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男子部屋&女子部屋
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「あー。助かったよ。皆、ありがとう。」
クライス達の部屋に移動してベッドに腰掛ける。
「残念だったね。」
カインが意地悪そうに微笑んでいる。いや、もしあの場でそういう事になっていたら皆、入って来たじゃないか!と思ったけど少し残念だって言うのは本音。
「キャサリン可愛かったなあ。顔赤くしてて。」
ボソッと呟くとジェファーソンも充分、顔赤かったですよ!と突っ込まれた。そうだったのか。恥ずかしいな。
「王様って厳しいよねー。婚約者なんだから良いじゃないかって思うよ。」
クライスの言う事も最もなんだけど。
「スキャンダルになるよね。結婚前にもし妊娠とかしたらさ。」
そーなんだよ!カイン!
「ルイスに先越されたから焦った?」
ジョージの直球が刺さる。うん。キスも先越されたし。
「張り合っても仕方ないって解ってるんだけどね。」
項垂れるとカインが王族は仕方ないよとポンポンと肩を叩いて慰めてくれる。
「ルイスってさー。子供の頃って女子に全然興味無かったよねー。だから文化祭の練習の時に姐さんに出会ってからのルイスが解りやすくて見てて面白すぎた。」
クライスがしみじみと言った。それは僕も思った。
「あれは一目惚れかな?」
だよねー。と皆で笑い合う。
「僕も初めて見た時は姐さん、可愛いって思ったし。」
「あー。僕も。」
クライスとジョージのちょっとした爆弾発言。でも解らなくもない。
「でも、話したら、、あれ?カッコイイ!に変わった。」
ジョージが1人で思い出し笑いしている。それに対してカインもクライスも頷いている。
「姐さんって並の男よりカッコイイんだよね。」
「僕、ちゃんと気持ち伝えるまで1番のライバルはルナリーかと思ってました。」
だってキャサリンとルナリーめっちゃ仲良し過ぎるし。そう言うと何か納得してくれた。
「ねえ。京都御所で会長が助けてくれたでしょ?」
ジョージが真剣な顔で話だした。
あれって。その具体的に中納言に何されるんだったの?
「・・・。」
皆、返答に困る。
「会長に聞きなよ。」
カインがおやすみーと布団を被る。うん。そーだねー。と僕とクライスも布団を被る。
「えー。知ってるなら教えてよー。」
ジョージ、医者の息子だろ!
寝たフリ寝たふり。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「はぁー。何か猛烈に焦ったわ。」
私もジェファーソンも狼狽し過ぎだった。
やっと落ち着いてパジャマに着替える。
「やっぱり。そのー。したかった?」
ルナリーの直球に今は無理!と答えた。
「王族だから?王様の取り決めって厳しいよね。」
エミリアがちょっと不貞腐れている。確かに厳しいけれど。私はしたくなかったと言った方が良いかも知れない。
そうは言えないけれど。
「そう言うエミリアは?」
突っ込むとまだ何もしてません。。と口を尖らせる。
「ブルーさん大人だしなあ。ルイスとは違ってガツガツして無いんだよ。」
ルナリーが笑っている。
「ルイスはガツガツしてるの?」
エミリアに言われて何と言うか。くそ照れ屋の癖になあ?と照れながら頭をポリポリ掻いていた。
色々と話しているうちに先にエミリアが寝たのを確認しておもむろにルナリーには打ち明けた。念の為に日本語で。
最近は日本語も皆、話せる様になって内緒話もやりにくい。
『私はまだするの怖いんだ。』
そう言うと痛いから?とルナリーが首を傾げる。
いや、そーだろうけど!!違う!
『絶対、結婚出来るまで出来ない。私、本来は悪役令嬢なのよ?』
これから先、婚約解消の破滅が無い保証が欲しい。
『そんなの。大丈夫だよ。王子はキャサリンが大好きだから。』
ルナリーに言われるとホッとする。
『ビビりなのよね。私。』
『まーでも。本当に心からお互い求めてる時にした方が良いよ。流されるんじゃなくてさ。』
相変わらずこういう時説得力あるなあ。
『ありがと。本当、言うとこんな堂々とはしたくなかったし。これからも宣言してやるのは嫌だよ。』
『だよなー。皆にバレバレってのは恥ずかしい。私でも嫌だ!!』
うんうん。それが女心よね。
シュチュエーションって大事だもん。
「台風来るね。」
「沖縄って毎年大変だよなあ。」
毎年何回も来る台風。沖縄や九州は台風が来ない年は無い。
被害が沢山あっても全国放送では殆ど流れないのには東京に引っ越してビックリした事の一つだ。
「朝からは大人しく歌の練習とかしましょ。」
「そだねー。」
私達も布団に入る。
おやすみなさい。
クライス達の部屋に移動してベッドに腰掛ける。
「残念だったね。」
カインが意地悪そうに微笑んでいる。いや、もしあの場でそういう事になっていたら皆、入って来たじゃないか!と思ったけど少し残念だって言うのは本音。
「キャサリン可愛かったなあ。顔赤くしてて。」
ボソッと呟くとジェファーソンも充分、顔赤かったですよ!と突っ込まれた。そうだったのか。恥ずかしいな。
「王様って厳しいよねー。婚約者なんだから良いじゃないかって思うよ。」
クライスの言う事も最もなんだけど。
「スキャンダルになるよね。結婚前にもし妊娠とかしたらさ。」
そーなんだよ!カイン!
