101 / 369
大どんでん返し
しおりを挟む
もう後戻りは出来ねー。
ナイフを止めそのまま強盗の腹に蹴りを入れ特殊警棒で思いっ切り殴りつけて強盗1人を倒した。
はぁはぁ。やっちまった。
「てめー!!何しやがった!」
残りの強盗2人がナイフを私に向け向かってくる。
「バカ!何やってんだよ!」
ルイスが立ち上がり強盗の後ろから蹴りを食らわせる。
「だってお義母さんが刺されそうで!!」
私も特殊警棒で殴りつけた。
「全く!」
ルイスは強盗の顔面を殴り1人気絶させた。
もう1人のナイフの男はナイフを振り回し威嚇する。
拳銃の男はこちらの様子をチラチラ見ながらもまだ拳銃は銀行員に向いている。
バン!!!
拳銃の威嚇射撃が再び天井に向かってされた。
一瞬音に怯んだ隙にナイフの男が此方に向かって走ってくる。
やべ!
その時、私の背後から強盗に飛び蹴りする女性?!
お義母さん?!!!
ナイフの男はバタンと倒れた。そのままナイフの男を踏みつけ蹴り上げ男は気を失った。
拳銃の男は仲間が倒されたのを見て此方に銃を向ける。
私とルイスとルイスの母は強盗を睨みながら警戒する。
銃のリボルバーがカチャっと引かれ撃つ体制に入った。
「てめーら何もんだ!!手を上げろ!撃つぞ!」
強盗は私達に銃を交互に向けながら威嚇している。
発砲される!!!そう思った瞬間に男性が勢いよく走ってきて強盗に飛び蹴りを食らわせた。
バン!!!
発砲された銃弾は壁を撃ち抜く。
お義父さん!!
ルイスのお義父さんは強盗を殴りつけ、蹴りを入れ。最後にまた殴り飛ばし強盗は吹っ飛んだ。
無茶苦茶強い。。
私、ルイス、ルイス父、ルイス母で強盗4人を倒してしまった。
私達は無言でやべぇと言う顔をしている。
銀行員や客達の歓声が起こる。
「凄い!」「やったー!」「ありがとうございます!!」
わーわーと騒がれる中、急ぎますのでと逃げる様に銀行を出る。
いや、本当に逃げている。お義父さんもお義母さんも苦い顔をしており、猛ダッシュ。
銀行を急いで出て別の通りの車が止めてある所まで走った。
「ルイス!今から家に来なさい」
ルイスのお義父さんがそれだけ言ってお義母さんと車に乗り込まれた。
ルイスは無言で頷いた。
去っていく車を眺め
「ルナリー。親父とお袋は何もんだ?」
「元々、こう言う方では無いのよね?喧嘩したりとか。」
ルイスは大きく首を横に振る。だよね。クソ真面目って言ってたし。私の印象もそうだった。
「前世ヤンキーか。この世界の元ヤン?」
そう思うしか無い様だ。単車に乗り買い物もせずルイスの家へ向かった。
ルイスはずっと考え事をしているようで無言だった。
マッケンジー家に入りリビングルームに通された。
ルイスの両親は2人並んで座られていて無言で座るように促された。
使用人達は外に出るように言われ私達2人は両親の前に座る。
長い沈黙が流れた。
ルイスの父親が足を組みイライラした様に私達2人を睨み付けてきた。
ルイスも睨み返している。
それは不良同士のガンの飛ばし合いの様でお互いの探り合いをしている感じだ。
「日本。。」
私は探りを入れるようにボソッっと呟いた。
違うなら誤魔化せる範囲の単語だろうし。
ルイスの両親がギラッと睨んで私を見詰めた。
私も見詰め返す。迫力がすげぇ。。
「おい!ルイス!そしてルナリー!お前ら何もんだ?」
クソ真面目なルイスの父親が睨みながら大声を上げた。
ルイスの顔が驚きを隠せてない。真面目。クソ真面目。苦手な両親。その父の豹変ぶり。
「さっさと吐いちまいな!」
真面目な感じの貴婦人と言う印象だったルイスの母の発言に私も空いた口が塞がらない。
「お父様、お母様こそ何者なんすか?」
ルイス混乱で言葉使いおかしくなっている。
沈黙がまた流れる。
ルイスの父が決意した様に口を開いた。
「日本って言ったよな?」
私を睨みながら凄んで来る。
大抵の相手にはビビらない私も冷や汗が出そうだ。
「おい!やめろ!」
ルイスが私を庇う様に父親に睨みをきかす。
「言ったよな!?」
それでもお義父さんは止めてくれない。私は小さく頷いた。
お義父さんとお義母さんは見つめ合い頭に手を当てながら
「まじかー!!」
と叫んだ。
あー。前世持ちの方か。ヤンキー確定。
だからこの世界、前世持ち多すぎるって。。
ナイフを止めそのまま強盗の腹に蹴りを入れ特殊警棒で思いっ切り殴りつけて強盗1人を倒した。
はぁはぁ。やっちまった。
「てめー!!何しやがった!」
残りの強盗2人がナイフを私に向け向かってくる。
「バカ!何やってんだよ!」
ルイスが立ち上がり強盗の後ろから蹴りを食らわせる。
「だってお義母さんが刺されそうで!!」
私も特殊警棒で殴りつけた。
「全く!」
ルイスは強盗の顔面を殴り1人気絶させた。
もう1人のナイフの男はナイフを振り回し威嚇する。
拳銃の男はこちらの様子をチラチラ見ながらもまだ拳銃は銀行員に向いている。
バン!!!
