。
花火は首里城から見えるそうで2階へ上がらせてもらってテラスから。
「もうすぐですよ。」
尚泰王と妃様も御一緒に御覧になられる。
「花火ってどんなの?空見てれば良いの?」
ジョージがワクワクした感じて会長に尋ねていた。そうだよ。と会長が優しく微笑んでいる。
会長クライスとジョージに囲まれて両手に花っすね。
辺りがすっかり暗くなって
ドーーン!!
大きな音と共に夜空に大輪の華が咲いた。
初花火の皆は音に驚いていたが次の瞬間から花火に見とれていた。
「凄く綺麗。」
「わー。凄い!!」
綺麗だ。何十年ぶりだろ?
ドーーン!!
儚くて美しくてこれぞ日本の風物詩。
王子とキャサリンが寄り添って居るのを見てルイスもそっと肩を抱いてきた。
より幸せを感じる。
今朝の台風が嘘のように星が煌めいている。
そして花火が上がる。
民家の方も楽しんでくれているだろうか。
「こんなに美しいんですね。」
「綺麗。」
王子の目もキラキラしている。浴衣の2人は本当に幸せそうに寄り添っている。
「やっぱり良いよな。花火って。」
「うん。最高。」
ラストに沢山の花火が上がる。
大きいのから小さいのまで闇夜に華が咲く。
海からの花火の煙の匂いと潮の香りが懐かしい。
20分程の花火大会だったが本当に美しくて良い物を見た。
「感動しましたー!」
「僕もー!」
エミリアとカインは感極まった様でうっすらと涙を浮かべている。
「こんなに美しいものだとは思いませんでした。本当に見られて良かったです。」
王子が尚泰王にお礼を言っていたので私達も感謝を述べた。
客間へ戻ってお茶を頂く。
感動の感想が止まらない。
「うちの国でもやりたいな。」
王子はかなり気に入ってしまった様だし。
しかし一朝一夕で出来る代物では無いと解ると次は花火師をボードウェン国に招くかうちの国から派遣して弟子入りさせるか?と悩んでいた。
近いうちにボードウェン国でも花火大会が開かれる日が来るかもしれない。
「浴衣はプレゼントしますよ。」
夏目さんから思わぬサプライズプレゼント。凄く嬉しい。
「本当に何から何までありがとうございます。」
「嬉しいです!」
着付け出来る様にならないとな。帯の結び方とかほどく時にチェックしないと。
琉球滞在も後1日、旅行ってあっという間に終わるんだよね。
何かやり残した事無いかなあ。
着付けが出来ないので女官達に手伝って貰った。
「可愛いー!」
鏡を見てニコニコのエミリア。うん可愛い。
着物はエミリアくらいの身長の方が良いなあ。鏡を見るとやはり自分は外国人なんだなあと改めて思ってしまう。買った簪を付けようと髪をアップにセットする。
似合うじゃねーかー!皆、綺麗。
部屋の外へ出て客間へ向かうと着替えた皆も居た。
似合うけどやっぱり外国人っすね。
「かっこいいです。ジェファーソン。」
「キャサリン、可愛い。」
幸せそうだ。
「お前も似合ってるぞ。」
「ルイスは黒髪だから良いな!めっちゃ似合う!」
素直にかっこいい。イチャイチャしていると総長じゃなかったグレンさんとローズさんに突っ込まれる。
うわぁ!組長と姐さんだ。めちゃくちゃ雰囲気がカッコいい。
「ローズさん、グレンさんかっこよすぎ。」
「似合うよなあ。」
ローズさんもグレンさんもボードウェン国人なのだが不思議と似合う。
「くそ!可愛い!」
会長がジョージとクライスを見て呟いていた。
「結構、帯って苦しいですね。」
「そうだよなあ。」
カインも結構似合う。
「良かった!皆さん似合ってますね!」
夏目さんがやって来て凄い笑顔で拍手している。
「夏目様ありがとうございます!」
急にお強請りして申し訳ない。
「いえいえ。言ってくださればもっと高い着物も御用意出来たのに浴衣で良かったんですか?」
勿論です!柄も可愛いし男性浴衣はかっこいい。
「プラネットでも花火大会の日だったら良かったんですが。でも琉球で見られて良かったです。」
夏目さんも花火は好きらしい。
花火は首里城から見えるそうで2階へ上がらせてもらってテラスから。
「もうすぐですよ。」
尚泰王と妃様も御一緒に御覧になられる。
「花火ってどんなの?空見てれば良いの?」
ジョージがワクワクした感じて会長に尋ねていた。そうだよ。と会長が優しく微笑んでいる。
会長クライスとジョージに囲まれて両手に花っすね。
辺りがすっかり暗くなって
ドーーン!!
大きな音と共に夜空に大輪の華が咲いた。
初花火の皆は音に驚いていたが次の瞬間から花火に見とれていた。
「凄く綺麗。」
「わー。凄い!!」
綺麗だ。何十年ぶりだろ?
ドーーン!!
儚くて美しくてこれぞ日本の風物詩。
王子とキャサリンが寄り添って居るのを見てルイスもそっと肩を抱いてきた。
より幸せを感じる。
今朝の台風が嘘のように星が煌めいている。
そして花火が上がる。
民家の方も楽しんでくれているだろうか。
「こんなに美しいんですね。」
「綺麗。」
王子の目もキラキラしている。浴衣の2人は本当に幸せそうに寄り添っている。
「やっぱり良いよな。花火って。」
「うん。最高。」
ラストに沢山の花火が上がる。
大きいのから小さいのまで闇夜に華が咲く。
海からの花火の煙の匂いと潮の香りが懐かしい。
20分程の花火大会だったが本当に美しくて良い物を見た。
「感動しましたー!」
「僕もー!」
エミリアとカインは感極まった様でうっすらと涙を浮かべている。
「こんなに美しいものだとは思いませんでした。本当に見られて良かったです。」
王子が尚泰王にお礼を言っていたので私達も感謝を述べた。
客間へ戻ってお茶を頂く。
感動の感想が止まらない。
「うちの国でもやりたいな。」
王子はかなり気に入ってしまった様だし。
しかし一朝一夕で出来る代物では無いと解ると次は花火師をボードウェン国に招くかうちの国から派遣して弟子入りさせるか?と悩んでいた。
近いうちにボードウェン国でも花火大会が開かれる日が来るかもしれない。
「浴衣はプレゼントしますよ。」
夏目さんから思わぬサプライズプレゼント。凄く嬉しい。
「本当に何から何までありがとうございます。」
「嬉しいです!」
着付け出来る様にならないとな。帯の結び方とかほどく時にチェックしないと。
琉球滞在も後1日、旅行ってあっという間に終わるんだよね。
何かやり残した事無いかなあ。
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