「ルイスに先越されたから焦った?」
ジョージの直球が刺さる。うん。キスも先越されたし。
「張り合っても仕方ないって解ってるんだけどね。」
項垂れるとカインが王族は仕方ないよとポンポンと肩を叩いて慰めてくれる。
「ルイスってさー。子供の頃って女子に全然興味無かったよねー。だから文化祭の練習の時に姐さんに出会ってからのルイスが解りやすくて見てて面白すぎた。」
クライスがしみじみと言った。それは僕も思った。
「あれは一目惚れかな?」
だよねー。と皆で笑い合う。
「僕も初めて見た時は姐さん、可愛いって思ったし。」
「あー。僕も。」
クライスとジョージのちょっとした爆弾発言。でも解らなくもない。
「でも、話したら、、あれ?カッコイイ!に変わった。」
ジョージが1人で思い出し笑いしている。それに対してカインもクライスも頷いている。
「姐さんって並の男よりカッコイイんだよね。」
「僕、ちゃんと気持ち伝えるまで1番のライバルはルナリーかと思ってました。」
だってキャサリンとルナリーめっちゃ仲良し過ぎるし。そう言うと何か納得してくれた。
「ねえ。京都御所で会長が助けてくれたでしょ?」
ジョージが真剣な顔で話だした。
あれって。その具体的に中納言に何されるんだったの?
「・・・。」
皆、返答に困る。
「会長に聞きなよ。」
カインがおやすみーと布団を被る。うん。そーだねー。と僕とクライスも布団を被る。
「えー。知ってるなら教えてよー。」
ジョージ、医者の息子だろ!
寝たフリ寝たふり。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「はぁー。何か猛烈に焦ったわ。」
私もジェファーソンも狼狽し過ぎだった。
やっと落ち着いてパジャマに着替える。
「やっぱり。そのー。したかった?」
ルナリーの直球に今は無理!と答えた。
「王族だから?王様の取り決めって厳しいよね。」
エミリアがちょっと不貞腐れている。確かに厳しいけれど。私はしたくなかったと言った方が良いかも知れない。
そうは言えないけれど。
「そう言うエミリアは?」
突っ込むとまだ何もしてません。。と口を尖らせる。
「ブルーさん大人だしなあ。ルイスとは違ってガツガツして無いんだよ。」
ルナリーが笑っている。
「ルイスはガツガツしてるの?」
エミリアに言われて何と言うか。くそ照れ屋の癖になあ?と照れながら頭をポリポリ掻いていた。
色々と話しているうちに先にエミリアが寝たのを確認しておもむろにルナリーには打ち明けた。念の為に日本語で。
最近は日本語も皆、話せる様になって内緒話もやりにくい。
『私はまだするの怖いんだ。』
そう言うと痛いから?とルナリーが首を傾げる。
いや、そーだろうけど!!違う!
『絶対、結婚出来るまで出来ない。私、本来は悪役令嬢なのよ?』
これから先、婚約解消の破滅が無い保証が欲しい。
『そんなの。大丈夫だよ。王子はキャサリンが大好きだから。』
ルナリーに言われるとホッとする。
『ビビりなのよね。私。』
『まーでも。本当に心からお互い求めてる時にした方が良いよ。流されるんじゃなくてさ。』
相変わらずこういう時説得力あるなあ。
『ありがと。本当、言うとこんな堂々とはしたくなかったし。これからも宣言してやるのは嫌だよ。』
『だよなー。皆にバレバレってのは恥ずかしい。私でも嫌だ!!』
うんうん。それが女心よね。
シュチュエーションって大事だもん。
「台風来るね。」
「沖縄って毎年大変だよなあ。」
毎年何回も来る台風。沖縄や九州は台風が来ない年は無い。
被害が沢山あっても全国放送では殆ど流れないのには東京に引っ越してビックリした事の一つだ。
「朝からは大人しく歌の練習とかしましょ。」
「そだねー。」
私達も布団に入る。
おやすみなさい。
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