拳銃の威嚇射撃が再び天井に向かってされた。
一瞬音に怯んだ隙にナイフの男が此方に向かって走ってくる。
やべ!
その時、私の背後から強盗に飛び蹴りする女性?!
お義母さん?!!!
ナイフの男はバタンと倒れた。そのままナイフの男を踏みつけ蹴り上げ男は気を失った。
拳銃の男は仲間が倒されたのを見て此方に銃を向ける。
私とルイスとルイスの母は強盗を睨みながら警戒する。
銃のリボルバーがカチャっと引かれ撃つ体制に入った。
「てめーら何もんだ!!手を上げろ!撃つぞ!」
強盗は私達に銃を交互に向けながら威嚇している。
発砲される!!!そう思った瞬間に男性が勢いよく走ってきて強盗に飛び蹴りを食らわせた。
バン!!!
発砲された銃弾は壁を撃ち抜く。
お義父さん!!
ルイスのお義父さんは強盗を殴りつけ、蹴りを入れ。最後にまた殴り飛ばし強盗は吹っ飛んだ。
無茶苦茶強い。。
私、ルイス、ルイス父、ルイス母で強盗4人を倒してしまった。
私達は無言でやべぇと言う顔をしている。
銀行員や客達の歓声が起こる。
「凄い!」「やったー!」「ありがとうございます!!」
わーわーと騒がれる中、急ぎますのでと逃げる様に銀行を出る。
いや、本当に逃げている。お義父さんもお義母さんも苦い顔をしており、猛ダッシュ。
銀行を急いで出て別の通りの車が止めてある所まで走った。
「ルイス!今から家に来なさい」
ルイスのお義父さんがそれだけ言ってお義母さんと車に乗り込まれた。
ルイスは無言で頷いた。
去っていく車を眺め
「ルナリー。親父とお袋は何もんだ?」
「元々、こう言う方では無いのよね?喧嘩したりとか。」
ルイスは大きく首を横に振る。だよね。クソ真面目って言ってたし。私の印象もそうだった。
「前世ヤンキーか。この世界の元ヤン?」
そう思うしか無い様だ。単車に乗り買い物もせずルイスの家へ向かった。
ルイスはずっと考え事をしているようで無言だった。
マッケンジー家に入りリビングルームに通された。
ルイスの両親は2人並んで座られていて無言で座るように促された。
使用人達は外に出るように言われ私達2人は両親の前に座る。
長い沈黙が流れた。
ルイスの父親が足を組みイライラした様に私達2人を睨み付けてきた。
ルイスも睨み返している。
それは不良同士のガンの飛ばし合いの様でお互いの探り合いをしている感じだ。
「日本。。」
私は探りを入れるようにボソッっと呟いた。
違うなら誤魔化せる範囲の単語だろうし。
ルイスの両親がギラッと睨んで私を見詰めた。
私も見詰め返す。迫力がすげぇ。。
「おい!ルイス!そしてルナリー!お前ら何もんだ?」
クソ真面目なルイスの父親が睨みながら大声を上げた。
ルイスの顔が驚きを隠せてない。真面目。クソ真面目。苦手な両親。その父の豹変ぶり。
「さっさと吐いちまいな!」
真面目な感じの貴婦人と言う印象だったルイスの母の発言に私も空いた口が塞がらない。
「お父様、お母様こそ何者なんすか?」
ルイス混乱で言葉使いおかしくなっている。
沈黙がまた流れる。
ルイスの父が決意した様に口を開いた。
「日本って言ったよな?」
私を睨みながら凄んで来る。
大抵の相手にはビビらない私も冷や汗が出そうだ。
「おい!やめろ!」
ルイスが私を庇う様に父親に睨みをきかす。
「言ったよな!?」
それでもお義父さんは止めてくれない。私は小さく頷いた。
お義父さんとお義母さんは見つめ合い頭に手を当てながら
「まじかー!!」
と叫んだ。
あー。前世持ちの方か。ヤンキー確定。
だからこの世界、前世持ち多すぎるって。。
0
お気に入りに追加
102
あなたにおすすめの小説
【完結】無能に何か用ですか?
