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俺の本気
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気持ちい…… ど、しよ……
「んん?キスだけでこんなになっちゃって、大丈夫?」
「あ、うん。大胡さんのキス、やばい」
すっかり足の力、入らんようになっとる。
なんというかスペックの違いを見せつけられとる。
「キッチンで盛り上がるのもいいけど」
大胡さんは「よいしょ」と俺をお姫様抱っこして寝室に向かう。
ちょっと待って。これって男としてどうなん?
わたわたしとるうちに、大胡さんは俺をベッドに下ろす。
「俺、余裕ないよ。しのぶがいやだ、と言っても最後まで抱く」
「なに宣言しとるん」
「今日まで待ったんだ。もう待てない」
「んっ」
乱暴にキスされて俺は大胡さんを支えきれず、ベッドに押し倒されるかたちになった。
だめだめだめだめっ!
無理無理無理無理っ!
俺は思わず大胡さんを腕で押しのける。じゃが全然動かん。
「なに?」
不満そうに大胡さんは唇を離す。
「いや、だって」
「なんで?嫌なの?」
「嫌……ってわけじゃないけど、えっと」
「心の準備の時間は十分とっただろ」
「しゃ、シャワーっ!そう、シャワーを浴びたい、な」
「そうやって時間稼ぎするつもり?」
心の準備をする時間もいっぱい取ってもらったし、俺も覚悟を決めたはず。なんじゃけど、やっぱり「いざ本番!」となると、それはその。
「しのぶのこと、いっぱい気持ちよくさせてあげる」
「ふぇ」
「心配せずに全部任せて、しのぶ」
「じゃけど」
「だぁめ」
なに、そのかわいい「だぁめ」って。って、あ。
Tシャツの裾から手を入れて大胡さんが腹を触ってくる。
「だめ!シャワー!」
「じゃあ、一緒に」
「い、一緒?!」
「そうだよ。これ以上は譲れない。これ、どうにかなりそう」
大胡さんはがちがちのを俺の太腿にこすりつけてくる。
え、ちょっと。
俺はまじまじと大胡さんを見上げた。
今日のデートは仕事用じゃないお洒落スーツで、そのまんま俺を押し倒して、スーツのズボンの前ぱんぱんで、って、めっちゃカッコ悪くない?
あのいつもカッコいい大胡さんが、俺にめちゃめちゃ欲情しとる、ってこ…と……?
ここまで考えたら、顔と頭がボウッ!と沸騰して、ほっぺが赤くなるのがわかった。
「俺の本気、わかってくれた?」
小さくうなずくと、大胡さんはちゅっと俺のほっぺにキスをした。
「じゃあ、一緒にシャワー。いいね?」
「んん?キスだけでこんなになっちゃって、大丈夫?」
「あ、うん。大胡さんのキス、やばい」
すっかり足の力、入らんようになっとる。
なんというかスペックの違いを見せつけられとる。
「キッチンで盛り上がるのもいいけど」
大胡さんは「よいしょ」と俺をお姫様抱っこして寝室に向かう。
ちょっと待って。これって男としてどうなん?
わたわたしとるうちに、大胡さんは俺をベッドに下ろす。
「俺、余裕ないよ。しのぶがいやだ、と言っても最後まで抱く」
「なに宣言しとるん」
「今日まで待ったんだ。もう待てない」
「んっ」
乱暴にキスされて俺は大胡さんを支えきれず、ベッドに押し倒されるかたちになった。
だめだめだめだめっ!
無理無理無理無理っ!
俺は思わず大胡さんを腕で押しのける。じゃが全然動かん。
「なに?」
不満そうに大胡さんは唇を離す。
「いや、だって」
「なんで?嫌なの?」
「嫌……ってわけじゃないけど、えっと」
「心の準備の時間は十分とっただろ」
「しゃ、シャワーっ!そう、シャワーを浴びたい、な」
「そうやって時間稼ぎするつもり?」
心の準備をする時間もいっぱい取ってもらったし、俺も覚悟を決めたはず。なんじゃけど、やっぱり「いざ本番!」となると、それはその。
「しのぶのこと、いっぱい気持ちよくさせてあげる」
「ふぇ」
「心配せずに全部任せて、しのぶ」
「じゃけど」
「だぁめ」
なに、そのかわいい「だぁめ」って。って、あ。
Tシャツの裾から手を入れて大胡さんが腹を触ってくる。
「だめ!シャワー!」
「じゃあ、一緒に」
「い、一緒?!」
「そうだよ。これ以上は譲れない。これ、どうにかなりそう」
大胡さんはがちがちのを俺の太腿にこすりつけてくる。
え、ちょっと。
俺はまじまじと大胡さんを見上げた。
今日のデートは仕事用じゃないお洒落スーツで、そのまんま俺を押し倒して、スーツのズボンの前ぱんぱんで、って、めっちゃカッコ悪くない?
あのいつもカッコいい大胡さんが、俺にめちゃめちゃ欲情しとる、ってこ…と……?
ここまで考えたら、顔と頭がボウッ!と沸騰して、ほっぺが赤くなるのがわかった。
「俺の本気、わかってくれた?」
小さくうなずくと、大胡さんはちゅっと俺のほっぺにキスをした。
「じゃあ、一緒にシャワー。いいね?」
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