凛 伊緒
恋愛
「お前との婚約を破棄するッ!我が国の未来に、無能な王妃は不要だ!」
とある日のパーティーにて……
セイラン王国王太子ヴィアルス・ディア・セイランは、婚約者のレイシア・ユシェナート侯爵令嬢に向かってそう言い放った。
隣にはレイシアの妹ミフェラが、哀れみの目を向けている。
だがレイシアはヴィアルスには見えない角度にて笑みを浮かべていた。
ヴィアルスとミフェラの行動は、全てレイシアの思惑通りの行動に過ぎなかったのだ……
主人公レイシアが、自身を貶めてきた人々にざまぁする物語──
殿下が真実の愛に目覚めたと一方的に婚約破棄を告げらて2年後、「なぜ謝りに来ない!?」と怒鳴られました
冬月光輝
恋愛
「なぜ2年もの間、僕のもとに謝りに来なかった!?」
傷心から立ち直り、新たな人生をスタートしようと立ち上がった私に彼はそう告げました。
2年前に一方的に好きな人が出来たと婚約破棄をしてきたのは殿下の方ではないですか。
それをやんわり伝えても彼は引きません。
婚約破棄しても、心が繋がっていたら婚約者同士のはずだとか、本当は愛していたとか、君に構って欲しかったから浮気したとか、今さら面倒なことを仰せになられても困ります。
私は既に新しい縁談を前向きに考えているのですから。
心の中にあなたはいない
ゆーぞー
恋愛
姉アリーのスペアとして誕生したアニー。姉に成り代われるようにと育てられるが、アリーは何もせずアニーに全て押し付けていた。アニーの功績は全てアリーの功績とされ、周囲の人間からアニーは役立たずと思われている。そんな中アリーは事故で亡くなり、アニーも命を落とす。しかしアニーは過去に戻ったため、家から逃げ出し別の人間として生きていくことを決意する。
一方アリーとアニーの死後に真実を知ったアリーの夫ブライアンも過去に戻りアニーに接触しようとするが・・・。
気がついたら無理!絶対にいや!
朝山みどり
恋愛
アリスは子供の頃からしっかりしていた。そのせいか、なぜか利用され、便利に使われてしまう。
そして嵐のとき置き去りにされてしまった。助けてくれた彼に大切にされたアリスは甘えることを知った。そして甘えられることも・・・
やがてアリスは自分は上に立つ能力があると自覚する
【完結】「別れようって言っただけなのに。」そう言われましてももう遅いですよ。
まりぃべる
恋愛
「俺たちもう終わりだ。別れよう。」
そう言われたので、その通りにしたまでですが何か?
自分の言葉には、責任を持たなければいけませんわよ。
☆★
感想を下さった方ありがとうございますm(__)m
とても、嬉しいです。
【完結】精神的に弱い幼馴染を優先する婚約者を捨てたら、彼の兄と結婚することになりました
当麻リコ
恋愛
侯爵令嬢アメリアの婚約者であるミュスカーは、幼馴染みであるリリィばかりを優先する。
リリィは繊細だから僕が支えてあげないといけないのだと、誇らしそうに。
結婚を間近に控え、アメリアは不安だった。
指輪選びや衣装決めにはじまり、結婚に関する大事な話し合いの全てにおいて、ミュスカーはリリィの呼び出しに応じて行ってしまう。
そんな彼を見続けて、とうとうアメリアは彼との結婚生活を諦めた。
けれど正式に婚約の解消を求めてミュスカーの父親に相談すると、少し時間をくれと言って保留にされてしまう。
仕方なく保留を承知した一ヵ月後、国外視察で家を空けていたミュスカーの兄、アーロンが帰ってきてアメリアにこう告げた。
「必ず幸せにすると約束する。どうか俺と結婚して欲しい」
ずっと好きで、けれど他に好きな女性がいるからと諦めていたアーロンからの告白に、アメリアは戸惑いながらも頷くことしか出来なかった。
忘れられた妻
毛蟹葵葉
恋愛
結婚初夜、チネロは夫になったセインに抱かれることはなかった。
セインは彼女に積もり積もった怒りをぶつけた。
「浅ましいお前の母のわがままで、私は愛する者を伴侶にできなかった。それを止めなかったお前は罪人だ。顔を見るだけで吐き気がする」
セインは婚約者だった時とは別人のような冷たい目で、チネロを睨みつけて吐き捨てた。
「3年間、白い結婚が認められたらお前を自由にしてやる。私の妻になったのだから飢えない程度には生活の面倒は見てやるが、それ以上は求めるな」
セインはそれだけ言い残してチネロの前からいなくなった。
そして、チネロは、誰もいない別邸へと連れて行かれた。
三人称の練習で書いています。違和感があるかもしれません
伯爵令嬢は身代わりに婚約者を奪われた、はずでした
佐崎咲
恋愛
「恨まないでよね、これは仕事なんだから」
アシェント伯爵の娘フリージアの身代わりとして連れて来られた少女、リディはそう笑った。
フリージアには幼い頃に決められた婚約者グレイがいた。
しかしフリージアがとある力を持っていることが発覚し、悪用を恐れた義兄に家に閉じ込められ、会わせてもらえなくなってしまった。
それでもいつか会えるようになると信じていたフリージアだが、リディが『フリージア』として嫁ぐと聞かされる。
このままではグレイをとられてしまう。
それでも窓辺から談笑する二人を見ているしかないフリージアだったが、何故かグレイの視線が時折こちらを向いていることに気づき――
============
三章からは明るい展開になります。
こちらを元に改稿、構成など見直したものを小説家になろう様に掲載しています。イチャイチャ成分プラスです。
※無断転載・複写はお断りいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる